【神戸ブルベ】☆BRM106神戸300(甲) Gara Pagos Stage.Zero✌【新シリーズ】

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 神戸発山岳ブルベ VT (バーリトゥード)を完走してから約4ヶ月 (過去記事: 完走! 神戸600VT 【累積標高8000m以上】)。今年からGara Pagos (ガラパゴス)に変化(へんげ)し、新年早々300kmのStage. Zero(以降、”GaraPagosゼロ”と記載。略してGPだとグランプリ(Grand Prix)になってしまうし…)が開催された。エントリーを直前まで渋っていたが、何とか完走してきた。
BEKOBE_goal
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<目次>
□ 部分試走
□ 準備
□ 淡路島サイクリング・3つの山寺
□ 淡路島サイクリング・柏原山と1本前のジェノバライン
□ BE KOBE狩り
□ 所感

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□ 部分試走
 昨年、300VTは完走が見通せずエントリーしなかったが、VTシリーズが終了になると聞いたので、一度走ってみようと思っていた。12月のとある日、フレッシュのメンバーを巻き込んで、部分トレースに行ってみた。結果、1時間遅れでスタートした&淡路島バーガーを堪能したのもあるが、淡路島内5ヶ所の登坂チェックポイントのうち4ヶ所目の大ボス柏原山でナイトハイク(押し歩き)になり心が折れ、白旗終了宣言。

夜景がすごくキレイ。
この後下りでパンク。島内最後のチェックポイント1ヶ所をスルーするも、ジェノバライン最終便で何とか脱出という体たらくであった。
 GaraPagosゼロでは、300VTよりも神戸~明石(Part1)の距離が短くなり、淡路島内(Part2)はチェックポイントが1つ減って私たちの部分トレースと同じに、脱出してから(Part3)は六甲山を登らない代わりにBE KOBEモニュメント5ヶ所を巡るため距離が伸びていた。「BE KOBE」という言葉は、阪神・淡路大震災から20年を機に「市民が神戸市民であることを誇りに思う気持ち」を表したメッセージらしい。モニュメントは海側の平地にもあるが、”山の中の何でこんな所に”という場所にもある、自転車で行くプチ映えスポットだ。それはそうと、副題は”NOUVEAU AWAJI”…にゅーあわじですやん。関西人ならあのホテルのCMメロディーが自動的に脳内再生される。
 初版では、私のペースではPart2の島内192kmをめっちゃがんばって12時間で走って乗船し、Part3を16.8km/hで走らないと完走が望めず、交通量が多い場所もあったり100km足らずで1500m登ったりで、完走可能性が希薄な挑戦に思われた。エントリーを渋っていたが、フレッシュ仲間のプッシュが強くてエントリーしてしまった。その後のルート修正でPart1が30分短縮され、結果Part3で使える時間が30分増え、海沿いのBE KOBE巡りが1ヶ所減り、完走条件がだいぶ緩和された。

□ 準備
 年始ならでは(?)の準備がいくつかあった。12月は半分ほど風邪で体調を崩していて、あまり動けないうちに体重が2kg増加。しんどくても増えるなんて…。年末年始は全部休みにすることができたので、できるだけ自転車に乗る機会を作って暴食を避けて+0.5kgに抑えた。車体のほうは、タイミング悪くロードバイクをショップに預けていて、作業を急いでもらって年末に回収してきた。諸事情でビンディングペダルからフラットペダルに変えることになったので、自転車通勤に使っているウォーキングシューズを少し工夫して、足首~踵付近だけ強めに締められるようにした。
ウォーキングシューズ
 部分試走を通じて、補給で停まる時間を減らそうと携行食は多めに、普段の100km相当分を準備した。その他、柏原山で押し歩きしたときにソックスの踵部分が薄くなっていて靴ずれを起こしてしまったので、くたびれていないソックスを選んだ。
 当日は1月にしては暖かい天気予報で、5~12℃くらいだった。上は10℃、下は5℃に合わせてウェアを選択し、寒かったらレインウェアを着ることにした。

