2026年もSR獲得を目指して3本目。近場で200kmを無難に押さえておきたいところ。幸いオダックス近畿にはあるのだ。”のぼらないブルべ”が。それも年に何回も!
ルート
”のぼらないブルベ”は今年オダックス近畿で披露された新作ルートだ。
守口スタートで全く新しいコンセプトのブルべがスタートします。
タイトルに含む通りのぼらないブルべで、初心者に優しい、のぼりが嫌い、
ブルべは出たことあるけど完走したことが無い、どちらかというと登りよ
りも向かい風が好き、そんなあなたにピッタリフィットします。さらにこのブルべは2025年から2026年にかけて春夏秋冬の四季にそれぞれ
表裏(右周り・左周り)が開催されの8本すべて完走者には記念メダルの贈呈を
予定しています。
私が選んだのは反時計回り。時計回りと逆回りが2日連続で開催されるので、エントリーを間違えそうになった。実は、Twitter (X)で月1回ほどブロンプトンブルベねたをスペースで喋っていて、エントリー実況をしていてツッコミをいただいて気づいたのだった。あ、今後も時々やるつもりなので、よかったら聞いてやってくだしあ。

標高がギザギザしているが、一番高いのは京都嵐山の標高53mくらいで、累積標高は995mである。主に河川敷やサイクリングロードを走る。平坦だけど信号が多くならないよう工夫されている。登らないけども予想される懸念は、
・足を回し続けないといけないので意外と疲れる
・河川敷は遮る物がないので風が強いかも
・サイコンのナビゲーションでは曖昧になってしまう、河川敷or堤防のどこを走るか問題
など。一方で、平坦に期待して参加するミニベロの人が他にもいるかな、と思っていた。楽しみにしていた。
メタルクワガタ
当日朝、電車で受付に向かう。前泊が要らない場所で開催されるのは本当に恵まれている。出走の時間帯が複数に分かれていたため、人数は少なめ。すぐに車検、後からブリーフィングの珍しいパターン。

ちょうどブリーフィングのときからトイレに行きたくなり、トイレを探していて出遅れた。最初は信号が多く、皆ロードバイクなので私だけ微妙なタイミングで引っ掛かって、最初から一人旅となった。
淀川リバーサイドサイクルライン(通称: 淀川サイクリングロード)に入ってすぐ近くに簡易トイレはあった。トイレ、あるだけでありがたいし、トイレットペーパーもあるし、わりときれいなほうだった。奈落の底に落とし物をしないよう気をつけた。外に出て、自分が一番最後と思っていたら、後ろから声を掛けてくる人がいた。それが実質参加者との最後の絡みだった。
PC1まで北東に進むが、少し向かい風で22~23km/h程度しか出ない。くわえて、淀川名物 メタルクワガタ。大阪万博が開催されるにあたって、以前に比べると凶悪性の低いものに替えられたようで、降車しなくても通り抜けられる所が増えている。が、数が多いのでまだ走りにくい。

都会には都会の景観がある。


淀川は山崎(大阪府三島郡島本町)あたりで桂川、宇治川、木津川が合流してできている。

24.9km地点、PC1 御幸橋(ごこうばし)とPC3は同じ場所で、1時間前スタートののんびりペースの人たちや、すでにPC2から折り返してきた人たちがちらほらいた。

春の風景
PC2まで木津川サイクリングロードを南東に進む。風がやわらいで25km/h程度に回復。


桜や栽培しているお茶が見えた。景色が楽しめる。ポタリング日和でご近所さんっぽい軽快車や子供自転車のサイクリストも多かった。

PC2の山城大橋から、次PC3である御幸橋に26~27km/hで戻ってくる。ここが一番速度が出た区間。PC1とは自転車の向きが違うだけなので写真は省略。
やさしくない京都
PC4まで桂川沿いをまた北東に進む。いつの間にかサイクリングロードから外れて普通の道路に出てしまった。サイクリングロード沿いだから大丈夫だろうと、予習が少なすぎた。細かな時間ロスが積み重なっていく。
んでもって、鴨川に分かれた後の七条あたりでうっかり車道に出てしまった。京都市内でもこの辺りは特に大阪とは違った車の運転の荒さがあり、本当に自転車で走りにくい。川沿いに戻ろうとするも、車道から歩道に戻れない構造で困った。次の交差点まで嫌々進むが、混んでいて信号よりだいぶ手前で停車を余儀なくされる。
嫌気が差して、69.6km地点、PC4のコンビニで少し多めに買ってやけ食い。まだしばらく京都市内の車道走行が続くのだ。
次のPC5は嵐山。観光名所なので近づくにつれて人が増えてくる。桂川に架かる渡月橋を押し歩きしながらじわじわ進む。嵐山に来たのは初めてだったが、人が集まる理由は端からの風景を見たら分かった。山に川、桜。全体でまとまった美しさがあった。写真を撮ることもままならない人の多さだったけど。


昼下がりの駅は人が少なく、タイミングを合わせればこの通り。
再びサイクリングロードに復帰する。その手前の公園は花見で自転車がいっぱい。テントを張ってる人もいた。お花見が少しうらやましい。

