アラフォー女子が初めて競輪を見に行った話@和歌山

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 ちょいと現在強度の高いサイクリングは自粛していて、せっかくなので前々から興味があったけど時間がなくて行けなかった競輪を見に行くことにした。普段レースに出ることもなく、チーム戦のツール・ド・フランスにはいまいちの熱中できず(オリンピックのロードレースは楽しめたけど)、トラック競技もルールがややこしくて少しとっつきにくいけど、競輪なら個人戦でルールはシンプル。年中各地で開催されていて安くて観戦でき、私のようなレース観戦初心者が ぶっとい太もも プロの走りを見たいと思ったときに取っ付きやすい。
和歌山競輪場
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<目次>
□ どこに行く…?
□ 投票アプリ・車券販売サイト
□ 和歌山競輪体験記
□ もうかりまっか?

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□ どこに行く…?
 近畿には福井、奈良、向日町(京都)、岸和田(大阪)、和歌山の5ヶ所に競輪場があり、私が済む北大阪地域からは向日町と岸和田が近く、奈良と和歌山にもまあ行ける。同じ女性としてがんばっているガールズを観戦したい&ウェブサイトで一番親しみが沸いた和歌山競輪場に行きたい、と考えていたところ、予定の調整がついたのが9月28日(土)のF2・日中開催の初日だった。競輪選手のランクは男子は上からS級S班・1班・2班、A級1班・2班・3班があり、F2というのはA級のみが出走する1番下位グレードで、7人が出走する7車立てのレース(S級は9車、女子はL級のみ・7車)。
 公営ギャンブル自体が初めてだったので、開催日や開催時間帯、観戦方法からして、検索してみても最初よく分からなかった。日程はkeirin.jpで分かるけども、競輪場に何時に行ったら最初から見られて、何時に帰れるのか分からない。多分常識なんでしょう…。日中開催はだいたい10~16時とまでは分かるも、競輪場のウェブサイトを見てもなかなか欲しい情報に行きつけない(苦笑) 和歌山競輪場のウェブサイトは比較的見やすく、意識的にフレンドリーな雰囲気を出しているように思う。昼ご飯も場内で食べられそうだ(ちょうどガールズの時間帯に重なりそうだ)、ということも分かった。

□ 投票アプリ・車券販売サイト
 せっかくなので賭けてみることにもした。賭け方(投票方法)も分からず、競馬のCMで3連単という言葉を知っている程度だった。とりあえず、いくつか車券販売サイトに登録したり、アプリをダウンロードしたりしてみた。
楽天Kドリームス (ウェブサイト)
 賭け専用ポイント: デルカポイント
競輪のみの投票券販売サイト。楽天経済圏に半身浸かっている私、とりあえず楽天グループのサイトに登録。新規登録特典でデルカポイントをもらうも、登録するのが早すぎて、一度観戦の計画を見送ったらポイントが消滅してしまった(汗) デルカポイントを扱っている車券販売サイトは他にも複数あるが、特典でもらえるのはいずれかのサイトで1回のみ。登録は計画的に。
オッズパーク (ウェブサイト)
 賭け専用ポイント: OPコイン
競馬・競輪・オートレースの投票券発売サイト。鉛筆で紙に書くみたいに予想印を◎〇▲みたいに付けられて雰囲気はあるのだけど、初心者には使いにくいような。
WINTICKET(ウィンチケット) (ウェブサイト)
 賭け専用ポイント: ポイント
競馬・競輪・オートレースの投票券発売サイト。サイバーエージェント系。アプリが見やすい。
チャリロト (ウェブサイト)
 賭け専用ポイント: チャリカ
競輪・オートレースの投票券発売サイト。アプリの出走表にデフォルトで選手の顔写真が載っているので親しみやすさがある。チャリカを扱っている車券販売サイトは複数あるが、特典でもらえるのはいずれかのサイトで1回のみ。
TIPSTAR (ティップスター) (ウェブサイト)
 賭け専用ポイント: TIPマネー
 払戻金精算: 500円以上から
競輪・オートレースの投票アプリ。アプリ内だけで、課金・清算なしでメダル・ポイントで遊べるシステムもある。ソーシャル機能重視。アプリの出走表にデフォルトで選手の顔写真が載っているので親しみやすさがある。画面が青系で、明るい屋外だと見にくい(特に賭式の選択)。
いずれも新規登録特典がある。ポイントサイトに掲載されているところもあるので、ポイ活している人は要確認。紹介・招待制度もあるので、もし私から紹介を受けたいという人がいたらTwitter (X)からDMでどうぞ(ただ、いつまで登録を続けているか未定)。
 アプリを使うことで、あれほどよく分からなかった開催日や発走時間、賭け方、投票可能な時間帯などがスムーズに理解できた。よい時代になったものだ。ただデータ通信量は多いようで、月末で通信制限をくらっていた私は屋外での使用にちょっと苦労した(スマホ2台持ちなのでテザリングで通信速度はクリアできたが、テザリング元の電池の減りが異様に速かった)。