□ 淡路島サイクリング・3つの山寺
 前泊場所を決めたのは前日。お手頃価格で泊れる駅近ホテルが見つかり、しっかり眠れたのはラッキーだった。御崎公園まで2kmとスタート地点へのアクセスもよい。

神戸ルミナスホテル 兵庫駅前
●「JR三宮駅」より3つ目の『JR兵庫駅』より徒歩2分。
■お車でお越しの方は『阪神高速柳原I.C』から2分。

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 スタート地点に着き、ささっと受付と車検を済ませる。見回すと、同じ日のグルメライド系ブルベ・通称”カキオコ”と間違えてエントリーしてしまったという紫芋兄さんがブロンプトンで来られていた。今回、ロードバイクが戻らなければグラベルロードしか手元にないからDNSしよう、と思っていた自分が恥ずかしくなった。
 始発のジェノバラインに間に合うためには、10分前に切符を買って並ばなければならないので、50分で明石に着かなければならない。部分試走のときは55分掛かっていたので、そのときよりペースを上げて、ついていける人がいれば後ろにつかせてもらった。しかし皆速くて、ほとんど1人で走ることになった。
Akashi
 ジェノバライン乗船時間は13分程度。何か補給するほど走っていなかったので、乗船中はトイレに行っただけでぼーっとしていた。紫芋兄さんもさすが、間に合っていて、これ以降の険しい道程と真逆な、和やかなブロンプトン談義が聞こえていた。
 岩屋から登り開始まではやや向かい風。最初だけでも誰かについていけたら、と思ったが皆速くてついていけない。走り込み不足を実感する。後から気づいたことだが、サイコンに入れていた淡路島内のナビゲーションもおかしくて、途中の交差点で迷っていたら幾人かに追い抜きざまに方向を教えてもらった。ロードバイクの中では最後尾だろうなと、この時点で勘づいていた。
 フォトコントロール1は常隆寺。淡路三山の一つとして高山信仰の聖地として知られている、らしい。部分試走のときは足付きなしで登れたが、フラットペダルにしたせいで、最後のほうでつま先が浮いたので押し歩きに切り替えた。調子が悪い。
Joryuji
下りの途中で、ブロンプトンを押し歩きする紫芋兄さんとすれ違う。ガッツがすごい…。
 休憩をほとんどしないつもりだったが、季節外れの暑さで自販機休憩をせざるをえなかった。淡路島は自販機には困らないのがありがたい。飲料補充を行っていると、雨がぱらついてきた。降る予報ではなかったのに…。
 フォトコントロール2の鷲峰寺(わしみねでら)は淡路島西国三十三ヶ所霊場の1つ。案内するのはちょっと顔色の悪いこの小僧さん。
Wahiminedera
苔の生えた舗装路だったが、雨は幸い短時間で止んだので、滑りやすくはなかった。試走のときは足付きせず登れたが、ここでも勾配がきつい所は押した。調子の悪さを単独走だともろに感じてしまい、4人でガヤガヤ登っていた部分試走のときと比較してしまってイマイチやる気が出ない。
Washiminedera
第二十七番 麻耶山鷲峰寺☺
さこっちさんと入れ替わりで写真を撮る。「雨が降るとは聞いてないですよね」などと話をする。ここでは”満面の笑みで自撮り”を指示されている。笑みが出るわけもなく、「いーひひひ」と言いながら何とか自撮りする。周りに誰もいなくてよかった。
 写真を撮ったらさっさと下りたいが、タイミング悪く狭い道で軽トラに阻まれてしまった。狭い道で後ろから車が来たら道を譲るようにしているが、自転車で追いついても譲ってもらえないのは全く不公平だな、と思いながらついていく。緩急つけたブレーキをさせてもらえず、だらだらとレバーを握り続けないといけないのが大変。
 一旦街っぽいエリアに出るがコンビニをスルーし、名もなき峠をクリアする。平坦でも22-23km/h台しか出ず、若干向かい風だったことに気づいておらず、ただ調子が悪いと感じていた。メンタルが不安定で、登りで鬱に、下りで躁になる。2ヶ月前に出た右足指の裏のしびれ感も時々強くなる。走り続けられるのか分からなくなった。
 フォトコントロール3の松尾山 感応寺に登る前の最後のコンビニで休憩した。早めの昼食も兼ねるつもりだったが、思い返すと昼食にしては摂取量が少なかった。感応寺は駐車場から上が激(!)坂。駐車場までも、最後のほうで躊躇なく押した。駐車場より上はウォーキングシューズでも登りにくい。つま先だけ使って少しでも急いで歩く。
Kannouji
松尾山 感応寺☺
ここも満面の笑みで自撮り指定である。
 この後は緩やかなアップダウンが続く。しかし、ナビの表示がおかしい。
Garminのナビがおかしい Garminのナビがおかしい
道は直線だし海岸線はガクガクだし、道が海に落ちている始末。地味にストレスだった。
 海沿いはそれほど風は強くなかった。写真を撮って気分転換を図る。
Tsui
次のチェックポイントの旧道の駅うずしおは工事中。警備員が立っていたので、手前の看板で撮影。
Roadside Station Uzushio
戻るとこちらに向かってロードバイクが1台やって来る。”こちらには何もありませんよ~”と伝えようとすると、にこやかに手を振ってくれる…ブルベ参加者だった。どうやらグルメを堪能されていたらしい。自分がロードバイク最後尾だと認識していたので怪訝そうな顔をしてしまった。
 道の駅うずしおが工事中のため、少し手前のうずまちテラスが臨時で営業している。試走のときはここで大休憩をしたが、道の駅での補給は敷地の広さ、補給の定番品があるとは限らないので、時間のロスになることが多い。昼食の時間だったが思い切ってここはパスすることにした。そう決めたときにちょうど休憩を済ませたさこっちさんが出て来て、先ほどの方と話しながら進んで行った。そして差が広がる。

