グラベルロード(ディスクブレーキ)+パニア+バーレー ハニービーで自走キャンプへ

この記事は約5分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含むことがあります。

 ソロキャンプに使いたいと購入してから数年、ほぼ乗れていないグラベルロードがあったのですが、チャイルドトレーラーをけん引するというかたちに変わってキャンプ仕様になりました。もともと自転車ソロキャンプをしていた頃にたくさん積載できるアドベンチャーロードが欲しいと思っていたのですが、コロナ禍で入荷時期が全くの未定になっており、代わりに店頭にあったグラベルロードにしたのです。本当は通勤にも使うつもりだったのですが、平日は置き場所がなくて使えず、家でほこりをかぶりかけていました。
 子どもが生まれてからはソロキャンプにはめっきり行かなくなり、代わりに子どもを連れてチャイルドトレーラーでロードバイクを輪行してキャンプに行くようになりました。私のロードバイクはリムブレーキですが、グラベルロードはディスクブレーキでスルーアクスル固定。どういう連結になるのかやってみようと思いました。
 過去記事: ロードバイク(リムブレーキ)編はこちら
 ロードバイク(リムブレーキ)+バーレー ハニービーで自走キャンプへ
 リムブレーキの場合は、リアのクイックリリースを外して専用のト取り付け金具を挟み込むだけ(フレームが緩衝するときはアダプターが必要)なのですが、ディスクブレーキの場合は専用のスルーアクスルが必要です。

↑Burley公式動画(YouTube): Burley Thru Axle | Instructionalより

代理店公式サイト
お値段はともかく、私が買おうとしたときにはいろいろなオンラインショップで適正価格では入手できませんでした(現在は復活)。公式サイトの”在庫限り”という文字も何だか不穏です。あと、エンド幅(OLD・オーバーロックナット寸法・エンド幅の内寸)と軸長と数値が2種類あるというのを理解していなくて、危うく合わない物を買うところでした。

もともとのスルーアクスル。Lengthは軸長を示しているらしい?(現在行方不明)
勉強不足といえばそうとしか言えないのですが、自力で何とかしようとして厳しいディスクブレーキの世界に入り込んだようです。
 いろいろ調べていると、ダボス キャリア用リアスルーアクスルを使ってバーレーをけん引できるようにしたというレポートを見つけることができました。
 参考サイト:
 CBN Bike Product Review より
  いかにしてバーレーを牽引するか ~DAVOSスルーアクスル~

ダボス(DAVOS) キャリア用リアスルーアクスル(M12×142) (length 177mm)
(Amazon楽天市場)
専用品ではないので自己責任にはなりますが、これを使うとリアラックとバーレーのけん引の併用も実現できそうです。
 というわけで、私もやってみます。トレーラーをけん引しないときは、パニアに仕事道具入れて砂利道通って休日出勤なんてできたら乙なものです。

取り付け金具の平らな2面が水平になるように取り付ければ完了。少しでも上向きに付けるとかなり連結しにくくなるので注意。

上から。

ドライブ側から。

連結時はチェーンステーかシートステーに安全ベルト(セイフティストラップ)を巻きつけるのですが、ディスクに当たらないかヒヤヒヤしますね。
 これでダボ穴がアクスルの両端に増設されました。さぁパニアの土台になるラックも付けてみましょ~♪
…と思ったら、手持ちのラックの足が広がらず幅が足りません。ディスクブレーキ車はエンドの幅が広く、最低でもディスクブレーキ用のラックでないと取り付けられそうにないことにここで気づきました。けれども、対応エンド幅(この場合は軸長+α・エンドの外寸≒スルーアクスルの全長)が記載されている製品が少ない。結局、ラックに詳しそうな町の自転車屋さんに相談しました。
 自走圏内の兵庫県尼崎市にあるLost & Found Bicycles ロストアンドファウンドバイシクルのオンラインショップで、数値的には取り付けられそうなラックを見つけたので実物を見に行ったのですが、やっぱり幅が足りませんでした。ラックに詳しそうという勘は当たりで、とっかえひっかえ候補を出してもらいましたが、エンド幅が足りない、もしくはケーブルに強く干渉する、ラックの天版がタイヤに当たるなど、即日店頭で無理なく取り付けられる物はありませんでした。
 また別の問題も発覚。

このグラベルロードはカーボンフレームで(たくさん積載したいなら何でカーボンにしたんや…)、ラックを前で支えるためにグランジ(grunge)のキャリアダホ付きシートクランプを使うつもりでした。が、シートクランプがメーカー独自(?)の形状で、グランジのを使うことができませんでした。

(Amazon楽天市場)
幸いシートポストはアルミだったので、そこにミノウラ(MINOURA) シートポスト クランプ MT-800N用クランプを取り付けることになりました。汎用性がないって本当にめんどくさい。

(Amazon楽天市場)
 結局、店主にいろいろ調べていただいて、後日トピーク(Topeak)のUNI EXPLORER DISC (公式サイト)と上記のミノウラのシートポストクランプで成立。トピークだけでもおびただしい種類のリアラックがあり、自力では到底探し出すことはできなかったでしょう(´Д`; 自分でやっている人はすごいと思います。店主曰く、ラック取り付けはスポーツ車よりもシティサイクル・ママチャリのほうがバラエティに富んでいて苦労されることが多いそうです。そうなのか。


喜びのあまり、最寄りのプチグラベル、伊丹空港(大阪国際空港)に走りに行ってきました。
 こうして、パニア付き・チャイルドトレーラー付きグラベルロードが成立し、先日自走でキャンプに行ってきました。

ハニービーは2人乗りですが、いつもキャンプのときには1人分の席を荷物で潰しています。荷物をパニアに振り分ければ、もう1人乗ってもキャンプに行けそうです。
 後日、実際の走行・キャンプについてレポートします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました