子どもが1歳の頃からキャンプに連れて行き、2歳となった去年、3歳の今年は夏に連泊しました。自転車とチャイルドトレーラー(自転車に取り付けられるベビーカー)で。子どもと一緒の夏のキャンプツーリングをできる限り安全に行うために対策したことを、今年も記していこうと思います。3歳になって体力がついたことで荷物は若干減りました。
2歳児のときの対策はこちら↓
(2024/10/23): リンク・内容更新&修正
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<目次>
〈暑さ対策〉
〈服装〉
〈雨対策〉
〈寝具〉
〈虫対策〉
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〈暑さ対策〉
今回の行先は8月の北海道で5泊6日。涼しさを期待したのに今年は記録的な猛暑で、天気予報上で最高気温32℃、日なたの体感気温では33~36℃の日が続きました。そこまで暑くなると予想しておらず、去年よりグッズを減らしており、子どもの体力で乗り切れたところもあります。
□ エアシャツ扇風機
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ハンディ扇風機の中で、Amazonで一番評価が高かった物を去年購入。商品説明によると、強度は3段階で、1回の充電で弱なら8時間、中で4時間、強風で2時間使えるとのこと。クリップ・電池込みで実測は210gと軽量です。このクリップがなかなか汎用性が高く、挟むだけでグリップ力はないものの、扇風機の角度の自由度が高いです。
今回のキャンプツーリングではこれが大活躍でした。チャイルドトレーラーで移動中は主に強度中で使用。子どもが自分で調節していました。キャンプ場についてからは、エアシャツという名前の通り、私の服と背中の間に入れて最強にして、涼みながらテントを設営しました。寝る前にはテントの天井のライトポケットにこの扇風機を挟んで、しばらく弱で回していました。去年のツーリングでは電池を1日に約1本消費しました。今年は6日の旅でしたが、初日と最終日は飛行機に乗ったのでほとんど使わず、1泊はホテル泊で実質3日でだったので、予備の電池を2本持って行って合計3本を使い切り、やはり1日1本の計算でよいと思います。
こちらの扇風機は充電式。電池はPanasonicのNCR18650B (3400mAh)を使うよう記載があります。私は楽天で購入しました。
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(楽天市場) [広告]
3歳になると体力が付き、自分で水筒のお茶を飲むことができるようになったので、去年使ったベビーカー用の送風シートまでは使いませんでした。参考までにいくつか紹介しておきます。

去年は「DAIICHI チャイルドシート用 Air pocket2 (チャイルドシート ベビーカー エアファン)」を使っていましたが、現在は販売されていません。現在入手可能なもので近いものは以下の2つ。というか、どちらも今年発売のようです(遅いよ!)。
□ 日本育児 エアライナー(Air Liner) ファン付きベビーカーシート
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日本のメーカー。USBでモバイルバッテリーから給電して使える他、単3電池4本にも対応しているのが特徴です。ファンを外せば水洗いもできます。約0.7kgとのことで、冷却グッズの中では軽量の部類に入ると思います。ただし、頭の後ろにファン部分を折り込む必要があり、我が家で使用しているチャイルドトレーラーには取り付けできない形状でした。

(上図は2023年製)
□ ヤザキメディカル エアーシート
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日本製。USBでモバイルバッテリーから給電して使います。頭と膝下のクッションがないぶん公称500gと軽量。孔から空気を出すタイプではなく、背中のシートに空気を通過させて冷却する(特許取得とのこと)タイプで涼しそう。腿の部分には風が当たりませんが、座面が高くなっているので膝裏周りにはスペースができそうです。我が家のチャイルドトレーラーにも使えそうですが、硬くて分厚いので隣の座席が狭くなりそうではありました。とはいえ、きっと去年販売されていたら買っていたことでしょうか。

(上図は2023年バージョン。若干の変更あり。)
〈服装〉
□ モンベル ジオライン L.W. Tシャツ Kid’s (モンベル商品ページ)
去年のキャンプを切っ掛けに105サイズ(95~110cm)を購入、今年は季節を問わず毎日着させています。通気性がよく、肌トラブルが以前より減った気がします。60℃までの乾燥機が使えるのも毎日の洗濯に便利です。
□ モンベル クールライト ロングスリーブT Kid’s (モンベル商品ページ)
□ モンベル WIC.パンツ Baby’s (商品ページ, Kid’sの商品ページ)
虫対策には長袖長ズボン。ということで、涼しそうなウィックロンを去年買いました。モンベルの子ども用の服はやや大きめになっていて、普段100サイズを着る今でもこの100サイズのTシャツは袖が少し長く、90サイズのパンツの丈はちょうどよいくらいです(カタログ落ちの旧製品は7分丈くらいで長さが全く違うので、中古を買うときは品番を確認・要注意)。この製品も乾燥機が使えて便利です。
ハイソックスとウィックロンの長ズボン、長袖シャツとスプレータイプの虫除けを併用し、子どもは虫刺されはほとんどありませんでした。
〈雨対策〉
□ モンベル クレッパー Kid’s (モンベル商品ページ)
連泊のときは雨はつきもの。今回もレインウェアを持ってきました。去年も使った90サイズのクレッパーは、まだちょうどよいサイズです。モンベルすごいぞ。透湿性は良くないので、汗かきには気を付けてあげてください。
〈寝具〉
□ SEA TO SUMMIT (シートゥサミット) シルク/コットン トラベルライナー スタンダード
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寝袋のように中に入ることのできるシーツです。夏のキャンプにあると便利な一品で、去年購入して今年もちょっとしたタオルケット代わりに使いました。肌ざわりがとてもよいです。SEA TO SUMMITの製品は、素材・サイズ・形状・色がいろいろ選べるようになっています。私が選んだシルク/コットンは洗濯機が使用可能。
〈虫対策〉
□フマキラー 虫よけスプレー 天使のスキンベープ
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赤ちゃんにも使えるイカリジン配合。蚊に対して効果がありますが、塗りムラがあると”耳なし芳一”のように、そこを狙って飛んで来ます。なかなかスプレーのみでの完全な撃退は難しいですが、テントの入口にも噴霧すると侵入防止にある程度効果があり、中を飛び回る虫と格闘する機会が減ります。虫よけスプレーによっては自転車用のウェアやアウトドア用品を溶かしますが、イカリジンは全くではないようですが傷めにくく、その点でもこちらがオススメです。
□ ダニ取り: ティックツイスター
マダニに刺されないためにはまず薮に入らないことですが、子どもは突入します…。藪に入らなくても以前テントにダニが付いていたこともあり、注意しています。ダニはいい道具がないと除去できないので、去年Amazonで買って今年もキャンプに持って行きました。上記のイカリジンの虫よけスプレーも効果があります。
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商品名で動画を検索すると、使い方の説明でダニが取れる動画もあるのでゾクゾクしながらご覧ください。なお、ダニを取り除いた後でもダニ経由の感染症が起こる可能性があるので、噛まれたら皮膚科を受診しましょう。
□ ドクターヘッセル インセクトポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーは毎度これを持って行っています。
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出番がないに越したことはありませんね。ブヨ(ブユ)刺されにも効果があるとのことですが、刺されてすぐは自覚症状がなくて、気づいたときには遅いので出番がありません…。

次回以降、親子自転車キャンプ&北海道ツーリングのレポートをしていきます。
追記(2023/9/20): よろしければ続きをご覧ください。



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