□ 淡路島サイクリング・柏原山と1本前のジェノバライン
 さすがに補給不足を感じたところで自販機休憩。暑い日だったので飲料の補充をしないともたない。少し多めに飲んでカロリーを搾り取り、補給食を昼食代わりにした。この後まとまった補給場所はないが、淡路島は自販機には困らないので柏原山に入るまでは補給の心配はさほどない。手持ちの補給食で柏原山を下るまでは何とか足りるだろうと判断し、特に不安なく再出発。さらに試走のときに覚えていた場所でトイレ休憩。
 淡路島の南側は風が味方して、平坦は何とかがんばって24km/h台だった。”前の人が見えたらいいのに”と思いながら飛ばすのはしんどかった。まもなく、昨年9月に閉館となったナゾのパラダイスの手前の長めの登坂に差し掛かる。”もういいや。もう追いつくのは諦めよう”―前を追いかけるのをやめたら精神的にすっと楽になり、ようやくフラットペダルでのポジションが安定したようで脚が動くようになった。全くの余談だが、ナゾのパラダイスが3月29日(金)~3月31日(日)の3日間限定で再開されるので、気になる方にお勧めしておく(ウェブサイト)。
 15:30までに柏原山登り口に到達。さこっちさんが押し歩きしているのを見て元気が出る。前半3つの山寺は押し歩きしたが、それに近い勾配でもいくらかは乗車して登れた。試走のときは日が落ちていて、ライトに照らされた急勾配は壁のようだったが、明るかったので壁というほどには感じなかった。でも急勾配で押し歩くのは変わらない。たまに乗って進んでいると、前を行く人にも追いついた。一緒に押し歩きをしながら「歩くときと漕ぐときでは使う筋肉が違いますから(休めます)ね~」と話し掛けると、「ポジションを変えているのと同じですからね」という知的なお答えが返って来た。ふと人の気配を感じて後ろを見ると、さこっちさんが猛烈な速さで歩いて追い上げてきていた。
 こうして”押し歩き友の会”一行は北展望台を目指す。道は荒れていたかもしれないが、押し歩きでは問題にならなかったし、昨年のVTシリーズで多少の石はなんか見慣れてしまった。
Kashiharayama
展望台に向かう前に休憩がてら眺望を撮影。展望台までアップダウンが少しある。戻って来る参加者には歩いている人もいた。どこかでがんばり過ぎたのだろう。
Kashiharayama
階段を登って、柏原山北展望台☺
ここも満面の笑みの指定。周りに人はいるが、気にしていられないので「いーひひひ」と言いながら自撮りする。ここは階段を登ってまた降りないといけないので、自転車を下に置いて自撮りだけして戻って来るのが速いと思うのだけど、皆自転車を引き連れて来ていた。写真では展望台とは伝わらず映えなくとも、愛車と来た記念にしたいのだろう。
 この時点の時刻は16:30頃。柏原山からジェノバラインに乗る岩屋までは44.4km、18:30の自転車乗船開始時間まで2時間しかないので、18:40発は諦めて19:20発に乗ろうと思っていた。元々そのつもりだった。下りは快調に、うす暗くなりつつあったが前照灯もなくてもよいくらいで気持ちよく下れた。下って岩屋までの残りの距離を見たら34kmちょっとで、乗船時間までは1時間半だった。もしかしたら間に合うかも? 予定のコンビニ休憩をせずに乗るほうに賭けてみることにした。乗車しながら素早く摂取できる補給食は尽きかけていて、ジェノバラインの中で摂る予定だったアミノバイタルのゼリー135kcalをやむなく飲み干した。
 30分経過して、残り1時間で24kmちょっと。27-28km/h出ていたのでやはりがんばることにした。が、段々と信号が増えてくる。少し緩い登りがある。風は悪くないが体力が落ちてくる。残り20kmで飲料が尽きた。ペースが落ちつつも諦めずに走っていると、残り17kmで後ろから2人組がやってきた。単独では無理だが後ろについて行くことはできた。神兄貴!
 2人組かと思いきや1人は脱落され、もうお1人は緩い登りでは私のほうが速くて前に出ることになった。実質引いていただいたのは6kmくらいだっただろうか。しんどくて「あ゛ー」とか「う゛―」とか唸りながらなんとか24km/h台を維持して必死で漕いだ。港に近づくにつれて信号が増えていくので全く余裕がない。
 最後まで気を抜かず、何とか18:30の乗船時間に間に合った。係員さんの急かす視線を感じながら写真撮影。
Iwaya
1人だったら絶対間に合っていなかったので神兄貴殿に感謝である。

