子どもが生まれてから、数年は自転車キャンプには行くのは無理だと思っていたし、再開するなら近場の高規格キャンプ場で家族みんなで~と思っていました。それが、「ミニベロならチャイルドトレーラーに載せて輪行できる」ということがネットで調べていると分かり、子どもが1歳数ヶ月のときに初っ端からお気に入りのキャンプ場で、アウトドアが苦手な夫を巻き込むことなく子どもと2人で自転車キャンプをすることができたのでした(自転車+チャイルドトレーラーキャンプ: 輪行+ブロンプトン+バーレー ハニービーでキャンプへ (1/3; 準備編))。参考にしたのは、
なかちんさんのブログ なかちんのアウトドア活動記 より以下の記事。
「最高な子供乗せ自転車用のチャイルドトレーラー バーレーのソロの徹底使用レビュー」

許可いただき写真をお借りしました。
この記事を読んで目の前がぱぁっと明るくなった気がしました。トレーラーの種類は違いますが私が使っているのと同じバーレー製。写真も情報量も多く、サイクリストでチャイルドトレーラーをフル活用しようと考えている人におススメしたいです。
さて、一度成功体験を得ると段々欲が出てきて、メジャーでないキャンプ場にも行きたくなってきました。最近新しいキャンプ場が増えてきており、特にそう感じるようになりました。ただ、そういうキャンプ場は輪行で距離を短縮したとしてもかなり坂を登らなければいけないところが多く、私の脚力ではブロンプトンでは押し歩きがメインになってしまうのが容易に想像できました。できればロードバイクでけん引したい。チャイルドトレーラーで何とかロードバイクを輪行できないかと調べていたところ、やはりなかちんさんの記事に辿り着いたのでした。
「チャイルドトレーラーでの乗鞍エコーライン輪行の旅 その2」
その1はこちら…って、アレで乗鞍ですか(汗)
コメント欄で質問させていただいたところ、詳しく方法を教えていただけました(多謝!)。
ということで、今回はバーレー ハニービーでの輪行方法についてです。まずは分かりやすく輪行袋に入れていない状態から。縦型輪行状態にしてあります。バイクサイズは48です。


トレーラーの手押しハンドル部分は走行モードのままにしておきます。自転車のハンドルを手前、ディレーラー側を進行方向にして、自転車をトレーラーの上に載せます。下ハンドルの端をトレーラー上部のフレームに引っ掛かるようにすると、より安定性するようになります。写真ではフォーク先端が左にやたら出っ張って見えますが、実際にはトレーラーの車輪のやや外側に、フロントアウターギア~チェーンとほぼ同じラインにあります。
私は普段から縦型輪行袋しか利用していませんが、横型輪行でも横幅はサドル面~アウターギアの距離で決まるため、乗せ方にあまり差はないと思います。が、前後幅が長いとエレベーターに載せるときに気を遣うので、コンパクトになる縦型のほうがよいと思います。ディレーラー部分は宙に浮くので、降ろすときのために上下どちらにしたかを把握しておけば、上でも下でも大丈夫です。
上の写真では、トレーラーのけん引アームを短くしていて、小回りが利きやすいようにしています。方法は前回の記事「バーレーの不思議な穴と縮む腕 ―チャイルドトレーラー ハニービーのけん引アーム短縮のやり方―」にまとめてあります。
輪行袋バージョン


実際にこれで輪行してみて、快適というわけにはいきませんが、車イスが通れる幅の改札、乗れるサイズのエレベーターがあれば、“どこにでも行ける”という気持ちになりました。出掛ける選択肢がかなり広がります。
“快適でない”部分としては、私のように小柄だと、自転車のハンドル部分が手前に飛び出ているぶん、手を伸ばした状態でトレーラーを押さなければなりません。トレーラーのハンドルもベビーカーモードに引き上げて使用することができないので、トレーラー本体を押すことになってへっぴり腰になります。自分の押し姿を見たことはありませんが、正直かっこよくはないはず。
そして、エレベーターに乗るときはコツが必要です。
・入口が狭いときは自転車を持ち上げて傾けて(サドル側はホイールの厚みが出るので、チェーン側のほうがとっさに持ち上げやすい)、斜めにして入る
・トレーラーを斜めに入れて、人間(親+おんぶされた子ども)が乗るスペースを作る

・トレーラーがうまく斜めに入らないときは、持ち上げて端に寄せて人間が乗るスペースを作る

このように、たまに力技も必要とします。
そんなこんなで思い切りは必要でしたが、次回はこれでロードバイク+チャイルドトレーラーキャンプに行った話を記事にします。
自転車+チャイルドトレーラーキャンプ: バーレー ハニービーでロードバイク輪行を可能にする
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