ピンバッヂを買いに ~BRM511~

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 オダックス近畿のブルベでは、ゴールでメダルの他にピンバッヂが購入できるのですが、200kmのをゲットしたくてBRM511に参加しました。噂によれば、走らなくてもゴールに行けば買えるそうなのですが、そこはやはり完走して買いたいのです。
□準備
ちょっと登り多めの200km、天気は暑くなりそう。
服装は夏仕様。
ボトルは2本持って行きたいところでしたが、1本没になって1本しか用意できませんでした。
途中でこまめにコンビニや自販機で補給したり継ぎ足したりすることにしました。
補給食は、やや登り多めなのでいつもより多めのカロリー(1.1倍)のうち、3分の1を持参することにしました。
普通の200kmを走ること自体は慣れていますが、距離が短いとアクシデントが発生した時に挽回できる距離も短いので、油断しないように行程表を作成しました。
もうひとつ、今回はゴール後にそのまま最寄りの温泉に入りたかったので、その荷物(着替え・靴・タオルなど)をバックパックに入れて背負って走ることにしました。
フィットしたバックパックで負担なく走れる距離がどれくらいなのか確認したかったこともあります。
15Lのバックパックに詰め込むと約3kg。いつもの約2倍です。
キャンプをするにあたって揃えたスタッフバッグのおかげで、以前よりかなりコンパクトに入るようになりましたが、それでもややパンパンでフィット感は100点満点中85点くらい。さてはて。
□トラブルの予感
いつものようにネットカフェ泊して受付に。天気のよい200kmということで参加者も大勢でした。
同じBrytonのサイコンを付けている人も何人かいて、わいわい情報交換をしていたのですが、そのタイミングでようやく
ルートのデータ入れ忘れてるわ(^ω^;)
と気づきました。ネットカフェにいたんだから、前日に気づけばワンチャンあったのに。
仕方ないので、Googleのマイマップに入れたデータで走ることに。
モバイルバッテリーがあるとはいえ200kmでよかったです。
スタートして間もなくしてなぜか一人旅に。
あるアンダーパスを避けたら右車線側に出てしまい、どこで戻ろうか気を取られているうちに通過チェックをスルー!
1.5kmほど通り過ぎてから気づいて戻る(´・ω・`)
前回の200kmより早くゴールするのを一応の目標にしていましたが、諦めてボチボチ行くことにしました。
貴志駅
T・A・M・A
□絶景多し
前半はどこかで一瞬14%台の坂を見ただけで激坂は少なく、あまり印象に残っていません。ただただ長いなーとちまちま登ってこなして、下りで視界が開けてしばらくすると絶景が。

五名谷川(ごみょうだにがわ)沿いの赤い橋が見える所(国道424号線、34.097682, 135.283697)で思わず足を止めました。
後から調べるとやはりこれらは全部ミカン畑で、何となく甘いような匂いがしていたのはミカンの花の香りだったようです。確かにジャスミンに似た匂いでした。
この後も景色はよく、
有田川
有田川(ありだがわ)。吉野川より豪快。
日高川
日高川。開けて流れている
登ったり下ったりして、ちょうど半分くらいの距離にあるコンビニPCで少し早めの昼ごはんにありつきました。
いつもだったら適当にパスタを選ぶところですが、その選択肢は先に到着した人たちによってすでになくなっており、少しカロリー控えめなチョイスとなりました。

海を見ながらの昼ごはん。
暑いけど気分は最高です。
□トラブル再び
さて後半しばらくして、橋の継ぎ目の凸にゴンッと強めに当たってから、信号2つほど超えたところで前輪がスローパンク。
さっきの山道で避けられずに踏んだヘビの怒りか…?
空気は完全には抜けていないものの、手に振動がガツンガツン来るし、まだ残りの距離もあるのでコンビニに避難。
まず現実逃避でコンビニ休憩。
現実に戻って空気を入れてみる。どんどん抜けてくる感じはないのでいけるかなと思ったものの、ポンプを片づけているうちにタイヤが柔らかくなってきているのでやはりダメ。
次に、スローパンクならクイックショットで何とかなるのではないかと思ってセットしてみる。いい感じにタイヤが膨らんできた。これいつまでバルブに挿しておくのかな、と思った瞬間、プシューッといってリム穴から泡がもこもこ=3 (^ω^;)
これくらいの圧で開く穴はだめだとようやく判断し、チューブ交換しました。
後日チューブを調べると、バルブとゴムの接続部に小さい穴が開いていました。

あの程度の凸でパンクするなんて、と思いますが、凹凸に備えられなかったことは反省。
しかしこの製品で短期間に2回目のパンクなので、このチューブはもう使いません。
クイックショットも没にするのがこれで2回目で、使い道がよく分からなくなってしまいました…。
余分な現実逃避とを含めて約40分の停車。
余裕があると踏んで休憩しまくった前半を少し後悔し、後半の山場・日の岬に急ぎます。
日の岬は爆風海岸線☆ミでも登らされており、(前回は心折れて歩いてしまったけど)足付きせず登れるのは分かっていたので耐えました。
日の岬Hinomisaki2.jpg
こんなに景色のいいところだったんですね。
ちなみに前回は↓

工程表を見るとまだ時間に余裕があるのが判明したので、写真を撮りつつ自販機に寄りつつゴールを目指しました。
晴れの海岸沿いの景色はいうまでもなく美しく、真夜中の激しい波の音と風の音がお供だった爆風海岸線☆ミがいかに苦行だったかが今になって分かります。ヽ(`Д´)ノもう来ねえよ!ウワァァン
□風光明媚
蜑取島
蜑取島(あまとりじま・弁天島) ウミネコの繁殖地らしい。
立厳岩立厳岩
立厳岩(たてごいわ)@白崎海岸
白崎海岸
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白崎海洋公園
ちなみに前来たとき↓

白崎海洋公園は昨年の台風21号で大きな被害を受けて閉鎖し、4月20日に一部開園となったところです。
もともとキャンプ場があり、まだ復旧中ですが再オープンしたらキャンプしに来たいですねー。
ここから残り40kmくらい。
白崎海洋公園を出てすぐが激坂、その後は少しアップダウンはありましたが、平坦もスイスイ進みました。
海岸沿いなのに風を感じない、おかしい。耳元で少し感じるかな? それが追い風でした。鈍い(^^;
爆風海岸線☆ミのときは残り30kmで補給不足になったので早めに補給。調子よく飛ばしていました。
残り20kmでやや空腹感を感じましたが、残り1時間くらいなら大丈夫かなとそのまま走り続けたところ、残り15kmで一気に減速。…一体前回で何を学んだんだ…(^ω^;)
一旦停車して補給して、速度は戻らないもののつらくはない状態でゴールしました。
ライド中の水分摂取は当初予想の2Lを超えて3L以上。ボトル2本を準備できなかったので、やはり休憩回数が増えてしまいました。
カロリー量は予想通りでした。後半の摂取のタイミングが遅かっただけ。
3kgのバックパックは100kmで腰が痛くなりました。ポジション変更の影響もあるかもしれませんが、もう少しフィットをよくする余地があるので次回以降に結論を持ち越しです。
そして念願の200kmバッヂ♪
よろこびのツイートはこちら↓


後日、4種類を並べた写真がこちら↓

…おわかりいただけただろうか。
ピンが折れて取れちゃったんですよ(´;ω;`)
ゴールでスタッフさんに複数買いを勧められたんですが、1つしか買わなかったんですよ。
また200km走れという啓示なんですかねぇ。
[場所・和歌山]

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