布団からの脱却。コールマン キャンパー インフレーターマット&寝袋 ファミリー2in1

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 賃貸マンションの我が家は狭い。子どもが床で遊ぶのためスペースを確保しようとしたとき、布団がとにかく邪魔だと気づいた。布団はやたら縦長で、寝るのに必要以上にスペースを食う。畳んだ後も、狭い部屋でやりくりするには隅に移動させなければいけない。
 また、布団は清潔に保とうとすると手間が掛かる。たまに干したくらいでは、ダニが表面から奥に移動して終わるくらいなのは分かっている。布団クリーナーや布団乾燥機などあることは知っているが、家電の置き場所すら悩んでしまう。布団を丸洗いするサービスに出そうと考えたこともあったが、同じ値段で新しい布団が買える。
 などなど、布団にイライラすることが増えていたが、10年以上使ってきた布団がついにへたり始め、横になると腰のぐりぐりが痛くて目が覚めるようになり、使い続けることに限界を感じた。そしてある日、敷布団に汚れ物が落ちるアクシデントが発生。洗剤で汚れを落としたり干したりする羽目になり、でも完全にきれいになるわけでもなく、布団を滅することを決意した。
 結論、こうなった。

ちなみに、ビフォー・布団時代は

タンスの横に収まり切らなかったのが、横並びになった。
 何を買ったかというと、キャンプ用のマットと寝袋である。どうせ何か新しい物を買うならば、気持ちが上がるキャンプグッズにしようと早々に決定、マットと寝袋を調べた。マットの条件として、布団に近い感触、布団よりコンパクト・軽量、手入れしやすい点を重視。そこから、エアーマットでセルフインフレータブル、かつパンクしにくいものを探した。目的に一番合致したものが、 コールマン(Coleman) キャンパー インフレーターマット/WセットII だった。


 ・厚さ5cm
 ・サイズ:1枚あたり 約63cm×195cm
   (布団より幅が1/3小さく、長さが13cm短い)
 ・約3.5kg

デフォルトでは2枚丸まった状態で来る。丸めるのは空気が抜けにくくて正直大変。なので普段は、部屋を広く使いたいときは段々に折り畳みながら空気を抜いて重ねる。出掛ける前で時間がないときは、壁に立て掛けて置く。軽いので動かすのがどうにでもなるのがよい。汚れは、気になったら水拭きやアルコール拭きをしている。
 寝袋は、当初は手持ちのモンベルのシュラフを活用しようと思っていた。モンベルのシュラフにはファスナーの向きが2種類あり、デフォルトはR/zipで、L/zipと連結することができるそうだ。自分のを確認すると、デフォルトのR/Zipだった。


ただ、我が家でキャンプをするのは今のところ私だけなので、高級なシュラフを買い足すのには躊躇して、コールマンのマットとセットで購入されることの多い、ファミリー向け封筒型寝袋 コールマン(Coleman) ファミリー2in1 /C5 を購入した。

 ・快適温度: 5℃以上
 ・サイズ: 約168×190cm (分割時 約84×190cm)
 ・約3.7kg
 ・洗濯機で洗える

 C5とC10があり、それぞれ快適温度は5℃以上、10℃以上となっている。裏と表はファスナーで連結されていて、分割して1人ずつ使うこともできる。
coleman_2in1_C5.jpg
親子3人で一緒に入ることを想定されていて、表にはひだと2ヶ所の切れ目があって、体格が違っても体との隙間ができにくくなっている。1人ずつ使う場合は、どちらかがひだあり、もう一方がひだなしになる。寝袋に出入りするときは、ファスナーを開閉して行うと、パートナーが寝ていても起きてしまうことがない。
 畳むときは、まず長く四つ折りにする。足側と中央にフックがあり、丸める前に留めることができる。

そして頭側から丸め、寝袋につながっているバンドで締める。ファミリー向けらしい親切設計になっている。
 このマットと寝袋の組み合わせの寝心地は、今までの敷布団がひどかったこともあって、特にマットの感触に関しては◎だった。マットは滑りやすい素材なので、寝袋が滑るのではないかと予想していたが、それは大丈夫だった。寝返りはややしにくく、もともと寝返りが下手な人は、寝返りしたいときに目が覚めてしまうかもしれない。
 寝袋の快適温度に関しては、11月以降、我が家の室温は20℃で変わらないが、暖房が要らない時期では暑く、暖房が要る時期に入ってからはちょうどよかった。家庭での使用なので問題ないが、本当にキャンプで使うには格好にもよるが初秋が限界、車中泊でも冬は無理だと思われる。あと、使っていてふわふわ感がなくなってくるとより寒さを感じやすくなるので、手入れは大事だと思う。
 実際、丸めた状態で洗濯機で洗えると書いてあったので、洗ってみることにした。ネットは要らないようだが一応買った。確か1000円くらいだった。

いざ洗濯機に入れようとしたら、蓋が閉まらなかったwww
9kgのドラム式洗濯機に入らなかったよ(´A`) 結局コインランドリーで乾燥までやることに(乾燥機は本当は×となっているが、濡れたまま持ち帰るのも大変なので)。追加で1300円なり。乾燥30分で少し内側が湿っていたものの、家の中で1枚ずつにばらして1日広げておけば乾く状態で、意外と乾きやすいと思った。そうしておいてふと、もしかしたら1枚ずつなら家の洗濯機でも洗えたのではないかと思ったが、丸めた状態を円柱としたら底面がつかえて蓋が閉まらなかったので、難しいかもしれない。次回洗うときに試してみようと思う。
→(追記: 2024/1/2) 購入してから秋~春の3シーズン3年間ほぼ毎日使用。ドラム式洗濯機で1枚ずつに分けて洗濯・乾燥をして、快適に眠れています。この記事を読み返して、最初は蓋が閉まりにくかったのだなぁと思い出しました。今はそういうこともないので、ふわふわ感が落ちているのだと思います。
 布団からキャンピングマットと寝袋に変えたことで、思わぬ副産物が得られた。家のほこりが減ったのだ。掃除機掛けは週1回のみの我が家だが、今までフローリングには1~2日でほこりが見える状態で、ほぼ毎日粘着のコロコロで掃除していた。それが1週間くらいで気になるレベルになった。なぜかトイレに溜まっていたほこりも、ほとんどなくなった。
 以上、布団のデメリットが気になった人、家でもキャンプ気分を味わいたい人は、参考にしてくださいませ。

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