低周波治療器 AT-mini Personal (ATミニパーソナル)の思わぬ効果

この記事は約4分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含むことがあります。

　低周波治療器が筋肉の凝りや運動後の筋肉の疲労、疼痛に効果があるという話を、3年くらい前にテレビで見た。ちょうど1000kmのブルベ(長距離サイクリング)に参加する前のことで、宿泊中に体のケアができたらいいなと思って購入。

実際に持って行ったのだが、結局は体のケアよりも寝る時間の確保にせいいっぱいで、使えるだけの時間的余裕がなかった。あと、一番痛くなって困ったのは筋肉よりも褥瘡気味になったお尻だった(汗)
　その後は時々使っていて効果がある気はしていたが、


もともと痛みに強いほうでもあり使用頻度は低く、正直湿布でも十分なのではないかと思うこともあった。自分の中では超高級湿布という扱いをしていた。でもこのたび、本当に効果を実感することがあった。ただし、スポーツに関連のないことで….。


　説明していくと、まず私が使っているのは伊藤超短波のAT-mini Personal Ⅱ(ATミニパーソナル2) (公式サイト)

＜楽天市場＞
2チャンネルあって、1ヶ所あたり2枚のパッド式電極で挟み込むようにして、2ヶ所を刺激できるようになっている。
電極はゲル状で、貼るだけでもひんやりとして気持ちがよい感じがする。なのでプラセボ効果もあると思う。消耗品で、ゲルが粘っこくなってきたり、刺激の時にピリピリ感を感じることが増えてきたりしたら替え時かなと思っている。

＜楽天市場＞
　ことの切っ掛けは、3月下旬に子どもの風邪がうつったところから。どちらかといえば大した風邪ではなかったけれど、喉が痛くてうつったと感じた次の日の夜、その夜だけ咳が止まらなくなった。で、多分右肋骨が疲労骨折したと思われる。咳やくしゃみをすると右胸骨の端から脇腹～背中にかけて激痛が走るので、直前に右胸に手を当てて痛みを和らげないといけない。息を深く吸えない。右側を下にすると痛くて眠れない。右腕で体を起こすことができない。左から子どもに体当たりされると右側に激痛が走る。ブロンプトンで通勤すると、振動が右胸に響く(前傾姿勢になるロードバイクは呼吸が浅めにはなるけど痛みはなぜか大丈夫なんだよねー、ハハハ…)。それが3週間ほど続いて、その間筋トレもできないし何かいろいろやる気がでないし、さすがに何とかしたいと思うようになった。朝起きるときから行きの自転車通勤中が一番つらいけど、痛み止めを飲んで汗をかいて脱水に傾く状態は避けたかったし、バストバンド(肋骨骨折のときに巻くやつ)だと問題ない左側も拘束するのが嫌だった。普通の湿布が効くような痛みとも思えなかった。
　そこでふと 超高級湿布の AT-miniの存在を思い出して、ある休日に肋骨に沿って胸と背中に適当に2ヶ所貼って、刺激も適当に”COMB”(HEAL 1時間＋CARE 11時間)を選択してみた。3時間ほど経ったとき、背伸びをして右手で棚の上の物を取ろうとしたとき、痛みがないことに気づいた。右手を伸ばすとき、体をねじるときにも、自覚していなかったけど痛みをかばって動いていたことに気づいた。億劫だった家事がサクサクできる。試しに横になって右下にしてみると、痛みは少し残っているけど寝られるし、右手で地面を押しても一応起き上がれる。痛みがないってすばらしい！
　これがずっと続いてくれるのかと思いきや、ハッピーな状態が続いたのは5時間くらいだった。刺激は続いているのに痛みがぶり返した。でも背中の痛みはだいぶ取れていた。筋肉の痛みが引いて、骨折(診断はついてないけど)そのものの痛みが残ったような感じだろうか。
　よい感触だったので、通勤や仕事中には使うことができないが、帰宅してシャワーを浴びてから次の日起きるまでCOMBモードで連日使うことにした。初日のハッピーな状態はその後一度も味わえなかったが、毎日少しずつよくなっていく感じがあって、少しずつ体をねじったりストレッチしたりできるようになった。最終的に6日間使って、効果＞手間から手間＜効果となったので使用終了。
　低周波治療器 AT-mini Personalは、運動後の筋肉痛だけでなく、ひどい咳の後の肋骨周りの痛みにも有効だった(個人の感想です)。ちなみに、痛めてから6週間以上経っているけどバイシクルクランチができない程度に、力を込めてねじる動作のときにまだ痛みは残っている(痛めてなくてもできないけどさ)。肋骨骨折は4～6週くらいで治るらしいが、もう少し待たねばならないっぽい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました