自転車+チャイルドトレーラーキャンプ: 1歳児と真冬の母子キャンプ (2/2; キャンプ編)

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 12月にブロンプトンとチャイルドトレーラーのバーレー(Burley)のハニービー(HONEY BEE)で母子キャンプに行きました。1つ前の記事”準備編“に続いて、”キャンプ編”です。

[ブロンプトンでバーレー]
 今回のキャンプ場も前回と同じ大阪・能勢の杜のテラス。最近はとても人気で、予約解禁日に予約しないと週末・祝日はすぐいっぱいになります。ソロ・少人数大人向けの落ち着いたキャンプ場ですが、5回目で勝手がよく分かっているのと、前回子どもを連れて行ったときはそれほど騒ぐこともなかったので同じところにしました。

<杜のテラス>
ホームページ
(※最新情報はホームページをご確認ください)
利用期間: ほぼ年中
利用料:
 ・1人2500円(税込・ごみ処理代込み) 12:00~翌11:30 (受付: ~16:20)
 ・サイト使用料: 無料(ハイシーズは+1100円、電源付きサイト +1100円)
予約・キャンセル: オンラインでのみ
キャンセル料: 2日前まで無料。前日半額、当日全額。
その他:
 ・レンタル品あり
 ・薪や炭、着火剤など購入可
 ・PayPay使用可能
 ・シャワールームあり(13~21時・5分300円)
 ・炊事場でお湯が出る(洗剤・スポンジ持参推奨)
周辺施設:
 ・能勢温泉(ホームページ): キャンプ場から約900m、12%くらいの坂あり。
  ※臨時休業・短縮営業に注意!おむつの外れていない1歳児も入浴可!
 ・ふる里産品直売店 丹州路: 地元の野菜や卵を販売。土日のみ食堂あり(11時〜14時、ご飯なくなり次第終了)。700m
 ・ノセボックス: スーパーマーケット。約3km
 ・道の駅 能勢(くりの郷): 4.2km
 ・丸昭精肉店: 能勢黒牛を販売。月曜定休日。約4.5km(くりの郷の近く)
 ・新橋亭: 丸昭精肉店の隣。能勢黒牛の焼肉が食べられる。

 私の過去4回のキャンプの記事も載せておきます。キャンプデビューはこちらで、気づけばよく行くキャンプ場になりました。

1回目: 自転車キャンプ 杜のテラス@大阪・能勢
 移動手段: ロードバイク
 補足その1: 3kgで過積載になったエントリーカーボンロード
 補足その2: 初の自転車キャンプ バックパックの中身
2回目: 自転車キャンプ: ブロンプトンで杜のテラスへ
 移動手段: ブロンプトン(ミニベロ)+帰路輪行
 補足: 自転車キャンプ:ブロンプトンにバッグを付けまくってキャンプへ
3回目: 自転車キャンプ: 杜のテラスで冬キャンプ@大阪・能勢
 移動手段: 輪行+ロードバイク
4回目: 自転車+チャイルドトレーラーキャンプ: 輪行+ブロンプトン+バーレー ハニービーでキャンプへ (3/3; キャンプ編)@杜のテラス
 移動手段: 輪行+ブロンプトン(ミニベロ)+バーレー ハニービー(チャイルドトレーラー)

 予約の日が近づくにつれ、ものすごい寒波も近づいてくることが判明。当初の天気予報では翌日の最低気温が-5℃でした。能勢は大阪府内ですが雪が降る地域なので、モンベルの寝袋の#1(快適温度-3℃~)を準備しつつ、キャンセルも念頭に天気予報をチェックしていました。すると、猛烈な寒さは1日後にずれ、雪も自転車走行に差し支えないほどと分かったので決行することにしました。
 どこかで昼ごはんを食べて行く予定で、チェックインは13時にずらしました。前回駅での輪行作業に手間取ったのを反省し、家の駐車場でブロンプトンを輪行状態にしてトレーラーに積んでおいて、最寄り駅まで子どもを背負ってベビーカーモードにしたトレーラーで荷物を運んで行きました。
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フロントバッグをトレーラーの中の自転車の上に載せて運んだので、今回は楽々移動できました。駅のエレベーターの位置も2回目なので学習済み。乗り換えもスムーズにいき、能勢電鉄の山下駅まで行きました。乗り物大好きな子どもは電車の中でご機嫌で、降りる頃にはウトウトしていました。

