自転車キャンプ: 神楽岡公園少年キャンプ村@北海道旭川市

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 北海道は無料・格安のキャンプ場が多くありますが、神楽岡公園少年キャンプ村もその1つ。お風呂とコインランドリーが近くにあることが決め手となりました。
<神楽岡公園少年キャンプ村>
開設期間: 7月1日~8月31日
利用料金: 無料。受付要・無人(用紙を置いてある木箱があり、必要事項を記入して箱に投函する)
炊事棟: 屋根付きのBBQ用かまど併設
トイレ: 簡易水洗(流せるボットン)。照明暗め。
ゴミ: 持ち帰り
周辺施設:
・入浴: 杜のSPA(10:00~24:00) 600円
・コインランドリー: コインランドリーひまわり南6条店(5:00~24:00)
  洗濯500円・乾燥100円
・スーパー: スーパーアークスウエスタン北彩都(9:00~21:45)
  他コンビニやドラッグストアもあり。
 ブルベで400km走った後、旭川駅方面からキャンプ場の西側にある杜のSPAに向かいました。この公園・キャンプ場は川沿いにあり、何となく淀川河川敷のような開けた地をイメージしていたら、思いっきり丘でした(^^; 名前の通りといえばその通りなのですが。杜のSPAまで結構登坂することになってひるみましたが、入浴前なので結果としては無問題。
 入浴後はコインランドリーひまわり南6条店で洗濯。電源コンセントも使用することができ、モバイルバッテリーの充電をさせてもらいました。洗濯している間に、隣にあるスーパーアークスウエスタン北彩都へ。生鮮食品売り場はほとんどが北海道産のもので占められていて壮観でした。ブランドものでないものは単に北海道産の表示で、あとは○○町産、△△産と競うように並んでいて、さすが食料自給率トップ(カロリーベース)の北海道。また、少人数・単身世帯向けの少量パックはなくて、ドーン、バーン、というサイズでした(やや誇張表現)。というわけで、ソロキャンパーとしての買い物は悩ましく、北海道産の鶏肉ともやし、コーラにしました。
 キャンプ場への道は、Googleマップと公園内の案内でスムーズでした。無料ということもあり人気があり、何組も利用者がいました。多分夜間でもテントがあって迷うことはないかと思います。地面は草ふかふかで、この日から次の日朝にかけて雨が降ったりやんだりの天候でしたが、水溜まりになることもなくグラウンドシートもほとんど汚れませんでした。見た目からの想像よりも意外とペグが入りにくかったのですが、これはロングライド後の疲労のせいだったかもしれません。
Kaguraoka_park

テントはNEMO BLAZE 1P、ダブルウォールテントでインナーはメッシュです。普通の雨なら心配ないです。
 自転車のキャンパーは私以外にも数人いました。自転車・オートバイはテント横まで押して持ち込みすることが可能で、雨を避けてトイレの軒下や屋根下、炊事場の屋根下にそれぞれ停めていました。少し離れたところには広い東屋もありました。普段はスタンドのないロードバイクを立て掛けられる場所があればそれでOKですが、雨天となるとテントの近くに屋根があることはポイントアップです。
 トイレは日中でも暗めの簡易水洗で、飛び交う虫にびびりながら利用しましたが、不潔ではありませんでした。夜間が心配だったのですが、暗くなってからは虫がほとんどいなくなりむしろ利用しやすかったです。臭いもほとんど問題ありませんでしたが、風向きによっては少しだけテント外で臭いを感じました。
 夕食は屋根付きの炊事場に併設のBBQ用かまどのテーブルで調理しました。BBQをしている人もいて、キツネが臭いにつられてやって来ましたが、何ももらえないと分かるとほどなく去っていきました。

私は鶏肉のコーラ煮を作りました。鶏肉をコーラにしばらく浸して、持ってきた醤油と塩で味付けしてもやしと一緒に煮るだけ。コーラの味はしませんが、うまい。残ったもやしも煮汁で煮ました。

クッカーはDUG ポットMとプリムス ライテック トレック パン。手持ちの物で一番軽量になる組み合わせです。
 夜は早めに寝ましたが、残念なことに、夜中にBBQをしていたと思しき男女が喧嘩し始めて、勘弁してほしかったです(T_T) 非常識にもほどがあるやろ…。無料のキャンプ場では騒音系は珍しくないことかもしれません。
 今回の寝具は夏仕様で、エアーマットとアルミブランケットのみにしました。夜間は13℃くらいだったようで、夏用サイクリングの服装+これで十分しのげました。アルミブランケットは結露してきて肌にひっついて不快になったため、深夜に目が覚めたときに裏返しました。ときどき雨が強い気配を感じましたが、まあまあ朝まで眠れました。
 朝食は、まず湯を沸かしてコーヒーを入れ、米をユニフレームの不思議なめし袋で炊きました。前回は蒸らす過程でご飯が塊になってしまったので、今回はめし袋を切り開いてご飯をクッカーに全部出してから蒸したところ、普通に炊いたご飯のようになりました。この日の朝食はドライフードの親子丼にしました。

米を炊いている間にコーヒーが冷めてしまうのですが、シングルウォールのチタンマグカップなら、ガスバーナーで加熱することができます。加熱しすぎると取っ手が持てなくなるので、プツッという沸騰音が1回聞こえたところで加熱終了するといい感じでした。
 この1泊で一番大変だったのは撤収でした。実はそもそも雨キャンプが自体が初めてでした。まず雨が降ったりやんだりする中でレインウェアを着たり脱いだりと、時間を無駄にしてしまいました。次に、炊事場の屋根下にテントの中身を移動させ、テント内でエアーマットやアルミブランケットを畳む―このエアーマットを畳むという作業に毎回スペースとそこそこの時間が必要で、撤収が煩わしいと感じます。やはり折り畳み式フォームマットを検討すべきなのでしょう。
 濡れたテントは使い捨ての布巾(ダイソーのコンパクトタオル)で拭きました。フライシートの内側は天井部分で少し結露していました。以前のキャンプ時は、フライシート、インナー、フットプリント(グラウンドシート)をまとめて丸めて付属のスタッフバッグに入れていましたが、今回は省スペースの目的で、衣類圧縮袋に1つずつバラバラに丸めて入れてから圧縮することにしました。これが雨天後の撤収にも功を奏し、取り外した順に圧縮袋に突っ込んで最後に空気を抜けばいいだけなので、まとめて丸めるための広いスペースも不要だし、丸めるときに地面に置いてフライなどを汚す心配もありません。

撤収時。奥に見えるのが炊事場併設のBBQ用かまど。
 時間を掛けて撤収している間にお腹がすいてきたので、

最寄りのセイコーマートで2回目の朝食。セイコーマートもスーパーのように北海道産商品や道内企業製品を多く扱っているので、気軽に北海道気分を味わうことができます。今回のツーリングで何度も利用しましたよ。
Kamikawa Shrine
 最寄りの上川神社(かみかわじんじゃ)で旅の安全を祈願して、次の宿泊地、月形町に向かいます。
(2019/9/9追記: 続き)
[場所・北海道]

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