□ 和歌山競輪体験記
 家から和歌山競輪場までは電車で2時間半見ておく必要がある。勝手が分からないので、10時過ぎには着くようにした。南海電車 和歌山市駅から徒歩10分、ちょっと寂れた道を歩いていくと、警備員が見えてきたのですぐ場所が分かった。想像以上にたくさんの人が働いている。これが公営ギャンブルの力か…?
 50円玉をゲートのコイン投入口に入れて入場。
和歌山競輪場
手荷物預かり所の横が食堂。14:30まで営業していて、ガールズの観戦後に遅めの昼ご飯にしても間に合いそうだ。
和歌山競輪場
特別観覧席は500円。今回は直接見たいので利用せず。
和歌山競輪場
 物珍しそうにきょろきょろうろうろ歩いていたからか、警備員さんに「まだ始まるまで時間がありますのでファミリールームにどうぞ」と案内していただいた。男性のみでは利用できないが、女性・カップル・ファミリーなら無料で利用できる部屋だ。
和歌山競輪場
奥の建物の1階。
ファミリールーム
エアコンが効いていて涼しく、キッズスペースも完備。WiFiを使うことができ、月末通信制限中の私歓喜! モニターがあって場外の青森のレース情報も流れている。紙の投票用紙もある。席に座ると無料ドリンクを案内されたので、インスタントコーヒーを1杯とお菓子をいただいた。
 第1Rが始まる前に観戦席に移動。和歌山のバンク周長は400m、傾斜は32゜、みなし直線が長いらしい。男女とも約4周、1,625mで、20代の若手1人、A3の選手のみのチャレンジレースから開始。
和歌山競輪
観客は少ないが、選手が入場すると若手への応援の声が飛ぶ。
和歌山競輪
先頭員が号令とともに少し前の位置から走り出し、2周して避けてからが本番。1位は若手。他の選手に比べると見た目は華奢で、早めに先頭に出て心肺能力でぶっちぎっている印象だった。40代の私からすると、たまに40代・50代の選手がランクインすると嬉しい(予想は外れるけど)。
 何ラウンドかスタート近くで見て、今度はゴール近くで見たくなったので移動した。が、喫煙ブースが席より上にあって、一応囲まれてはいるもののドアは開いていて、スタンドでは風がいろんな方向に舞うのでどこに行っても完全に煙草の臭いから逃げることはできなかった。臭いがマシな場所を探し出して、L級レースにスタンバイ。
6R L級
ガールズ選手用の車体はカーボン製フレームで、ダウンチューブが太くてブランドロゴがよく見える。
6R L級
6R L級
ウェアがカラフル。腰の引き締まりで肩回りと脚の厚さが強調されて見えてかっこいい(体幹も厚いのだろうけど)。
6R L級
L級レースは先頭員が半周手前から走り出し、スタート位置に来たら号令が鳴り、2周半して避けてからが本番。体力の配分の加減なのか、残り距離は短いけども、その前までのチャレンジレースよりも駆け引き・探り合いが多いように見えた。
6R L級
L級1レース目は地元和歌山出身で賞金ランキング上位の吉川美穂選手が1位。和歌山競輪場では、和歌山出身の選手が1位になったときに、景品と交換できるボールを客席に投げ入れてもらえるファンサービスがある。L級では各レース1位の選手が投げ入れる。すごく盛り上がっていた。2レース目はやはり賞金ランキング上位の石井寛子選手が1位。
 ここで食堂に移動して昼食に。

和歌山ラーメンとおでんを注文。モニターで観戦を続けながら食べる。レースは約30分ごとに行われ、実際の走行は数分で終わるけど、投票に慣れていないので賭けると意外と忙しい。
 昼食後は、スマホの通信制限がつらいのでWiFiを求めてファミリールームへ。またドリンクを案内されたので、今度は温かいココアをいただいた。ファミリールームからはバンクがよく見えないので、主にモニターで観戦する。スタート前の集中力を高めるであろう仕草やレース展開のアップが見られるので、これはこれでよい。今度観戦するときは、モニターも見える席を選ぶかな。ちらっとバンクのほうを見てみると、A1・A2のレースになってから速度が上がっているように見えた。
 最後の12RはA1の選手のみだった。せっかくなので席に移って直接観戦することにした。A1は明らかに速度域が違い、素人目で見ても駆け引きが伝わって来た。私が勝ってほしいと思っていた選手は、マークがきつくてなかなか上位に上がって来れなかったように見えた。A級でこれなのだから、S級のレースだったらとんでもない迫力だろう。

□ もうかりまっか?
 丸一日、投票アプリ・車検販売サイトの新規登録特典の賭け専用ポイントを使って適当に遊び、回収率は57.3%だった。まあそんなもん…? 今回は1位がわりとはっきりしているレースだったので予想しやすかったが、日程が進んだりレースのグレードが上がったりすると難しそうだった。また、9車立てで当てられる気が全くしない…。とはいえ、最近はAI予想というのもあるので参考になりそうだ。一気に清算予定だったが、賭け専用ポイントが後から付与されたアプリがいくつかあり、まだ使い切ってないところもある。
 娯楽体験として競輪・競輪場は楽しめたので、観戦に行ってみてよかった。この記事が、競輪に興味はあるけど何から手をつけたらよいか分からない、という人の参考になれば。

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