子鉄と北海道輪行キャンプ 準備編: 4歳児を走れるようにする&子供自転車(ヨツバゼロ14)を輪行する

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 子ども3歳の夏、ブロンプトンとチャイルドトレーラーで旭川→上川→丸瀬布→留辺蘂→美幌→女満別と、5泊6日で北海道自転車キャンプツーリングを行いました。

わりとうまくいったので、4歳の夏は同じように2人で鉄道のない地域に行くつもりでした。そしたら私の妊娠が判明。妊娠中期のため大幅に計画を変更して、2人で2台の輪行キャンプにすることにしました。
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<目次>
□ 4歳児を走れるようにする
□ 子供自転車(ヨツバゼロ14)を輪行する

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□ 4歳児を走れるようにする
 さて長男、1歳から乗り始めたストライダーで3歳になると爆走するようになり、危険を感じた私はブレーキがある自転車にすべきと考え、ヨツバサイクルのヨツバゼロ14 (YOTSUBA Zero 14)を買い与えました。が、3歳では大き過ぎて乗るのを怖がり、促すと押し歩きとブレーキを握る練習はしてくれるものの、ほとんどまたがってはくれませんでした。一応、右ペダルを3時に合わせて、助走を付けてから足を載せて漕ぎ出す、進みたいほうを見る、と教えました。そうこうしているうちにストライダーで蛇行運転、両足裏で後輪を挟んでロックして停まる、など暴走するようになり、4歳になったところでストライダーを封印。気づいた初日は泣いて怒って言うことを聞けず、右足でペダルを3時から6時まで踏んで終了。2回目も期待薄な挙動が続いていて”時間掛かりそうやな~”と思っていたら、たまたま左足がペダルをうまくキャッチして240°くらい回ったのです。本人は”またできなかった”という顔をしていたけど、私は素で驚いて「できたやん!」と言ったら、今まで見たことがないくらいニッコニコな顔をして、そこから急にどんどん漕げるようになりました。たまに褒めるの大事やねんな。押し歩きも車両感覚を養うのに役立っていたようで、これはあまり褒められたことではないですが、障害物とのギリギリのラインを攻めるのが上手だなと思いました。
 そして2週間で公道デビュー。子供にとってはサイクリングは散歩の延長。が通るたびに停まって見送るので一向に進みまへん。これぞ真のゆるポタ。これを経験すると、気軽にゆるポタなんていう言葉は使えなくなります。
万博記念公園外周
万博記念公園の外周、昔は自転車専用道路で標識まであったのですが、実質ランナーに奪われる形になってしまいました。それでもまだ子供でも走りやすい道だと思います。真夏で午前中でも30℃を超える中、家から休み休み、坂を押したり万博外周を1周したり、合計13km走れたのでもう十分かなと思って、灼熱公道チャレンジは3回で終了。彼のよいところは、「休憩する」と言って勝手に停まってお茶やらクーリッシュやらを飲むところです。日陰への誘導は必要ですが、自分で補給のタイミングを判断できるのはかなり安心でした。そんなこんなでグロスは4km/hくらいなので、時間が掛かり過ぎて私の水分のほうが足りなくなってしまうほどでした。人にぶつからないか心配なときもありましたが、私が声を出してましたし、傍から見れば三輪車みたいなノロノロ運転なので、温かい目で見守って避けてくださる方がほとんどでした。
 背負わせているリュックはモンベルのキッズフィールドパック 13 (#1133219・廃番)。
キッズフィールドパック 13
背面長39cmで身長100cmの子には大きいのですが、自分で着替えと食料を持ってもらうため、背負って走行することに慣れてもらいました。一応、普段の保育園のリュックの重さを参考にしています。それはそうと、子供は自転車のカゴを欲しがりますね。小さいフレームバッグを取り付けてやったのですが、今でもカゴがないことが不満そうです。
R250_Brompton_bag.jpg
ファスナーがチェーンに当たらないように細工済み。

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□ 子供自転車(ヨツバゼロ14)を輪行する
 国内なので、私の自転車(Brompton T Line Explore)も子供自転車も輪行袋で飛行機に乗せてしまいます。ヨツバゼロには専用の輪行袋があったのですが、需要がないのか今は扱っているオンラインショップは見つかりませんでした。

他に、フカヤ(FUKAYA)ブランドのライドオアシス(RIDE OASIS)のキャリーバッグ(横型輪行袋)に、「20インチのキッズバイクがすっぽり入るサイズ」と写真付きで説明がありますが、これも継続生産はされていないようで入手困難。それに700gは重い…。

そこで、BMX用に買ってあった輪行袋を流用することに。私、ロードバイクにオフシーズンという概念を持っていた頃にトレーニング目的でBMXを買って、全く遊べてないけどまだ持ってるんすよ…。

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公称295g。すっぽり入るのでハンドルカバーは使いません。サイズ的にはミニベロコクーンでもよさそうです。

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後輪のところのファスナーを開けて布をまくり上げれば、ハンドルを持って後輪を転がして運べるという便利な物ですが、4歳児がそんな芸当ができるはずもないので、車体に肩紐を取り付けて私が運ぶことにします。ヨツバゼロは6.9kgと軽量(何気に高級車)なので重量的には余裕ですが、ハンドルを固定しないと扱いづらかったので、R250のハンドルロック輪行ベルトを購入。これも今は取り扱いなしです。

他メーカーにも同様の製品はありますが、ハンドル2ヶ所に面ファスナーで適当に巻ける、その適当さがよかったのですが…。


ハンドルを切って、片方は紐を1周させて短縮してから面ファスナーを巻きました。ベルトの長さを調節すれば子供自転車でもハンドルを固定できました。
 BMXコクーンの肩紐は両端がループになっていて、ワンタッチバックルで2つに分かれるようになっています。2つにばらしてから

短いほうをヘッドチューブに、

長いほうをVブレーキの台座の下に、ループを使って取り付けます。そして袋に入れるわけですが、

小さくて軽い自転車なので、自転車を上下ひっくり返して袋をかぶせ、また戻すほうが直接入れるよりきれいに入って楽でした。

長いほうの肩紐を袋の穴に通して、短いほうはファスナーの間から出してバックルで接続します。

完成。

3つ折りコンパクトなブロンプトンと並べると大きく見えますが、全然そんなことはありません。混んでいなければ路線バスの車内にも載せられる大きさです。


鉄道の輪行の規定には分解して・折り畳んでという文言が入っていることが多いようですが、ロードバイクと比べ物にならない小さいサイズなので幼児のうちは問題ないでしょう。
 次回より旅の記録が続きます。初日は帯広・音更です。
 次回、荷物積載の準備の記事を、旅の記録の前に挟みます。

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