チューブ型ネックウェア Buff(バフ)

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 新型コロナウイルス感染症が流行して、スポーツ中もマスクを着用しようとしている人、マスク代わりにネックゲーターを使おうと考えている人が増えているようなので、参考に私が4年間愛用しているチューブ型ネックウェア Buff(バフ)の使い勝手について書こうと思う。他のネックゲーターは使ったことがないので、あくまでBuff(とその類似品)に限定した話になる。

□Buffおよび類似品
 Buffにもいろいろ種類があり、素材の違い(ポリエステル、メリノウールなど)、長さの違いがある。また「スポーツ バンダナ チューブ」などで検索すればより安い類似品も入手できる。

私が持っている類似品は、Amazonで買った物で素材はポリエステルでBuff オリジナルとほぼ同じ、長さはやや短い。ホールド力はBuffのほうがよく、類似品は最初からたるんでいたが、4年使っていて伸びるのが速いとかほつれやすいとかいうこともなく、まだ使えている。レビューを読むと、これには運要素もあると思う。
□マスクの代わりになるのか?
 何のためにマスクをするのかを考えないといけない。そもそもマスクの一番の目的はウイルスを含んでいるかもしれない自分の飛沫を飛ばさないこと。それが目的とすると、息苦しくなりにくいこれらのウェアは一重ではあまりに薄いし、二重にしても薄い(けどないよりマシ)。二重にすると触っているうちに内側だったほうが外側に出てしまうこともあるわけで、表と裏がはっきりしているマスクと比べるといいとは言えない。もともとの用途が異なるので当たり前といえばそれまでなのだが。
 自分がウイルス感染するのを防ぐという点でもマスクには限界がある。が、感染者と2m以内かつ3分以上接触したとしても、どちらかがマスクをしていて自分がメガネをしていれば低リスクということになっている(参考「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第3版)」 P.13)。不用意に口・鼻を触らないという点でもマスクは有用だというのは感覚的に納得がいく。感染予防という点でマスク(やネックゲーター)を過信せず、メガネやアイウェアをした上で、ネックウェアをマスク代わりにして、いわゆる3密(密閉・密集・密接)を避けて顔を触る前によーーーーーーく手を洗う、というのは妥当なところだろう。
 …なんやかんや言いつつ、日常生活では相手に安心感を与えるというマナーの観点からも、私もマスク類を着用している。
□使い方その1: フェイスマスク

 Buffの使い方には12通りあるとのこと。一番簡単なのが、鼻と口を覆うだけの”フェイスマスク”。頭や顔の大きさにもよるが、口に密着しない/しにくいので息苦しさはほとんどない。たるんだ類似品だとずれやすいので、後頭部の出っ張りより上まで上げている。そうすると自動的に耳と首も覆われて、吐息が首回りにも回ってくる。なので、冬は少し暖かくてちょうどいいが、5月でも買い物回りする程度の軽いサイクリングでも暑い。多分、これからの季節、このスタイルで運動するのは普通の人には無理だと思う。
 とはいえ、マスクが入手しづらかった時期、私は実際にこのスタイルで買い物などに行っていた。
□使い方その2: バラクラバ

 冬限定になるが、口元を覆うもう1通りの使い方が”バラクラバ”。頭をすっぽり覆った”フード”の状態から、顎下の部分を持ち上げて鼻と口を覆って目元だけが出た状態になる。耳が覆われて、吐息が首に回るので冬は暖かく、私にとっては欠かせない防寒具になっている。フェイスマスクより口に密着するので、登坂では苦しく感じることもある。
□使い方その3: ネッカチーフ

 首に巻くだけ。とりあえずこれで出掛けて、店に入ったり人に近づくときに鼻・口を覆うのでもよいのではないかと思う。
 夏は首の日焼け防止、汗拭きにこの”ネッカチーフ”をしていたときもあったが、ずっと着けていると汗の臭いが気になるのと、ないほうがやはり涼しいのでやめた。でも氷や保冷剤を巻いて首を冷やすこともできるので、持って行くのもいいかもしれない。
 冬はバラクラバでも寒いときにもう1枚”ネッカチーフ”を追加していたが、メリノウールの長いのを買ってからはそれ1枚で済ますことも増えた。
□使い方その4: サハリン(ターバン風)

 家で力仕事をするときなど、髪がうっとうしいときはこのスタイル。
□使い方その5: キャップ(帽子)

 裏返しにしてかぶって、1回ねじって戻すとキャップ代わりに。手持ちのヘルメットのうち、フィット感がイマイチのものを着用するときに使っている。
□使い方その6: リストバンド

 腕に巻き付けて汗拭きとして。サイクリングであまりそういう使い方をしている人を見ないので、ちょっと目立つかも。
□まとめ
・Buffなどチューブ型ネックウェアはあると便利。特に防寒面では優秀。
・これからの季節、運動中にマスクっぽく使うにはこれでも暑苦しい。
・マスク代わりにはならないけれどないよりはマシ。密になるならメガネやアイウェアも考慮。
・スポーツ中も3密を避けて、手をよく洗おう。

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