 山下駅からトンネルをできる限り避けた16kmのルートで。2回、きつめの登坂で押し歩きしました。一番の難関は一庫(ひとくら)ダム手前の激坂。

過去ソロでキャンプ装備のブロンプトンで通ったときは足付きせずに登れていましたが、トレーラー付きでは劇坂のカーブに入る前に早々に息が上がって押し歩きに。子どもは前回は登坂で速度が落ちると不満を訴えていましたが、今回は「いーちっ♪いーちっ♪」と掛け声で応援してくれました。うれしいですね。ところで、この道の西側に凸凹ドーナッツで始まるさらにきつい坂があるようで(Google mapによるとこちらが北摂里山街道らしい)、途中にあるカフェがとても気になっているのですが、営業時間が合わずにまだ行けていません。
 この激坂から一庫ダムに向かう途中でトンネルがあり、そこは手前の交差点で右側の広めの歩道に移って抜けました。知明さくら橋を渡り、一庫大路次川の東側を北上します。知明さくら橋は補修中で自動車は通行できませんでしたが、二輪以下は大丈夫でした。

この川沿いの道が過去には台風で通行止めだった時期もあり、そうなると国道173号線を通行しなければならないのでちょっと厄介です。地図のスクリーンショットを度々上げるのは、「通れたよ」というレポートでもあります。

2018年の台風で被災して閉鎖されたチェリーゴルフ一庫コースの看板。ゴルフ場への道は封鎖されていますが、ゴルフ場に似つかわしい坂道が見えていて気になってしまいます。
一庫大路次川の西側には古いトンネルがあります。


1枚目はマップには特に何もないトンネル、2枚目は龍化隧道記念碑のあたり(トンネルの反対側は見えず)。Google mapでは龍化吊橋を渡れるような案内が出るのですが龍化吊橋は渡れません。実際に近くで見たければ川の西側に最初から行かないといけません。前回の帰路では川の西側を通ってしまったばかりに国道173号線のトンネルを3つに遭遇し、回避しようとしてひどい登坂をする羽目になってしまいました。要注意です。
 一旦交通量の多い国道173号線に合流し、次にまた川沿いに戻るまでは右側の広い歩道を進みました。チャイルドトレーラーは歩道では走行不可なので押し歩きですが、800mくらいなのでまあ許容範囲かと。(厳密には押し歩きも不可ですが、危険回避のためなら違法性阻却にあたると思います。)
 再び国道173号線に合流し、今回の楽しみの1つである能勢黒牛を手に入れるために丸昭精肉店に。以前はスーパーのノセボックスで亀岡牛を買っていましたが、ごく最近能勢黒牛の存在を知って、せっかくなら大阪もんを食べようと思って寄りました。能勢町のふるさと納税の返礼品にもなっているので、ぜひお試しを。大阪人として宣伝しておきます。