□ BE KOBE狩り
 18:40にジェノバラインは出航。船内で補給食を食べて時間を少しでも有効に使う。しかし、船から降りると結構な雨が降っていた。周りに聞いても、降る予報ではなかった、と言っていた。それならと、レインウェアなしでリスタートしかけたところで雨脚が強くなり、屋根の下に戻ってレインジャケットを上下着ることにした。
 時間のロスを抑えたつもりだったが、恐らく同じ便の最後尾で19:00にリスタート。皆さん速度だけでなく判断も行動も素早い。補給不十分で淡路島を脱出して来たので、最寄りのコンビニで少し食べ足した。しかし、ゴミ箱も屋根もなくて満足度の低い休憩だった。
 しばらく進んでからボトルの飲料を足し忘れたのに気づき、雨が止んだところでまたコンビニに寄った。トイレに行ってプロテクトJ1を塗り直し、レインジャケットを脱いで、前半暑かったのに飲み忘れていたツゥランをようやく飲んで、整え直す。気温は走り始めが若干寒い程度で、走るには問題なかった。
 Part3は淡路島内とは打って変わって普通のブルベだった。
Tsukuhara_BeKobe
フォトコントロール つくはら(衝原)湖のBE KOBE モニュメント
ブリーフィングでライトアップされていないので見つけにくいと言われていたが、橋の右下を探すよう言われていたのでGoogleマップを参考に目を凝らすとすぐに見つかった。
 次のBE KOBEに行くまでにまた1ヶ所コンビニに寄り、しっかり補給を取る。残り60kmくらいなので大休憩は最後になるだろうと思った。ここから暗い山道っぽいアップダウンがあり、距離のわりにかなり時間が掛かった。普通のブルベだと思ったのは気のせいだったかもしれない。
Osawa Fruit-Flower Park
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
この日はライトアップイベントのイルミナージュの開催日だったが、私が着いたときにはもちろん終わっていて、中に入ることができた。が、Googleマップで調べていたBE KOBEモニュメントの位置と思しき場所には何か別のモニュメントがあり、BE KOBE狩りは不完全燃焼となった。
 戻る道で、コントロールに向かうさこっちさんに会う。1つ後のジェノバラインで来られているが、だいぶ捲いて来ている。「大丈夫、間に合います!」と応援をいただく。自身がギリギリ隊なのに優しい。というかメンタルが強い。
 神戸ブルベではよく下りの稼ぎ区間となる道を、今回は黙々と登って行く。再度山(ふたたびさん)までは意外と下りが多かった。下りはすぐ終わるような気がしていたので抑え気味で下ってしまったが、もうちょっと積極的に進めばよかったかもしれない。再度公園を過ぎてから1つ目の登りはやたら長く感じ、実感以上に疲れていることに気づいた。一方で下りは長く感じ、段差舗装がうっとうしい。いつもは逆側から登る再度山の、入口的なトンネルとドーナツ舗装が待ち遠しかった。
 神戸の街中、ポートアイランドまでは都会だからというだけでなく、独特の導線で走りにくかった。自転車が歩道を進行しないといけない箇所があり、ちょうど信号待ちしていた先行の参加者に教えてもらった。押し歩き指定の箇所もあり、終盤で平坦でもじわじわと時間が消費されていく。若干迷いながらポーアイしおさい公園に辿り着く。
PortIsland_Shiosai Park
フォトコントロール ポーアイしおさい公園のBE KOBEモニュメント
 元来た道を戻り、信号につかまりながらもう少し漕げばメリケンパーク。
Meriken Park
ゴール メリケンパークのBE KOBEモニュメント
深夜でも人が結構いて、モニュメントは人気があった。もしゴールクローズにギリギリの到着だったら、写真を撮るのを譲ってもらえるかやきもきしたかもしれない。
 6km先のゴール受付まではちんたら漕いで行ったので遠く感じた。温かくて快適なスペースでくつろいでいると、さこっちさんの滑り込みゴールの報が。来られるのを待って完走を讃えて、ブロンプトン談義をして解散となった。

