1泊目は旭川の神楽岡公園少年キャンプ村にて。
2日目は近くのコインランドリーで洗濯、隣のドラッグストアで小休止して、いよいよ本格的なツーリングが始まりました。
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<目次>
□ 北海道ライドの落とし穴
□ 上川ファミリーオートキャンプ村
□ 自転車旅は洗濯が命
□ 雨の朝
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□ 北海道ライドの落とし穴
2日目9:30、約51km・累積標高298mの平坦ルートで上川ファミリーオートキャンプ村を目指します。ルートは「道北サイクリングルートWebマップ」の旭川層雲峡自転車道線を参考に作りました。このサイトは2022年7月にオープンしたばかりですが、行きたい地域が含まれていれば自転車で走りやすい道を選ぶのに有効利用できそうです。この日の走行は以下の通り。


牛朱別川(うしゅべつがわ)を渡り、石狩川に沿って自転車道を進みます。自転車道には枝が結構落ちていて減速を余儀なくされ、トレーラーの跳ね上げている前輪に枝が刺さるということも。何かの綿毛(ポプラ?)がたくさん転がっている所もありました。週末で晴天にも関わらず自転車乗りには数人会うのみ。メタルクワガタが出没する淀川とは大違いで、気持ちよく走れる道で理想のサイクリングロードです。見晴らしがよいところで写真をいつもよりたくさん撮りました。ただ、同じような川沿いや畑の景色がずっと続くので、すごく贅沢なことですが飽きてきてしまうのも事実です。


30kmほど進んだ頃、晴天過ぎて飲料が尽きかけてしまいました。昼食を予定していたお店までまだ10km以上あります。普段は30kmでスポーツドリンク500mlを1本消費するかしないかですが、チャイルドトレーラーの負荷で時間が掛かっていたことが一因。気温は30℃以下でしたが、少し前の体調不良で暑熱適応が落ちていたようです。残りを飲み切ったら子どもの麦茶を奪おうか…。そう思いながら漕ぎ続けてさらに8km進むと、きのこの里パークゴルフ場に到着、自販機があるのを発見。

赤い例のアレが見えるぞ!
無事に水分補給ができました。まさにオアシスでした。後から地図を見ると、先に行かずに最寄りの愛別の町に出ればコンビニがあったのに、と気づくのですが。北海道の補給ポイントはやはり少なめです。

ここはなぜか川の近くまで行けるようになっていました。
もう5km進んで「山の食房」で昼食。ピッチャーごと冷たいお水をいただけたので助かりました。カレー大盛を頼んで子どもに分けて食べさせようとしましたが、一口で「辛いから食べない」と。子ども用にライス小と小皿を頼み直し、カレー大盛を1人で食べました。結構な量でした。

ごちそうさまでした。
□ 上川ファミリーオートキャンプ村
お店の前の自販機で飲料を買い足して、もう8kg進めばキャンプ場です。

国道39号線を西側から来ると看板がよく見えます。
まずは管理棟でチェックイン。参考までに費用ですが、大人500円、子ども250円、自転車1000円、ゴミ可燃・不燃200円(ペットボトルが不燃扱い)+消費税で2,145円でした。おむつを捨てさせてもらえるか確認したところ、袋に入れてトイレのゴミ箱に捨ててよいとのことで、大変助かりました。

管理棟横の案内板です。オシャレです。
以前はなかったウェブサイトができており、今年4月からカレンダーで営業日が記されるようになったことから、管理者が変わったのでしょう。ウェブサイトの存在に気づかず予約の電話を掛けていてなかなかつながらなかったのですが、営業日ではなかったようです。貸し切りで利用できない日もありますので、予約の際は営業日カレンダーで確認してください。
サイトはフリーサイトで、炊事場から遠くない場所にしました。

設営後、子どもとキャンプ場内を散策しました。

小川で遊んだり、東側の林で山歩きっぽいことをしたり、木の橋を渡ったり。

トクサ。根元に落ちている丸い実はくるみでしょうか。


ギボウシ。木陰を好むらしく、木の根元に生えていました。
そのうち喉が渇いて来たので、キャンプ場を出て西のほうに自販機を探しに行くことにしました。ガソリンスタンドにありそうでしたが、そこに行くまでに朝もぎ市場「ふくる」の前にありました。野菜の直売所とのことですがいろいろ売っていて、一目惚れした冷凍ハンバーグを買いました。
キャンプ場に戻り、おやつを食べたり子どもの川遊びに付き合ったりしてから、17時頃から夕飯の準備を始めました。準備中、子どもはウロチョロしていて一瞬で見失うこともあるので、熊鈴を付けた反射ベストを着用させていました。
(楽天市場)
これを子どもサイズに縫い縮めて、背中にDカン金具を縫い付けたものに、


