キャンプを始めて1年弱、最初は春から秋だけのつもりが、冬もキャンプしたくなっていろいろギアを買いました。とある金曜日、半日有休が取れて念願の冬キャンプができましたv(^-^)
場所は今回で3回目の杜のテラス。午後休で時間に限りがあるのと、次の日遠出を控えていたので近場にしました。大阪府豊能郡能勢町(とよのぐん・のせちょう)にあるソロ向け価格設定のオシャレなキャンプ場です。
<杜のテラス> ホームページ
利用期間: 年中 (ホームページ、空室状況で確認のこと)
利用料(※2020年4月から変更とのこと):
・ソロキャンプ: 2000円+税 12:00~翌12:00
・サイト使用料: 無料(ハイシーズのみ1000円、電源付きサイト +1000円)
・ゴミ処理代: 1サイトにつき200円(ソロの場合100円)
・PayPayが使えるようになった。
予約・キャンセル: ホームページ上にて
キャンセル料: 2日前まで無料。前日半額、当日全額。
その他:
☆炊事場でお湯が出る
☆トイレの便座が温かい
周辺施設:
・能勢温泉: キャンプ場から約900m、12%くらいの坂あり。
土日900円(平日800円・ハイシーズン1000円), 月曜定休。10:30~21:00(20:00受付終了)
※臨時休業・短縮営業に注意
・ノセボックス: スーパーマーケット。約3km
・道の駅 能勢(くりの郷): 4.2km
ちなみに私の過去2回のキャンプの状況は以下の通り。くつろげて安心感のあるキャンプ場なので、逆につい実験してしまっています(^-^;
1回目: 自転車キャンプ 杜のテラス@大阪・能勢
移動手段: ロードバイク
補足その1: 3kgで過積載になったエントリーカーボンロード
補足その2: 初の自転車キャンプ バックパックの中身
2回目: 自転車キャンプ: ブロンプトンで杜のテラスへ
移動手段: ブロンプトン(ミニベロ)+帰路輪行
補足: 自転車キャンプ:ブロンプトンにバッグを付けまくってキャンプへ
移動時間短縮のため、今回は最寄り駅の能勢電鉄 山下駅まで輪行しました。駅に着くと構内のパン屋からすごーくいい臭いがしましたが、我慢してコンビニで軽く補給し、約15km走りました。今回のルートはこんな感じ。

一庫・大路次川沿いの道が復旧しており、トンネルを避けつつ、車通りのほぼないほどよいアップダウンの道を楽しむことができました。ただこの季節、桜も紅葉もなく知明湖(ダム湖)の水も少なく、景色としては物足りませんでした。


ここまで復旧してもトンネル通過をゼロにはできないので、リアライトや反射板・反射素材で自衛して車道走行する、歩道を徐行する・押し歩きするなどの対策はやはり必要です。歩道はだいたい右側(東側)のほうが広いので、残念ながら登りのほうが不便です。ちなみに、トンネルのほうが当然直線距離としては短くなるので、下りになる帰路ではトンネルを走行しました。
買い物はいつも寄っているスーパーマーケットのノセボックスで。焼肉用に牛肉200g弱とカラーピーマン3個を買いました。
最後のきつめの坂を登って到着。

夜冷えると思って念のためやや着込んで来たので、日中14℃まで上がった中での登坂は暑かった(*_*) 寒かったらそのときと割り切って、移動中のウェアは走りに快適なようにすればよかったです。

ざっと装備の説明をしますと、
・トップチューブ: テント(ツェルト)のポール
・トップチューブバッグ: ライト類
・サドルバッグ: パンク修理キット一式、アルミシート、テント・グラウンドシート、マット、フットウォーマー、シュラフカバー
・バックパック内: シュラフ(寝袋)、タープ、イス、テーブル、鍋・カップ・カトラリー・皿、洗剤・スポンジ、食料、ガス・バーナー、折り畳みシンク、焚き火台、着替え、アメニティ、ダウンジャケット・パンツ など
・バックパック外: タープポール、トング、焼肉の材料
となります。線を引いたのが快適さを求めて秋~冬用に準備したギアで、トータルではかなりかさばってしまいます。その分、今回はテーブルをキャンプツーリングに使った超軽量のものに変更せざるを得ませんでした。
サイトに着いたらまず食事。晴れていたので荷物を適当に置いて、焼肉とパスタの準備に取り掛かりました。本当はお湯を注ぐだけの簡単パスタにしたかったのですが、前日にストックを切らしていることが判明(^_^; 普通のパスタを計量して半分に折って、袋型のジップロックに入れて持ってきました。

パスタの茹で方(手抜き)にはコツがあって、沸騰した湯に全体が浸かるようにしたら、鍋に蓋をして強火にして吹きこぼれ寸前で火を止めますます。今回の鍋のように隙間があって吹きこぼれまでいかないときは、ポコポコしっかり再沸騰したのを確認して蓋をしたまま火を切ります。そして待つこと10分。

パスタが多過ぎると硬くなったり麺同士がくっついたりすることもありますが、大抵これで十分軟らかくなります。ガス節約、火を見ている時間節約になります。

ソース代わりにお茶漬けの素を持ってきました。ザルがないので鍋から麺をそのまま皿に移しましたが、ちょうどいい水気で普通においしい味付けになりました。でもちょっとあられが硬かったな。