なんと、サイクルラックがあります♪ 隣の新橋亭で能勢黒牛の焼肉が食べられるので、グルメライドにもよいですね。こちらで高級焼肉用の肉を5切れ・約100g購入。
 しばらく前から小雨が降ってきていて止む気配がないため、チャイルドトレーラーにカバーを下ろします。曇り予報だったので雨具を持って来ておらず、とはいえ持って来ていても着るほどではない雨でしたが、これが誤算でした。
 キャンプ場のすぐ近くの丹州路で卵を買うつもりが、着いたときにはすでに売り切れ(T_T) 店の中をのぞこうかと思いましたが、道中の写真撮影や肉の購入に思った以上に時間が掛かっていたようでチェックインの時間が近づいており、子どもも寝ていたためそのまま杜のテラスに向かいました。ここの坂はゆっくりなら登れそうでしたが、車に道を譲って降りたらしばらく戻れませんでした。最後の100mはがんばって漕いで登りました。
 チェックインを済ませ、炊事場で水をボトルとウォーターバッグに汲んで、サイトに向かいました。子どもが多少声を出してもよいように端のほうのサイトにしましたが、このキャンプ場のイメージからはあれっ?と思ってしまうほど周りに木が少ないサイトでした。錯覚ではなく、後から写真を見返すと、背景によそのテントや車がしっかり入ってしまうために撮れていない向きがありました。そして、サイトに着くなり時折突風が吹き始めて吹きさらし状態に(^_^;
 子どもが寝ているうちにテントを設営し、タープも張ってしまおうとしたら泣いて起きたorz トレーラーの中で動けないのが嫌なのかとテント内に入れたらもっと泣き、ならば寒いのだろうと思って服を重ね着させてソックスを分厚いものにしてもイマイチ。昼食を食べさせたら静かになったものの、それは単に口に物が入っているから。前回同様に、テントの中からメッシュ越しに作業を見てもらおうとするもやはり泣く。寒いのだろうとテントの入口を完全に閉めるともっと泣く。作業を中断して寝袋を展開して中に入れてやると、眠いのか目がトロンとして泣き止む。が、作業に出るとまた起き上がって泣くの繰り返し。後から分かったことですが、どうやら場所見知りだったようです。年末年始にひさしぶりに実家・義実家に行ったときに同じ反応(^_^; わりと動じない性格の子で、前回は姿が見えていればぐずらなかったので泣く理由が思いつきませんでしたが、これも成長の過程なんでしょうねぇ…。おんぶしながら作業すればよかったのだろうと思いますが、足腰への負担大になるので避けたかったのと、そもそも寒くて泣いていると思い込んでいたので実行するのは難しかったですね。
 子どもの相手をしている間に、濡れたウェアで私の体が冷え始めました。ダウンジャケットとパンツは持参していましたが、雨が降ったりやんだりしていて濡れたら保温性がなくなるので着られず、また地面が雨で濡れているので汚したくなくてそのままでした。動いて作業すればそこまで寒くなかったので何とか乗り切れましたが、雨は完全に誤算でした。この日は曇り予報なのに昼前から雨が降り、夕方からはみぞれに変わりました。雪だと払えば濡れないと思っていたのですが、気温が微妙なら雨になるので対策が必要なのだと身に染みました。
 タープをポールを立てて張ろうとしたところ、タープが風邪で煽られてペグが引っこ抜けました。このときやっとテントの入口が風下に向いていないことに気づきました(^_^; すでにテント内に物を展開している状態で向きを変えるのは現実的でなく、とりあえずタープでテントの入口を覆うようにして張りました。このColeman IGシェード+は入口が他の面より薄いのです。

全体でダブルウォールのテントっぽい構造になり、テント内の寒さはぐっと改善されました。が、テントに入るときには写真の右側からしゃがんでタープをくぐらなければならないので大変でした。特に子どもをおんぶしての出入りは、ほぼ四つ這いになり、それでも子どもの頭がタープに引っ掛かりそうでした(^_^;
 屋外は6℃くらいでしたがウェアの濡れと風で体感温度はもっと低く、テント内に引きこもって極力外には出ないと決めました。テント内は10℃くらいでした。設営が済み次第、すぐに夕食の準備に。入口の上半分を開けて、タープの下の前室になった部分で湯沸かしや調理をしました。
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こんな感じですね。

写真下が手前でテント、上側がタープ。焚き火はできないスペースでしたが、普通の調理には十分でした。
 固形燃料でお湯を沸かしている間に、パンやチーズを子どもに食べて待ってもらいます。

持ち込んだファミリーマートの食品。
キムチはテント内でこぼしたときの惨状を想像して開封しませんでしたが、結局はこれらの多めに持って行った持ち込み食(子どもとのキャンプのときは調理せずに済むという点で”非常食”と呼んでいますが)にかなり助けられました。本当に非常食になってしまうとは…。というのは、固形燃料で熱湯が沸かせなかったからです。この季節の水を沸かすには火力が不十分だったようです。お湯を注いで食べる物がピンチです。

尾西の携帯おにぎり・5年保存食(楽天)、お楽しみ要素のある防災食にあたります。アルファ米独特の食感は残りますが、味は保証します。幼児には塩分少なめ(1食あたり食塩相当量0.6g)の鮭がオススメですが、よく降り混ぜないと塩味に偏りが出ます。大人には味のしっかりした(食塩相当量0.9g)カロリー多め(168kcal)の五目おこわがアルファ米の食感も気になりにくくておススメです。お湯15分、水60分でできるのですが、今回のように熱湯が準備できなかった場合は食べたいときに食べられないなんてことが起こります。25分くらいで硬くて芯が残った状態で食べましたが、もし水で食べるならどれ掛かるのかというのを考えて食料を準備するのも大事だと思いました。

