雪を求めて大町へ。グラベルロードでプチ雪中キャンプ: 5. 北アルプスベース温泉郷キャンプ場

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 暖冬の今季、雪道ライドと雪中キャンプの経験を積むべく、長野県大町市へ行ってきました。キャンプ泊の2泊目は北アルプスベース温泉郷キャンプ場でした。
前回までの記事はこちら。

雪を求めて大町へ。グラベルロードでプチ雪中キャンプ:
1. 自転車編(TREK CHECKPOINT SL5)
2. ウェア編
3. バッグ・ギア編
4. 木崎湖キャンプ場

KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
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<目次>
□ 大町温泉郷
□ 温泉とお祭り
□ 凍るものたち

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□ 大町温泉郷
 木崎湖キャンプ場から北アルプスBASE 温泉郷キャンプ場までは5kmほど。ちょっと登ります。ロードバイク単独なら大したことなくても、パニア付きだと勾配を感じます。キャンプ場に着いたらもうそこから出たくなくて、コンビニで食料を買い込んでから行くことにしました。ファミリーマート 大町大原店に入ってすぐ目に見えたものは豊富なお土産でした。 お菓子や 地域限定グッズなどたくさんありました。ここでお土産を買う予定はなかったのですが、ついいろいろ買ってしまいました。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
 コンビニから緩やかに登ること2.3kmでキャンプ場前に到着。チェックイン予定時間は遅めにしていて、できればこの辺りのお店で昼食にしたいと考えていましたが、来てみると閉まっているお店が多かったです。薪を売っているお店もありましたが閉まっていて、焚き火派には不便そうでした。
 どうやら空いていそうな、”天暇楽 (テンカラ)”というお店を探しますがぱっと見では分からず。うろうろして”ここか?!”と思って暗い地下へ階段を降りていくとありました。アジアンな雰囲気の定食屋でした。
tenkara
オムライスカレーを注文。想像よりも量が多くて驚きました。おいしかったです。

□ 温泉とお祭り
 キャンプ場は青いコンテナのような建物が目印。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
信濃大町はモンベルのフレンドタウンになっていて会員証があると特典がある施設が多く、こちらは食事メニューの一部とレンタル品の一部に割引がありました。受付を済ませ、管理人さんに施設を案内していただきましたが、2023年に作られたばかりということでとてもきれいでした。ただ、頼りにしていたコインランドリーは故障でした(T_T) 冬でよかったです。
 サイトは砂利と芝生とウッドデッキとあります。雪なら砂利でも気にならないので砂利にしました。雪で区画が分かりにくくなっていましたが、芝のほうは若干の盛り上がりがあり、焚火をするなら砂利のほうで、とのことでした。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
こちらはキャンプサイトから見たコテージ。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
設営♪
雪は10cmくらいで、足で踏み固めてグランドシートを敷き、スノーペグで雪を少し掘って設営しました。イスとテーブルも並べてみましたが、
DOD ウルトラマイクロチェア
このタイプの脚のイスは座るとどんどん雪の中に沈んでいって自分の足がしんどくなるので、スコップで足元を除雪しました。
 設営したら隣の温泉、薬師の湯まで歩いて行きます。キャンプの受付時に、こちら温泉の売店で使える割引券ももらえたのでお土産を買い足します。コンビニのお土産も含めると買い過ぎた気もしますが、パニアバッグとバックパックがあれば何とか入ってしまうもの(多分)。
 この日は、キャンプ場のすぐ近くで「夢花火と音の祭典」というイベントがありました。大町温泉郷では例年2月毎週土曜日の夜に、和楽器演奏、メッセージキャンドル、打ち上げ花火などを行っていて、今年で22回目なのだそうです。

キャンプ場に戻ると人が続々と集まっていました。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
キャンプ場受付にもかまくら、焼いもと甘酒が準備されていました。
DreamFireworks&SoundFestival
DreamFireworks&SoundFestival
DreamFireworks&SoundFestival
DreamFireworks&SoundFestival
DreamFireworks&SoundFestival
盛り上がっています。日中ほとんど人を見なかったのに、外国人観光客も多かったです。
 キャンプ場に戻って夕飯を食べ、甘酒を飲んでいるともう終盤になり、花火が上がりました。すぐそばの鹿島川で打ち上げられているようです。
DreamFireworks&SoundFestival
Twitter(X)に動画をアップしました。

キャンプサイトは特等席でした。

□ 凍るものたち
 夜間に目が覚めたときには、雪がテントに付く音がしていました。朝起きるとテントの中は0℃、外は-6℃でした。テントの外張とモンベルのジオラインEXP.のおかげで寒いことなく過ごせました。
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
朝ご飯は簡単にパンとコーヒーにしました。クリームパンを買っていたのですが、クリームが凍って甘味がせずバターのような味でしたΣ( ̄∇ ̄) 寝袋に入れておけばよかったです。
 早めにテントの片付けに取り掛かったものの、スノーペグが夜のうちに凍り付いていて取り出すのに結構時間が掛かりました。スコップで雪を掘ったり、スノーペグでテコのように取り出したりしました。荷物になるだけかと思われたスコップですが、活用できてよかったです。

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KitaAlpsBASE_onsenkyo_camp
キャンプ場内の雪の中をこの装備で少し走ってみようとしましたが、私の技量では無理でした(^_^;
 冬の信濃大町、雪道初心者でもグラベルロードならそれなりに楽しむことができました。オススメですよ!
 以下、北アルプスベース温泉郷キャンプ場の情報をまとめます。

<北アルプスベース温泉郷キャンプ場>
 ウェブサイト
 なっぷ
 予約: ウェブサイトから(受付メールは即時でない(自動返信ではない))
□特徴
・通年利用可能
・ベースキャンプによさげな立地
□利用期間
・通年営業
・チェックイン 13:00~18:00
・チェックアウト 10:00
□利用料
・砂利敷サイト 1100円、芝敷サイト 1650円
 +大人 550円、電源利用 1100円、タープ2200円、駐車場1100円
□その他
・Wi-Fi利用可(大町市の無料Wi-Fiスポット)
・コインランドリーあり(※訪問時は故障していたので予約時に確認を)
・モンベル会員特典あり(モンベルサイト)
・PayPay利用可
□周辺施設
・近くの店舗に自動販売機あり
・温泉 湯けむり屋敷 薬師の湯(ニフティ温泉クーポンあり)
・ファミリーマート 大町大原店…2.3km
・コインランドリー…北大町駅付近(最短4km)
・周辺マップ・情報・・・大町温泉郷おさんぽマップ(PDF)

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