Part 1と2は1回目の2泊3日の和歌山自転車親子キャンプツーリング、Part3と4は2回目の2泊3日のツーリングです。自転車向けモバイルスタンプラリー WAKAYAMA800(ウェブサイト)の「ROUTE2. 紀の川の原風景を走る。」の5ヶ所のポイントをのうち、1回目で1ヶ所回り切れなかったので2回目で巡ろうとする話です。
1回目・1日目↓
和歌山・紀北自転車+チャイルドトレーラーキャンプツーリング Part 1:
九度山福山野営キャンプ場
1回目・2~3日目
和歌山・紀北自転車+チャイルドトレーラーキャンプツーリング Part 2:
リバーサイド新城キャンプ場
2回目・1日目↓
和歌山・紀北自転車+チャイルドトレーラーキャンプツーリング Part 3:
まだ名もないキャンプ場@橋本市
2回目の2日目は、激坂の先にある「丹生都比売(にうつひめ)神社」(公式ウェブサイト)に向かいます。
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<目次>
□ アタックかつらぎ
□ 川と森の隠れ場
□ ケーブルカーを見に
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□ アタックかつらぎ
2日目は27km・累積標高430mくらいのルートです。途中はSR600KRと同じで、累積標高のほとんどは5.5kmに凝縮されています。

県道13号線→109号線の道は下ったことはありますが、登りは初めてです。
109号線に入ってわりとすぐに押し歩きモードになったので、特に語れることがありません。

灰色の部分はほぼ全〜部押し歩きです。その歩く速度も、磁石式の普通のサイコンが反応しないくらいの低速…。途中、工事で片側通行があり、当然信号が青のうちに通り抜けられないのですが、有人で途中退避させてもらって事なきを得ました。季節外れの滝のような大汗を流しながら耐え、やっと下りに入って丹生都比売神社に到着。駐車場に入るのに躊躇われてぐるっと鳥居のほうへ回ると、係員に鳥居の隣にある身障者用の駐車場に案内されました。

これでWAKAYAMA800 「ROUTE2. 紀の川の原風景を走る。」の5ヶ所コンプリートです!! 今年度から仕組みが変わってガチ勢でなくても楽しめるよう幅が広がったとはいえ、小さい子どもがいても賞品に応募できるところまでできたという達成感が得られたのはよかったです。
せっかくなので参拝もしました。鳥居をくぐるとすぐに輪橋という太鼓橋があり、2人で渡りました。お参りして、あまりに汗をかいたのでもう先が下り基調とわかっていましたが、ポカリスエットを買い足しました。駐車場にきれいなトイレもありますし、貴重な休憩スポットです。
□ 川と森の隠れ場
丹生都比売神社から真国川(まくにがわ)に沿って走り、とある支流を登って、ツィートで知ったかつらぎ漆黒の森野営キャンプ場(※)に向かいます。
(※ 2024/10/14追記: 正確な時期は不明ですが閉業されています)
キャンプ場のご予約が
入りませんので
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お一人様500円!
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リツイートしてもらうだけが
条件です!!
期限は今年! pic.twitter.com/Zm4cRrRhFy— かつらぎ漆黒の森野営キャンプ場JBB (@KJBB800) September 22, 2022
2022年年末まで限定ですが、これは行きたくなるでしょう~ (^-^)
まだ今年9月にオープンしたばかりというのと、あまり細かく書くのも雰囲気として似つかわしくない気もして、写真は控えめにしておこうと思います。公式インスタグラムに素敵な写真が載っています。詳細確認していない点が多いですが、キャンプ情報はこちら(2022/12/8日追記: ウェブサイトができました)。
ウェブサイト
インスタグラム
予約・問い合わせ: DM (インスタグラム・Twitter)・電話
□特徴
・川と森の雰囲気を生かしつつも結構広いサイト
・直火OK
□利用期間・時間
・通年
・宿泊: チェックイン 12:00まで
□利用料
・大人1人 2000円
・前日・当日キャンセル料全額
□その他
・Google mapより先に進む。ヒントは川のそば。看板なし(降りる道がある)。
・携帯電波なし。auならたまに入る。
・オートサイトあり。
・電源サイトなし。
・ごみ持ち帰り
・薪無料(期間限定かも)
・水道なし。シンクなし。川の水量が多ければポンプで上げている。
・トイレはボットン(新調予定あり)
・九度山福山野営キャンプ場の姉妹店
※詳細は事前に問い合わせを。
□周辺施設
・・・
Google mapの案内が途絶え、携帯の電波が途絶え、不安のあまり漕げずに押し歩きして川の方を見ながら進みました。他のキャンパーさんのテントが見えてここだと分かり、入口を下って行ったところ、またやってしまった。 入口の坂道は非常に急で、トレーラーが斜めに滑ってきた。管理人さんが気づき、降りるのを手伝っていただきました。

