昨年から今年にかけて自転車を4台購入、旧車は知人に譲ったり下取りしてもらったりしたが、うち1台は自分で防犯登録を抹消した。引っ越し前に購入した車両で、現在居住地の警察署で手続きをした。そのときの流れを記録する。引っ越し前後とも大阪府内なのでスムーズなパターンだ。大阪府自転車商防犯協力会のウェブサイトを見れば解決する話なのだが警察署に行くのがなんとなく苦手な私が、記事のネタにしようと思うことで面倒だけどやってきたことなので、流し読みでもしていただけたならちょっとうれしい。![]()
正確には”防犯登録データの抹消”というらしい。防犯登録は全国共通の制度であるが、運用は各都道府県ごとに若干異なり、抹消は登録した都道府県でしかできない。引っ越しして都道府県が変わると、実質詰むことが多いらしい。
上記サイトより抜粋。
警察署の防犯係という所に行く。自転車本体…は持って行ける状態ではないので、全体を写した写真を見せることにする。身分証は運転免許証だけど、更新したので前の住所が記載されていない。大丈夫なのだろうか。念のため、すでにうろ覚えになっていた以前の住所を確認しておく。お客様控えは紛失した。防犯登録番号は写真フォルダに残していた。さあ警察署へGo!
警察署はちょっと辺鄙な所にあって、自転車で行くのがちょうどよい。行くのは転居のときの住所変更のとき以来だ。さっさとマイナンバーカードに紐づけてもらいたい。入って防犯係という表示を探すがパッと見ても分からないため、1階の窓口で女性職員(警察事務?)に伺う。別の階の生活安全課に行ってください、と案内される。
生活安全課に行って、防犯登録を抹消したい旨を告げる。こちらは制服は着ていないが、中肉中背のがっしりした男性警官がたくさんいて、そのうちの1人に対応してもらった。まずステッカーの写真を見せて防犯登録番号を提示する。しばしの確認時間の後、車体の色の確認をされたので全体写真を提示。「刻印は分かりますか?」と聞かれて焦る。写真には撮ってないし、そんなのあったかなという記憶レベル。シリアル番号はどこかにあったけど控えていなかった。まあでも聞かれただけだった。最後に運転免許証を提示して、前の住所を聞かれることもなく、手続き完了。所要時間は合計25分くらいだった。まあまあ時間は掛かったけども、廊下にはイスがあって負担にはならなかった。
ただ、警察署にはできるだけ行きたくないなと思うこともあった。隣で相談していた人の話が聞こえてきて、内容が少し深刻だったからだ。軽い気持ちで訪ねて、重い空気を吸って帰るのはできるなら避けたい。相談者の名前も分かってしまうし、プライバシーに配慮した空間があればいいのに思う。
<まとめ>
引っ越し前後で同一都道府県内であれば、警察署での防犯登録データの抹消は登録控えがなくても30分弱で容易にできる。車体本体は不要だが、全体写真と登録番号は必須、刻印やシリアル番号も控えておくとよりスムーズと思われる。身分証明書は必須だが、過去住所の提示は求められなかった。


コメント