ロードバイク(リムブレーキ)+バーレー ハニービーで自走キャンプへ

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 先日、近場の初級ヒルクライムコースの途中にあるキャンプサイトに、チャイルドトレーラー付き自走で子どもと冬キャンプしてきました。下見のときはブロンプトン+子ども in ハニービー だったのですが、(目的地直前の激坂以外は)足付きせずに済んだとはいえ、さらにキャンプ道具も積んだ状態で走るのはとてもじゃないけど想像できませんでした。楽しんで行くためにも、ギアに余裕のあるロードバイクで牽引したいと切に思っていました。

 ところで、ロードバイク(リムブレーキ)でバーレーのチャイルドトレーラーを取り付けるのは、簡単そうで簡単にいかないことがあるので注意が必要です。基本は、リアのクイックリリースを外して、トレーラーのスチール製取り付け金具(公式サイト楽天Amazon)を挟み込むだけなのですが、

↑公式動画: Steel Hitch Guide and Instructions | Burleyより


フレームの形状によっては上記のようにフレームのひさしに取り付け金具が干渉して、うまくナットで挟み込めないことがあります。そのときは、リアホイールのクイックリリースを外し、ギア側(スプロケット・カセット側)にレバーが来るように左右を入れ替えて、別売のアダプター(公式サイト楽天Amazon)を取り付けてナットで固定する必要があります。

 以下、私の車体への取り付け方法です。

クイックリリースがよほど長くない限り問題ないと思いますが、まずアダプターの土台がクイックリリースのネジ部分を十分覆えているかを確認します。
普段クイックリリースを固定する要領でアダプターを取り付けた後、取付金具を添わせると

穴が大きくて結構ガサガサです。わざとそうなっているのかな。

車体を上下逆さまにして、取り付け金具を手で反時計回り押し下げながら、ナットをメガネレンチで時計回りに回して金具を固定しました。
 ―ここに難点が。このナットのトルク指示が20N・mとなっているのですが、さすがにメガネレンチやモンキーレンチのトルクレンチは持っていませんでした。買うにしても、ン万円もするし今後使うかどうかも…と思って締めているうちに、ナットを回すとアダプターが一緒に回るようになってしまったのでそこまでにしました。その後、別件で行きつけの店に自転車を持ち込んだ際に増し締めをしてもらいました。

取り付け金具の平らな2面が水平になるように取り付ければ完了。多少斜め下に向いても大丈夫ですが、逆に少しでも斜め上向きになると連結しにくくなるので注意。
 この状態で、右側のクイックレバーの開け閉めは問題なくできたので、輪行のときも取付金具が邪魔になるくらいのわずらわしさで済むと思われます(試してはないので想像です 実際想像通り・想定範囲くらいでした)。アダプターを使って取り付け金具を固定するほうが、クイックリリース付属のきのこの山のチョコ部分のようなナットで挟んで留めるよりはしっかり固定できているように感じられます。
 チャイルドトレーラー牽引でのヒルクライムの感想も書き記しておきます。私のロードバイクはコンパクトクランク(50-34)の11速(最大28)。エンジンは登坂苦手タイプですが、今回のルートは数年前に目的地直前の激坂を含めて足付きなしで登れています。いわゆる初級ヒルクライムルートに該当します。下見時のブロンプトン+子ども&お出掛けバッグ in ハニービーと、キャンプ時のロードバイク with サドルバッグ+子ども&キャンプ道具一式 in ハニービー の感覚的な負荷はほぼ同等でした。普段の足の感覚でギアを調整していると、勾配5~6%ですでにインナーローのギアを使い切り、9%くらいからまっすぐ進めなくなり、12%を超えるとペダルが重くて回せず低速でバランスが保てなくなり押し歩き。ブロンプトンの場合はしんどさのほうが先に来ましたが、ロードの場合はもちろんしんどいのだけど、技術的な問題のほうがやや先に来る印象でした。ロードのほうが全体的に圧倒的に楽で、キャンプに十分余力を残せました。平地ではブロンプトンと同じ感覚で左折したらトレーラーがセンターに振られ、出している速度もだいぶ違うようです。
 今回発見したのですが、ロードバイクは軽いからなのか、トレーラーの前の小さい車輪をけん引モードからベビーカーモードにすると自転車を自立させることができました。再現性があるかはわかりません。


風があるときや長時間そのままはオススメできませんが、自転車を立てての写真撮影がやりやすくなるかもしれません。
 次回は実際のキャンプについてレポートします。
(2022年12月5日に追記・修正)

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