お肉は亀岡牛のカッパ。ジューシーでした。
次はツェルトとタープの設営。テントはヘリテイジのクロスオーバードームf、ポールを2本通すだけで自立するシングルウォールのツェルトです。グラウンドシートはGEERTOPの片面シリコナイジング キャンプ マット 70cm×210cmを使用。風もなかったのでペグなしで、荷物の重みのみで固定しました。こちらはすぐ設営完了。


対して、タープを張るのはなかなか上達しません。タープはグラウンドシートのサイズ違いであるGEERTOPの片面シリコナイジング キャンプ マット 260cm×210cmを代用して、真ん中で折ってタープクリップで挟んでポールに掛ける方法。ポールはモンベルのアルミミニタープポール165cm (5本継)を2本。ここのサイトは小石がしっかり敷かれていてペグが入りにくいので、ポール分は何とかがんばってペグで張りましたが、4隅は石で固定。アルミのY字ペグ、全部曲ガッテシマイマシタ(´・ω・`) シワはあるものの今までで一番マシに張れて喜んでいたところ、タープの表裏が逆なことに気づくorz 面倒なのでそのままにしました。ちなみに、GEERTOPの文字が読めるように張るときちんと撥水します。
今回はテーブルはカスケードワイルドのUltralight Folding Table、コンパクトで丈夫でキャンプツーリングでは便利です。が、今回みたいにくつろぎたいキャンプでは超低・コンパクトのため、物の置き場所がなくて困りました。そこで、

タープの下にアルミシートを敷いて、そこに荷物を並べました。半分お座敷スタイルとなりました。日本っぽくていいじゃないか(^-^)
夕飯はご飯を炊いて、亀岡牛のミスジステーキ(^p^)

カラーピーマンにした理由は大きくて種の処理をしやすかったからですが、焼肉には青ピーマンのほうが合うことが分ったので、今度からは面倒くさがらずに青ピーマンにしようと思います。
夕食後、自転車で能勢温泉へ。1回行ったにも関わらず、鬼のオブジェや電飾の印象が強くてお風呂のことはほとんど覚えていませんでした(^_^; 浴室の床はお湯が流れていて温かく、露天風呂もあるなかなかいい温泉です。
温泉から戻ったら焚き火タイム。以前は管理棟で小さいサイズの薪が買えたのですが、今は大きいサイズしか扱っていないとのことで、自分の技量では燃え残しを出すのが分かっていたので今回は購入せず。急遽、枯れ枝での焚き火に挑戦することにしました。夕方のうちにサイズ別に枝を集め、直径3cmの枝を燃やすのを目標にしましたが、

結果、小指の太さにすら到達できずorz 完全に乾燥させた薪と違って湿っているとはいっても、着火剤を使っているし、灰自体を見た感じでは不完全燃焼というわけでもなさそうなのにとにかく延焼していかない。一回誰かに習いたいものです。。。
焚き火が終了してしまって寒くなってきたので、早々に寝ることにしました。上は自転車用のインナー+メリノウール+薄手のジャケット+ダウンジャケット、下は自転車用短パン+レッグウォーマー+ダウンパンツにフットウォーマー。シュラフはモンベル ダウンハガー800 #2。ツェルトがシングルウォールなので結露対策としてシュラフカバー。マットはニーモ(NEMO) テンサー インシュレーテッド ショート マミー。このキャンプの目的はこれらを試すこと!
…でしたが、結局3℃までしか下がらず、心配していたツェルト内の結露もほとんどなく、シュラフが自分の吐息で湿っていたくらいでした。過去3℃を経験したキャンプと比べると、フットウォーマーは快眠につながり、#2のシュラフ、テンサーのマットのおかげで腰回りの冷えがほとんどなかったことがこれらのギアのメリットでした。またこのサイトは小石が敷き詰められているのでマットが沈み込むと痛いのですが、このマットでは沈み込み自体があまりありませんでした。
2日目、もともと9~10時頃から雨予報でしたが、7時には時折パラパラ降ってくるようになりました。ここでタープとアルミシートが活躍。アルミシートを広げてツェルトの中身を出して、濡れる前にツェルトを撤収させることができました。

テーブルやイスもタープの下に移動して朝ごはんのカレーです。
片づけながら、帰路も山下駅で輪行にするか家まで自走するか検討した結果、自転車のばらしと組み立ての時間を考慮すると、下り基調なので雨でも家まで自走したほうが速い(というかストレスが少ない)と判断しました。とはいえ、帰宅してからまた出掛けるために自転車の掃除が必要となるので、

急いで超早い昼ごはんにしました(^-^; パスタを前日同様に茹でて、そうめんのように、フリーズドライのシチューに浸けて食べました。
タープはこういう雨のときにやはり便利で、今回はがんばって張った甲斐がありました。ただ、最後に濡れたタープを丁寧にコンパクトに畳むのはもう無理で、もっさりかさばった状態でレジ袋に突っ込み、バックパックの隙間にねじ込みました。往路よりサドルバッグのほうに荷物をいくつか移動させてスペースに余裕をもたせていたのが功を奏しました。いつでも余裕は大事です。

撤収(^_^)ノ 次はいつ来れるかな。
[場所・大阪][場所・兵庫]
自転車キャンプ: 杜のテラスで冬キャンプ@大阪・能勢
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