□ 所感
 ゴール到着時間を見ると、もし1本後ろ、40分後のジェノバラインに乗船していたら、上陸してから休みなしで走らなければ間に合わなかったと思う。淡路島内で十分補給してから乗船、リスタートのときには雨は止みかけていただろうことを考慮すると成立しそうだが、心理的にはあまりよろしくない。
 1月にしては異例の暖かさで、上は10℃、下は5℃を想定したウェアでは暑くて、自分には不利だった。一時的に脱ぎたくても、今回はショックコードのないサドルバッグだったので、外付けできなくて脱ぐことができなかった。サドルバッグの選択はいまだに課題である。
 フラットペダルでもGaraPagosゼロは完走できたが、つま先側のペダルの厚みが特に変わるのでポジションに慣れるのに時間が掛かった。足首の角度がかなり変わるはずで、慣れるまで勾配が強い所でつま先が浮き、一方で下りは普段ほぼ下ハンを使うがブラケットポジションでも安定していたのが印象的だった。今回は少なくとももう1人フラットペダルで完走されているし、歩きやすいようにSPDをわざわざ選んだ人もいた。
 試走は基本的には吉と出る。計画・覚悟の上で大変有用。が、精神的には吉と出るとは限らない。
 試走・本番とも1人では走れなかった道なので、フレッシュのメンバー、押し歩き友の会の皆さん、神兄貴殿、その他お話しした方々、1人でも走る主催さんに感謝をお伝えしたい。

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