BRM715和歌山200

この記事は約4分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含むことがあります。

世は大寒ですが真夏のブルベの話ですよ。
先日SRメダルが届きました。


私の初ブルベは昨年の「和歌山200㎞ 和歌山・奈良サイクリング」でした。
6月頭の190km累積標高2000mのTANTANロングライドを完走して、200km累積1980mのこのコースなら走れそうだと思ってエントリーしました。
200km走ることが初めてだったので、前日はゆっくり休めるよう最寄りのホテルに泊まり、宿で翌日の氷や飲料を準備。
ちょうどこの数日前から最高気温が予報で35℃、屋外では38℃の表示が見える始末。
ボトルはキャメルバックのポディウム・アイスを2本、それからリュックに1.8Lのハイドレーションを準備した。
当日早朝に起きて、余分な荷物は駅のコインロッカーにイン。
初めて行く受付場所には少し迷ったが無事辿り着き、時間通りに出発。
とっつきやすいコースのためか参加者が多くて、だいたい誰かの後ろについていける状態でPC1まで順調に進んだ。
が、しょっぱなから1.8Lのハイドレーションを背負ったものだから重い。序盤から重さが気になってしまう。
氷を入れたのは幻で冷たさは早々になくなった。
キャメルバックにも氷を入れていたはずだが、走り始めてまもなくぬるくなった。
中身がぬるくなってしまうとキャメルバックは重いだけなので普通の軽量ボトルのほうがマシだった。
PC2の前に小腹がすいたのでPCとは別のコンビニで補給。
時間はロスすることになったが、参加者が多くて次のPCでは食料・飲料の選択肢があまりなかったので正解だった。
PC2ではお気に入りのソルティライチを購入できたが、普通の水は見当たらなかった。
川沿いを延々と徐々に登っていくにしたがって、日も昇り暑さが増してきた。
川やダムがきれいだな~と思う以上に、ともかく暑い。漕いでも止まっても暑い。
昼食のタイミングで途中の飲食店や自動販売機に避難する参加者もいた。
この頃はまだ走行しながらボトルで飲水するのが苦手で途中止まってしっかり飲むこともあったが、ハイドレーションのおかげでほとんど止まらず折り返し地点まで到達した。


道中の写真はこれだけw
折り返しからは下り基調だけども、向かい風のせいか何なのか速度が伸びなかった。
あまりの外気温の高さで、この頃には背負っていたハイドレーションの水がむしろほどよく冷たく感じるほどになっていた。
PC3のコンビニではようやく普通の水を入手できた。
PC4までは速度が合う参加者がいたので比較的楽に到達できたが、一瞬なぜだか寒気を感じた。
PC4のコンビニでは十分に飲料を買って飲んで、水こそかぶらなかったものの店内で涼ませてもらってから再出発した。
ゴールまであとほんの40km程度だったと思うのだけど、ここからがひじょーーにながかっった。
ボトルに十分ぬるい飲料は残っていたけれど、PC4を出てまもなくハイドレーションがなくなった。
そして残り30kmくらいになったとき、また少し寒気がして、しばらくして軽い吐き気のようなものを感じた。
「あーこれ熱中症の初期症状だな」と直感して、道路の反対側に自販機を見つけてすぐ停車。水などを買ってなけなしの自販機の影に入って休んだ。
回復するかなーどうかなーと体と対話し、大丈夫そうだと思ったところで再出発。
その後もすごーーーく長い30kmだったが無事ゴールすることができた。


このブルベはDNF率が15%だったとか。
今年はBRM713和歌山200「和歌山・奈良 灼熱サイクリング」と名前が変わって再登場しているΣ(゚д゚;)
今思えば、この頃は軽量化を意識しておらずかなりの重装備だった。
TANTANロングライドで補給不足を起こしたこともあって携行食もやたら多かった(^-^;;
凍っていないキャメルバックは重いだけということも知らなかったし、ハイドレーションは有用だったけど最初から満杯にする必要はなかった。
どこかで水をかぶっていればよかったかもしれない。
暑い時間をやり過ごして、日が落ちかかってから走ってもよかったかもしれない。
とはいえ、この完走で自信をつけて次は300kmのブルベにエントリー、(中略)そして今年のブルベへと続くことになった。
[場所・和歌山][場所・奈良]

コメント

タイトルとURLをコピーしました