先日杜のテラスで自転車キャンプデビューしましたが、実は荷物が過積載になっていたという話です。
私の自転車はいわゆるエントリーモデルのカーボン製ロードバイクです。カーボンは耐久性に疑問がある、ダボ穴がなくキャリアを取り付ける仕様でないなど、荷物を載せるのに適していない自転車です。ダボ穴がないのは一応回避方法がありますが、そもそも何kgまで積載OKなのか、と調べたところ、
CycloRiderより
「カーボンフレームのロードバイクの積載量は2.3kgという驚愕の事実」
https://www.cyclorider.com/archives/18276
はい、記事の例と同じSpecializedでフロント(フォークと解釈)は0kg、リア(シートステーと解釈)は2.3kgでしたorz 体重が軽くても恩恵はほぼないのですね。
この記事を読む前に、すでにシートステーにタイオガ CL-588-1を取り付けて、荷物も載せてしまっていました…。計算上、荷物が約2.9kg、リアキャリアが510gで合計約3.4kg、+1.1kgの積載オーバーでした。自己責任で今回はそのまま走ってしまいましたが、次からは気を付けますし、これを読んだ未遂の方は気をつけて。まあツーリング用の自転車を買いなさい、ということでしょう。
ちなみに、いわゆるバイクパッキング(キャリアをつけずにバッグを車体に直付けする)に分類されるフロントバッグも大型サドルバッグも、登坂時にコントロールが悪くなり進まないと感じるので、体力がまだ足りない私は今のところ使っていません。そもそもフレームサイズが小さいので、合うのを選ぶのも一苦労です。理想のパッキングは、やはりパニアバッグのように重心が低くかつ左右に分散させることだと思います。つまりツーリング用の自転車を(ry
自己責任に自己責任を重ねることになりますが、リアキャリアの取り付け方法について。最初は下側はVIVA(ビバ) クイックエンドアダプター リアをクイックリリースに噛ませて固定しようとしましたが、上記Amazonの低評価レビューにもある通り、ホイールの固定性に不安を感じてやめました。今回は、日東CF040クリップ15mmとCF041 20mmをダボ穴代わりに取り付けて固定しました。もちろんこちらも外れる可能性はありますが、ホイールが外れるよりはよりはマシかなと。
以下はリアキャリアに乗せた3kgの荷物たちです。

×印は実際にはバックパックに入れたもの(シュラフとダウンジャケット・パンツ)。
1. 緊急アルミシート 50g
ツェルトの床に敷くために持参。リアキャリアに乗せる荷物を包むのにも活用。
2. 折りたたみ椅子 SOLCION PATATTO mini 230g
座面が低いので、股関節が固い人には座りにくく、着席・起立時に膝に負担が掛かるはず。長距離ツーリング後だとつらいかもしれない。サイズ展開が豊富でいずれも軽量。
3. ヘリノックス テーブルワン 690g(袋込み)
カップホルダーが2つあるのが便利。調理のときにトングを立てたり、洗い物の後にとりあえず置いたり多目的に使える。
4. ツェルト用ポール EVERNEW(エバニュー) アルミシェルターポールFLD 92g×2本
とりあえず2本持って行ったけど1本しか使わなかった。
5. Motomo 超軽量タープ ペンタシールド 一式700g
日よけ・風除け・雨除け・目隠しなどの役目があり、タープに囲われていると安心感が違う。
6. モンベル アルミミニタープポール165(5本継) 270g
7. 焚き火台 DOD 秘密のグリルちゃん 590g
まずはツッコミどころ満載の公式動画を。
グリルの目の間隔が広いので、焼き網が別に欲しいところ。
8. コールマン トングL 90g、トングS 80g
焚き火用と食品用と分けて、食品用は清潔に。


キャリアへの固定は100均のゴムバンドで。固くて扱いづらく、やはりきちんとした製品のほうがいいように思いました。
ギアを買うとき、バックパックにも入るように、折り畳んだときの長さが短くなるものにこだわったので結構コンパクトです。
ここから1.1kg減らすとなると、タープを諦めて、あるいはテーブルや焚き火台の質を落として軽量化+ポールなどをトップチューブに沿わせて固定、といったところでしょうか。やるかどうかわかりませんが、トップチューブにトングなんてシュールですね。
次はバックパックとその中身について。
3kgで過積載になったエントリーカーボンロード
装備・積載この記事は約4分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含むことがあります。

コメント