モンベル トレッキングベル ラウンド モンタベア
これを取り付けます。あまりうるさくない熊鈴で、迷子防止にはちょうどよいくらいでした。

先ほど買った冷凍の上川トンバーグをお湯で温めます。家から持って来た乾燥パスタに乾燥野菜を入れて、あとはお吸い物。

初めて飲んだガラナもおいしかったです。
夕食後、食器を洗ったり片付けたりする間も子どもはウロチョロしていましたが、隣のデュオキャンパーさんがなんと子どもの相手をしてくださいました。前日泊った旭川から来られたとのこと。昨日会った友人が地元の人たちに親切にしてもらっていると言っていましたが、本当に親切で。おかげで食器類の片づけをほぼ全て終わらせることができました。子どもは子どもで、1年前まではペグやポールやガイラインに触らないように引っ掛からないように1回のキャンプで数十回ほど言っていましたが、人様のテントに不用意に近づくことはなく成長を感じました。
□ 自転車旅は洗濯が命
温浴施設いきいきセンター大雪の絆まで入浴に行く直前に小雨が降って来ましたが、近くなのでレインウェアを持つだけ持ってビューンとかっ飛ばして行きました。施設の前には前輪を突っ込むタイプの自転車置き場があって停めやすかったです。
自販機で入浴チケットを買って受付をしてコインランドリーの場所を伺うと、すぐ分かる場所にあったのはよかったのですが、19時までに回して欲しいというお話。うぉぉ、30分しかない。いつも1人でも40分は掛かるのに。子どもを急かして大急ぎで入浴して最低限の肌のケアをしてコインランドリーへ。おっと洗剤がない。洗剤チケットを買って受付で交換。今度は100円玉が尽きていた。受付でも100円玉が足りず両替不能とのことで、歯ブラシチケットを買ってお釣りで100円玉を作る。19時を少し過ぎていましたが洗濯開始。受付のおじさんが言うには、この時間からの乾燥は閉館時間が近くてお金が無駄になるかもしれないから原則お断りしているとのことでしたが、切羽詰まった感が伝わったのか使わせていただけました。洗濯40分+乾燥30分の間、施設のWi-Fiを借りて子どもと写真や動画を見て過ごしました。
洗濯が終わった頃には雨は止んでいました。最寄りのセイコーマートで翌日の朝食と補給食を購入。サイトに戻ると隣のキャンパーさんは焚き火中で、子どもは木を投げ込ませてもらったり、草相撲を教えてもらったりと、短い時間でしたがお世話になりました。
□ 雨の朝
夜間は雨が降っていました。撤収が面倒なので止んでくれたらいいなという思いもむなしく、朝まで降り続けました。6時前に起きたときにはかなりのザアザア降りで、レインウェアがないとトイレにも行けないほどでした。テントに戻ると中は濡れるし散々です。濡れて重くなったテントを運ぶのはなかなか億劫でした。天気予報を見ると8時台には弱まる予報だったので、予定通り8時に出発することにしました。
雨が降っていれば暑くないですが、この日はレインウェアを着ながらの峠越えになるので暑くなるかもしれません。前日の飲料不足を反省し、ペットボトル500mlを2本、前日余らせたお湯の湯冷ましを500mlほど持ってスタート。

72km先の丸瀬布を目指します。続きは後日リンクを貼ります。
追記(2023/9/20): 続きです。
今回利用した上川ファミリーオートキャンプ村について、以下にまとめました。以前と料金体系や利用できる設備が変わっているようですので、ウェブサイトをよく確認してください。
ウェブサイト
インスタグラム (情報量少ない)
利用期間: 4月29日~10月10日(2023年度)の週末とハイシーズン。
*ウェブサイトに営業日カレンダーがあるので確認を。
・チェックイン13:00~17:00
・チェックアウト~10:00
・予約: 電話
・料金: 入村料…大人500円、子ども250円 他
+バイク・自転車1泊1000円、オートキャンプ1500円 他
+ゴミシール: 可燃 100円、不燃(ペットボトル含む) 100円
特徴:
・芝サイト
・小川あり(大雪山の伏流水の湧水とのこと)
設備:
・トイレは簡易水洗。仮説トイレもあり、数は多め。
・シャワーなし。
・コインランドリーなし。
・自動販売機なし。
<周辺施設>
・入浴: 温浴施設いきいきセンター大雪の絆(ウェブサイト)…1.1km
木曜定休。冬季営業時間短縮。
・コインランドリー: 同上。洗濯機・乾燥機1組のみ。洗剤50円・洗濯200円(閉館2時間より前に回し始める)+乾燥100円
・自販機: 朝もぎ市場「ふくる」、ガソリンスタンド…約200m
・上川駅周辺にコンビニ、スーパーあり。

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