もう1点、これをおにぎり型で食べるには下から袋を切らないといけない部分があり、若干やりにくいです。公式サイトに動画があるので見てみてください。今回はおにぎり型にせずに食べたので、普通のご飯ものでもよかったかなと。
 一方、モンベルのサーモンチーズリゾッタ(#1324515)。こちらはアルファ米ではなくフリーズドライ米で、より軽量化されているそうです。1食475円(税込み)もしますが325kcalしかありません。ですが、調理時間は熱湯約3分、水でも約5分と超時短! 今回はこれにも助けられました。味もよく、子どももガツガツ食べていました。価格/エネルギーでもう少しコスパのよいのもあります(モンベルオンラインショップ>ギア>食品>リゾッタ)。
 まあ、慣れていない固形燃料で下手な軽量化をせずに、試すのであれば多いと思うくらいに燃料を持って行くか、素直にガス缶を持って行けばよかったと反省しております。これまで「テントを張ってコーヒーを飲んだらキャンプ成立」と定義してきた私が、この度はお湯が沸かせなかったためにコーヒーを飲むことができませんでした。定義を変えねばなりません。使わずに残ったお湯をモンベルのアルパイン サーモボトルに入れて翌朝使う予定でしたが、実際に入れたのは”冷たくない水”になりました…。このボトルを使うなら、お湯を持参していくという方法もアリです。
 テント内ではカスケードワイルドのウルトラライトテーブルを2つ並べ、その上に皿を乗せて子どもに食べさせましたが、なんせ高さが低くて体とテーブルの間が広くなるのでこぼしまくりでした。さらに食事がなくなると家と同じように皿とスプーンで遊び出し、特にスプーンには最近異常な執着を持っていて、取り上げてからひと悶着ありました。掃除はちょっと大変でしたが、寝袋やマットに被害は及ばなかったので良しとします。バトルや掃除の合間を縫って、道中で手に入れた能勢黒牛の焼肉を。これは固形燃料でもおいしく焼けました。本当においしくて、疲れが癒される味でした。
 洗い物はほとんど出ないように工夫していたので、SEA TO SUMMITの5Lのキッチンシンクで全部運べました。みぞれが降る中、子どもをおんぶして洗い物。杜のテラスはお湯が出るのがありがたいです。ついでに炊事場近くにあるシャワー室をのぞくと空いていて、誰かが使った後のようでほんのり暖かかったですが、脱衣所に暖房があるわけではないのでシャワーでお湯を出し続けていないと寒いだろうなという印象でした。寒くてこのまま引きこもっていたいところでしたが、お風呂大好きな子どものご機嫌な顔も見たくて、意を決して徒歩10分の能勢温泉に行くことにしました。ここは行きは12%くらいの登坂があり、自転車+チャイルドトレーラーで行くつもりは最初からなく、ベビーカーモードで連れて行く予定でした。が、おんぶから降ろすとまた不機嫌になりそうだったので、おんぶのまま連れて行きました。まあまあハードでした。
 能勢温泉はおむつが外れていない1歳児も入浴OKです。女湯にはおむつ替えベッドもあるという情報でしたが、実際にはシンプルな柵ありベルトなしのベビーベッドがありました。後から入ってきた家族連れがそこに荷物を置いており、若干もやもやする気持ちがししつつも、想像が及ばない人もいるかもなという見た目でした。
 温泉で温まったおかげで帰りはさほど寒くなく、テント内はやはり10℃くらいでしたが、寝袋に入れると子どもは即寝ていました。私はスマホで一息ついてテント内の結露を拭いて寝袋に入ろうとしましたが、子どもを普通に頭側に寝かせたために、すごい窮屈なスペースに入り込むことになりました。

