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昨年9月、4歳児と2人2台で北海道を輪行旅、自転車キャンプしました。ここまで準備編を2つ書きました。
子どもの乗り物好きのモチベーションで旅程をこなせるよう、鉄成分を持ち合わせていないなりにいろいろ調べて計画を立てました。
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<目次>
□ 飛行機・バス輪行
□ 4歳児の自転車キャンプ
□ リスの棲むサイト
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□ 飛行機・バス輪行
今回の当初の旅程です。

まだ数字しか読めない子どものために、旅程を確認し合うために作ったものです。

1日の流れはこんな感じで。
数字が読めるということは大きくて、今回100円ショップで買った300円のデジタル腕時計が役に立ちました。私は腕時計を使わない派でスマホで時刻を見ますが、毎回ポケットから取り出すのは手間になります。そういうとき子どもに「今何時?」と聞くと、2割くらい間違えながらも答えてくれるので助かりました。

ちなみにそれから半年後ほど経過した最近、ひさしぶりに時計を読ませたところ、正答率は6割ほどに落ちていました。子供って一度覚えたら忘れないと思っていましたが、忘れるんですね。
初日は大阪から羽田乗り継ぎで帯広へ。私のブロンプトンは普段IKEAのDIMPAを輪行袋として使うことが多いのですが、今回は底を開け閉めしてコロコロにも対応できるリンプロジェクト(rinproject)の輪行バッグにしました。
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準備編の通り、子どものヨツバゼロ14はタイオガ(TIOGA) BMXコクーンに入れて、2台をいわゆる布輪行袋で預けました。キャンプ道具は事前にキャンプ場に送らせてもらったので、ブロンプトン用フロントバッグのフレームに取り付けたモンベルの15Lのバックパック、子どもの13Lのリュック、ヘルメット2人分だけで飛行機に乗りました。そういえば、4歳にもなるとグランドスタッフさんから「お兄ちゃん」と呼ばれるようになりました。子供なりに一人前扱いされるとうれしいのでしょうか、機嫌よく挨拶して飛行機に乗り込んでいきました。
昨年も羽田乗り継ぎで勝手が分かっていたので、自販機で昼食を買って飛行機を待ちました。時間があったので売店も寄ってみましたが、自販機のほうが安かったですね。追加のおやつは買わず。待ち時間で、帯広空港から帯広駅に向かうバスのチケットをジョルダンアプリで購入。飛び乗りシステムなので席の予約はなしです。席がいっぱいだったらどうしようという不安は若干ありましたが、後述の通り大丈夫でした。
12:55にとかち帯広空港到着。荷物受け取りはスムーズ…というか、自転車が手渡しでなくターンテーブルで出てきました。JALですが、前年の旭川、伊丹は手渡しだったけどなー…。トイレに寄った後、バスを探すと出口の目の前にいました。出発直前でしたが係のおばさんが引き留めてくださって、乗ることができました。自転車2台は床の大型荷物室に入れてもらいました。予定より1本早い30分前のバスに乗れ、かなり時間に余裕ができました。

とかち帯広空港。三角屋根のかっこいい建物をじっくり見ることなく出発です。

自走なら廃駅の幸福駅・愛国駅に寄ってみるところですが、あっという間にJR帯広駅。この黄色いバスが、とかち帯広空港連絡バス(ウェブサイト)です。大人1000円、小人500円(6歳未満無料だが席が必要なら有料)でした。
ここで路線バスに乗り換えます。目指すキャンプ場はCAMP VILLAGE ピュットの森、帯広市の隣の河東郡音更町(おとふけちょう)然別(しかりべつ)にあります。最寄りと呼べるバス停は2ヶ所ありますが、今回は拓殖バスの西17条北1丁目から自走で向かうことにしました。バスは平日昼間のためか空いていて、ブロンプトンと子供自転車を載せても邪魔になりませんでした。

23分で到着。拓殖バスはPayPayが使えて便利です。

赤いアクセントの効いた車両が子どもの好みでした。
バス停のすぐ近くにセブンイレブンがあり、こちらで買い物。9月の北海道なら涼しいと思っていたのに、この日の日中はめちゃ暑く、思わずクーリッシュを補給。半分は子どもに取られちゃいましたけど。
□ 4歳児の自転車キャンプ
キャンプ場までは2.6kmです。子どもにとって自転車は散歩の延長なので、まーったく進みません。やる気を出せば7~8km/hは出せるのですが、グロス4~5km/hで計画を立てました。寛容な心が大事…。