ちょっと上から見た入口の急坂。
移動距離が少なくて済むようにとの配慮で、降りてすぐの所のサイトになりました。もっと川に近いサイトもあり、この日は4組ほどで満員でした。

利用したサイトはこじんまりしていますが、2人ならちょうどいい広さでした。奥に見える鉄骨は、元々別荘地だったここにあったボロ家を撤去した後だそうで、ゆくゆくはログハウスを作ることを検討されているとのこと。そしてキャンプ場開拓に伴って出てくる木材を、薪として無料で提供されています。杉の葉も落ちていて、直火もOKなので、焚き火を楽しむにはもってこいだと思います。

最近雨が降っていなかったとのことで川の水が少なく、ポンプでの汲み上げはできないとのことで、設営後に早速浄水器を持って川辺に行きます。子どもに「水に入らないでね」と言ったときにはもう片足突っ込んでる∑ヾ(;゚□゚)ノ すぐ引き止めましたが油断も隙もない。靴の外側が濡れるだけで済みました。
浄水器はグレイルの…を連日使っています。1回使用すると仕様期限が3年なので、できるだけたくさん使いたいと思っています。
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(楽天市場)(Amazon)
このあたりは獣の電気柵もあるような場所なので川の水そのままを飲むのはダメですが、浄水した水を少し味見したところおいしかったです。
トイレは管理人さん自ら「汚いですよ」と言われましたが、”野営”キャンプ場ですからあるだけでありがたいです。子どもが自分でトイレに行きたがる年頃になるとちょっと怖がるかもしれませんが。年内500円キャンペーンは、実は資金を貯めてトイレを新調したいからとのことでした。あえて破格に踏み切るところが男前です。

設営中はペグを石でトントン叩いて手伝って(?)もらい、昼食は外で食べました。秋はよい季節ですね。電波が入らないので、ご飯の後は子どもと一緒に昼寝ですzzz
おやつを食べた後、電波が恋しくなって人里のほうに散歩に出かけました。


子どもに野草の解説を(分かる物だけ)してやりながら、たまに突然その場でクルクル回るのに付き合わされながらTwitterを見ていましたが、しばらくして「出た」と報告が。30分も経たずにテントに戻ることになりました。
予定より早めに戻ることになって遊びのネタが尽きたので、早めの夕飯にすることにしました。夕飯はテント内で。子どもは暗いとまだ上手に食べられないので、夜はテント内にsnowlineのキューブバックパッカーズテーブルを置いて食卓にすることが多いです。食べこぼしの掃除をまめにしないと服や寝具にひっつくのと、テーブルの天板の穴にごはん粒を突っ込むという遊びを始めるのが問題と言えば問題ですが、32.5cmという高さは2歳児が正座して少し背伸びしつつも、ほぼ自力で食べられるので使い勝手がよいです。

snowline(スノーライン) キューブバックパッカーズテーブル
(Amazon) (楽天市場)
食後はすんなり寝てくれた子ども。でも電波がないので1人時間を楽しむにもやることが限られ、スマホの写真の整理をしたり、次の日のコースプロファイルをサイコンで確認したりして過ごしました。前日より標高が高い場所でしたが夜はそれほど冷え込まず、着られる物は全部着る作戦で早めに眠りました。
□ ケーブルカーを見に
最低気温は恐らく6℃で、起床したときには暗くて寒かったです。朝食もテント内で食べることにして、お湯を沸かして簡単なものを作ります。

サタケのパスタはお湯3分でできるので重宝しています。子どもの食いつきも大変よくて、かなり食べられてしまいます。乾燥野菜を入れて一緒に湯戻しして、野菜も摂れるように工夫しています。真ん中は日清のトマトポタージュ、飲み物は粉末緑茶です。他にパン、チーズ、バナナがあります。
前日の反省を生かし、今度は早めに子どもを起こします。前夜早くに寝たからか意外と寝袋離れがよく、予定時間からあまり遅れることなく朝食を開始できました。この作戦はうまくいき、ほぼ同時にトイレを済ませることができました。
また前日の反省を生かし、テントのフライシートを先に外してテント内に出入りしやすくしてから、荷物をトレーラーに載せる作業をしました。学習の甲斐あって前回より早く撤収作業が完了し、出発時刻は10分遅くなる程度ですみました。キャンプツーリング最終日・3日目の目的地は、南海電気鉄道の高野山駅と高野山ケーブルカーです。次回Part5に続きます。[場所・和歌山]

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