ジップが完全には閉まらない状態で、子どもの手を背中の下に敷いてしまわないように気を付けました。家での昼寝時のシミュレーションでは、広がりやすい足元で足側のジッパーを開けて私のあぐらの中で寝てもらっていたのですが、結露対策でシュラフカバーをしたのでそれが不可能になってしまったのです。子どもが大きくなったらハーフレングス を買い足すしかないですかね…。私の服装は、上がミレーのドライナミックメッシュ(楽天の)袖丈3/4+ファイントラックのメリノスピンライトジップネック(楽天)+モンベルのダウンジャケット、下がファイントラックのスキンメッシュ タイツ(楽天)+モンベルのダウンパンツ+ベーシック ダウン フットウォーマー(#1118504)。子どもの服装は”準備編“を参照してください。子どもの寝返りのたびに目が覚めて上のイラストみたいに寝袋内で移動が必要でしたが、温度的には密着して寝たおかげもあってモンベルの#1のシュラフ+シュラフカバーで快適に眠れました。未明のテント内の温度は4℃で、最低気温は-2℃だったようです。
 朝7:30頃にご機嫌な子どもの声に起こされました。テントのベンチレーションは半開き程度でしたが、テント内の結露は意外にも少なくて、壁に当たっていたマットの端が少し濡れている程度でした。よく見ると、寝袋から離れた部分の結露は凍っていました。寝袋はシュラフカバー内の結露で少し濡れていました。完全に寝袋を濡らさないでおくことはできないんですね。テントの入口を開けると、雪の重みでタープがたわんでいました。

雪を落としてから外に出て撮影した写真です。
 お湯を沸かして朝ごはんの準備をしますが、子どもが出来上がりを待ち切れないため”非常食”のパンを与えます。続いてバナナをバターナイフで切るのを手伝おうとすると、バナナとナイフを取られると思って怒り出し、朝からひと悶着。ミニトマトは3切れ食べただけで”冷たいからいらん”というふうに拒否。温かい食べ物がないと人間は不機嫌になるのだなと思いました。先に食事を終えると食器を散らかし始めたので、絵本を読んで待っていてもらおうと差し出すと、”読んでちょうだい”と渡してきて、いつもなら1回読めば自分で読むのに繰り返しせがんで来て私が食べる時間をくれません。1人で遊べるおもちゃを持ってくればよかったです。あしらいながら猛スピードで朝食を食べました。
 後片付けはおんぶのまましたので、撤収直前に眠くなるまでは比較的ぐずらずに過ごせました。雪が溶けて水になり、濡れて扱いづらくなったタープ・テントを片付けねばならず面倒でした。家で洗ったり乾かしたりすることとして、適当に畳んで袋に詰め込みました。

 帰路も往路とほぼ同じ道を。全体的には下り基調ですが、ロードバイクでは問題にならない程度のアップダウンがあり、チャイルドトレーラー付きだとかなり減速してしまって思っていたほどの爽快感はありませんでした。往路は登りを覚悟しているから気持ち良かったのですがね。大路次川沿いを走っているときにすれ違ったサイクリストが手を振ってくれました。子どもは寝ていたけれど、親の私は励まされました。どなたか分からないけどありがとう♪
 帰りも山下駅で輪行し、電車好きな子どもの機嫌も回復。能勢電鉄の電車の扉がの開く向きも攻略し、エレベーターダンジョン(←大げさ)もスムーズに乗換案内通りに帰宅できました。
 ブロンプトンとチャイルドトレーラー バーレー ハニービーで行く、真冬の自転車母子キャンプ@能勢―― 0℃を下回るキャンプ自体が初めてだったので、いろいろ学ぶことが多かったです。テントに多少難ありでもマットと寝袋がしっかりしていれば眠れる、ガスはすばらしい、温かい食べ物は心を落ち着かせる作用がある、雪は雨や水になる、子どもの成長は時に親を困らせる、など。子どもの訴えが最近細かく・多くなってきていて、いわゆるイヤイヤ期に向かいつつあります。泣きわめくことが増えてきているので、静かな落ち着いた雰囲気の杜のテラスに行くのは今回で一旦〆にします。またいつか落ち着いて行けるようになるまで、育て! 前頭葉、目覚めよ! 側頭葉。
 次はまた別のキャンプ場(予約済み)で親子キャンプに挑戦したいと思います。
[場所・兵庫][場所・大阪]

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