多分街路樹から落ちたくるみ。くるみが特段珍しくもなく見つかるのが北海道らしいですね。ゆっくりだから目に留まる物もあります。

十勝川を越えて音更町に入ります。

平原大橋(へいげんおおはし)から十勝川を望む。

キャンプ場直前は3%ほどの坂道でしたが、足つきして休みながらも押し歩きせずしっかり登ってくれました。写真の自販機の横が受付です。
□ リスの棲むサイト
予定時刻通りに到着しました。キャンプ道具一式を送らせてもらったので私の体力も温存されました。

快適そうな長屋と受付です。受付のガラス張りエリアにはモフモフの看板ネコがいました。貸し出しOKの漫画も多数あって、1人で来ていたなら読みふけりたいところでした。
宿泊したフリーサイトはこんなところです。

地面にはドングリがいっぱい。たまに頭の上にも落ちてきます(^-^; リスもよく見られるそうですが、子どもが騒がしいからどうかな? 地面は軟らかくてペグは打ちやすいですが、木から離れると石多めの所もありました。気温が快適だからか虫は多めで、テント設営中にめっちゃ蚊に刺されました。北海道の蚊はなぜかめちゃかゆい。

テント設営完了。

乱入。
今回は輪行中に荷物を背負う必要があるため、テントを新しく軽量なものに買い替えました。
ニーモ(NEMO) ホーネットエリート オズモ2P
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ちょっと狭いので使えるのは子どもが小さいうちだけかと思うのですが、その後は自分のソロ用にしようと思っています。私が自転車キャンプを始めた頃の1人用テントもニーモですが、改良が進んで2人用でもほとんど重さが変わらないのですよね。
少し時間があったので、遊具をお借りして遊んだり、散策したりしました。

直火用の炉。焚火台を使えばここでなくても焚火可、場内の落ちた枝の利用もOKだそうです。

小さな池があります。

夕暮れ。
夜は冷えると思い、夕食の前にシャワーを浴びました。水回りがきれいで気持ちよかったです。夕飯はお湯で戻す系のご飯で手早く終了。早めに寝袋に入り、翌日の乗り鉄に備えます。寝るときは薄手のダウンジャケットとパンツ、モンベルのダウンシュラフ#3でちょうどよかったです。キャンプ場の周りは郊外の幹線道路なので大型車がよく通り、夜は遅くまで、朝は5時頃から音がしますが、気になるほどではありませんでした。
朝は時短のため火を使わず、コンビニで買ったご飯にしました。チェックアウトのときに聞いた話だと、リスを見られたお客さんもいたそうです。いいなぁ。天気がよかったので、バス輪行ではなく自走で7km離れた帯広駅に向かいます。そして次回は帯広から標茶に移動します。
次の記事
最後に、キャンプ場情報をまとめます。
ウェブサイト
インスタグラム
予約: インスタグラムDM・電話
□特徴
・最近オープン(2024年4月26日)
・リスが見えるかも
□利用期間
・通年
・チェックイン 14:00~
・チェックアウト ~12:00
□利用料
・フリーサイト
大人1100円、子ども(小中学生)550円
1区画550円
・電源 1100円
・シャワー 1回220円(シャンプー・石鹸必要)
□その他
・クレジットカード、バーコード決済一部可
・自販機あり
・水回りがきれい
・洗面台あり(ハンドソープ・ペーパータオルあり)
・ドライヤー貸し出しあり
・流しに洗剤、スポンジあり
・レンタル品・販売品あり
・ゴミ捨て可
・管理人さん住み込み
□周辺施設
・柳月スイートピア・ガーデン…3.2km・バウムクーヘンの切れ端が人気
・JR帯広駅…7.0km (最寄り駅の柏林台(はくりんだい)駅は無人駅)
・コンビニ…セブンイレブン 3km (帯広)、セイコーマート 3km (音更)
・コインランドリー…帯広駅周辺に複数あり




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