向かい風
混雑を抜ければ再び走りやすくなる。

98.7km地点、PC7 長岡京のコンビニで遅めの昼食にする。麺類の気分だったが、時短のためトルティーヤにした。
ところで、嵐山の少し前から、時々左太腿付け根の奥が曲げたときに痛むようになった。1週間前の600kmブルベ(前回記事)の疲労のためだろう。休憩していると、その痛みが強くなってきてしまった。どうする…? 速度は落ちるが、サドルを上げて、太腿を中心とした回すイメージから、膝から下のみの振り子のイメージに切り替えて走ることにした。それでもしばらくは痛みが続く。つま先を内側か外側に向けて、痛みが少ない位置を探りながら走った。フラットペダルのなせる技である。
西国街道をこんな調子で走り、また淀川に戻ると、向かい風が強くなる。20-22km/hが限界。自転車で走ってる人もほとんどおらんて…。

旗の形でこのときの風の強さを想像してほしい。
ここは自販機やトイレがあって休憩できるようになっている。
サイクリングロードを走り続けて気づいたことは、補給をしようと思ったら、ルートを外れないといけないということだ。夏場は日を遮る物が少ないから暑くて消耗して、さらに信号がなくて停まるのが億劫になって補給が遅れるかもしれない、と思った。とりかいとぴあは重要な補給ポイントとなるだろう。水浴びだけなら公園に水道がいくらかあったように思う。
北摂
ひたすら南西に進み、いよいよ地元に近づく。摂津付近で神崎川のなにわ自転車道に入る。

ここから猪名川(いながわ)を北上する。通称 猪名川サイクリングロード。少しだけ千里川沿いに行って、大阪空港(伊丹空港とも呼ぶ)の飛行機と一緒に自転車を写す。老若男女、独りもグループも、とにかく人が多い場所。

次のPC11はコンビニで大した距離はないが、飲料が尽きたので豊中市伊丹市クリーンランドの公園(Googleマップ)で飲料を補充。通りからは見えないが、自販機とトイレがある。PC8の鳥飼で買っておけばスムーズだった気もする。
つくし生えまくる猪名川沿い。ブルベ中でなければ摘みつくしたかった…。悶々としていると、PC11で折り返してすれ違う参加者が挨拶してくれた。およそ3kmほどの差がある。200kmブルベでは後ろから視認できる見込みのない差だ。一人旅には慣れているが、もう少し他の人の気配を感じながら走れることが多いので、平坦だとローテーションを組めるロードバイクとこんなにも差が出るものなのかと溜息が出る。
149.8km地点、PC11のコンビニに貯金1時間20分で到着。もっと稼げると予想していたが、現実は甘くなかった。しっかり食べて休憩してから出発。
みんなどこへいった
見知った北摂の道をまた離れて大阪市内に向かう。日が落ちてくる。

自転車に乗ってる人も段々見掛けなくなってきている。最近、長男がよく歌っている中島みゆきの「地上の星」が頭の中でループする。

ほんまに自転車の気配がぐっと減ってだな…。
次は舞洲のコンビニPCだ。常吉大橋の坂道を登っていると、ボワーっとライトアップされた舞洲スラッジセンターが現れた。

何か感動してしまった。ここは大阪で有名なごみ処理場(正確には下水汚泥処理場)で、見学もできるそうなので、いつか子どもを連れて行ってみたい。

最後10kmは街中も走る。十三(じゅうそう)周辺でルートが分かりにくくて迷う。この辺りは何度か通ったことのある場所だが、Googleマップで予習しておけばよかった(´・ω・`) 間違って迷い込んだ階段付きスロープの写真をついでに上げておこう。

なかなかエグかった。スロープの真ん中にあるブロックの邪魔なこと。でもこれがないと無秩序になるのかもな。
淀川沿いをまた走る。メタルクワガタにまたご挨拶。暗くなって見通しが悪く、舗装がない所に行ってしまったり階段にぶち当たったり、堤防の上下両方にあるサイクリングロードに上がったり下がったり…。動線がぐちゃぐちゃですんなりとはいかない。
そして残り4km、予報にはない雨💢 レインウェアは持って来ていなくて、念のための防寒でバッグに入れていたモンベルのウィンドブレーカーを羽織る。持っててよかった。雨はわりと大粒で、サイコンのナビも見にくいくらいだった。ガーミンのファンファーレが鳴って、間違ってゴール受付に先についたのが判明。コンビニがゴールなのに、なぜ路地に入って行くのか不思議だったYo!


最後までクワガタづくしであった。
所感
ミニベロでも参加しやすいと思った登らないブルベ。今回は残念ながら同志に会えなかったが、Twitter (X)では過去の開催では何人か参加しているようだ。ミニベロ参加者のつぶやきを見ていると、時間に余裕はありそうなのに、なんかつらそうだった。実際に走ってみると分かる。大抵、普段はロードバイクで走っていて速度感を知っているから、単独走で遅れをひしひしと感じながら走るのに慣れていないのだろう。実は私もそう。本当は、申し合わせて複数人で走ったらきっと楽しいと思う。手を上げたいところだが、ちょっと予定が見通せない。
まだまだ続く守口発着ののぼらない系ブルべ。6月に300km、9月に400kmもある。ミニベロでのチャレンジャーはいらっしゃるだろうか。

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