チャイルドトレーラーで自転車キャンプツーリングin summer ~Part 3~: くわがたの森キャンプ場@兵庫県南あわじ市

この記事は約17分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含みます。

 チャイルドトレーラーとロードバイクの輪行+前泊+分割アワイチ(淡路島一周・2泊3日)のキャンプツーリング、Part 3は淡路島南側のヒルクライム区間を回り、諭鶴羽(ゆずるは)ダム公園に泊まるまでです。これまでの道のりは以下の通り。
準備編:

Part 1:

Part 2:

 今回の宿泊地は、海岸沿いのキャンプ場の予約がいっぱいで取れなくて、Google mapで探していて見つけました。諭鶴羽ダム公園の南側にあり、ネット上の情報をつなぎ合わせると、過去は市が運営していたキャンプ場だったが今はキャンプ場跡地として無料開放されているようです。さつきの園キャンプ場と隣接しており、東側のトイレに近くやや高い方がくわがたの森キャンプ場、西側でトイレから離れていて湖に近い方がさつきの園キャンプ場です。以下概要ですが、自分で得た情報よりネットから集めた情報多めです。

<くわがたの森キャンプ場>
・予約不要、無料
・火気厳禁
・炊事場なし・飲用水なし。
・ローカルルールでダム周りの道路は時計回り
・駐車場あり。
・階段あり。
・ペグが入らない所あり。
・トイレは水洗で和式と多目的用とあり。山の公園のトイレとしてはきれい。トイレットペーパーは持参推奨(なかったり湿っぽかったりする)。
・多目的トイレは水の流れが悪い。オムツ替え台なし。
・ゴミは持ち帰り(ゴミ箱はあるが蓋がない。管理されている物か不明。)
□周辺施設
・温泉: 南あわじクア施設 さんゆ~館 (ウェブサイト)…約4.3km

– – – – – – – – – –
<目次>
□めざせ、例のパラダイス
□自転車乗りが入る店(?)
□登るよダムへ
□水のありがたみ
□登るよダムへ その2
□朝(´·ω·`)

– – – – – – – – – –

□めざせ、例のパラダイス
 この日の行程は70.1km・獲得標高713m、岩屋港からのアワイチでいうとだいたい半分の位置まで+12km外れたキャンプ場までです。

前日のキャンプ場 OSAMU_BASE を出発してまず向かったのは、イオン淡路店の近くにあるコインランドリー。計画の段階ではイオンにばかり目が向いていたのですが、PLANT淡路店の駐車場敷地内にありました。洗濯・乾燥の間に涼むのを兼ねて店内に行ってみると、ホームセンターとスーパーが合体したような店で何でも揃いそうでした。アイスボックスとクーリッシュと冷えた飲料を買ました。モンベルのロールアップクーラーバッグに入れて飲み物を冷やしておく作戦です。
 洗濯が済んで再出発し、しばらく行くと洲本の町を通ります。洲本港からは土日祝のみ・1日4往復のみですが深日(ふけ)洲本ライナー(ウェブサイト)が運航しており、自転車ごと大阪に戻ることができるので万が一の撤退ポイントに決めていました。洲本を過ぎると病院やら自転車屋やら見つけるのが難しいので、自力で解決できないトラブルがあったら家族に車で迎えに来てもらう算段もつけていました。
 由良まで海岸沿いの景色は上々でしたが、子どもは道路側の車ばかり見ていました。座席が低いので多分あまり海は見えていないのでしょう。時々見える大きなクレーンに反応するくらいでした。
 由良を過ぎるといよいよ立川水仙郷の登り。記憶が正しければアワイチは過去に単身で2回していて、ここの登りは1回押し歩きしたことがあります。今回本当はスプロケットのローギアを28Tから32Tに変更したかったのですが、今使っているリアディレイラーが30Tまでにしか対応していないとのことで断念しました。チャイルドトレーラーを引くならここは絶対欲しい。若干ジグザグ走行をしながら、足付きなしで何とか例のスポットに到着です!

すごく達成感がありました。
 一方、子どもは登坂になると不機嫌です。走行速度が落ちると風がトレーラーに入って来にくいのも不機嫌な理由の1つかと思い、シートの空調とハンディ扇風機の強度を最大に変更しました。

DAIICHI チャイルドシート用 Air pocket2 (楽天市場)

 →在庫なく購入不可。類似品を新しい記事で紹介しています(→こちら)。

[広告]


□自転車乗りが入る店(?)
 昼食は淡路島モンキーセンターの手前のちゃりこに決めていました。自転車乗りとしては気になる名前ですが、チャリコとは真鯛の幼魚のことだそうです。

モンキーセンターの入口。大阪大学人間科学部が研究しているようです。

子どもでも食べられるしらす丼定食にしました。丼のうち、生卵としそ部分は私が食べましたが(ワサビを見落としていて泣きそうになった…)、半分くらい食べられました。普段からこの調子で親のご飯をねだるので、後から空腹を感じることがよくあります。支払いはPayPayを使いたかったのですが、Docomoの電波が悪くて断念しました。ツーリングでの現金使用の機会は結構多いですね。
 ナゾのパラダイスを越えて気が楽になっていたのですが、本当に大変なのはこれ以降でした。ここで”押し歩きマップ”を見てみましょう。

Aの灘土生海岸あたりがダメでした。距離は短いのですが、過去単身では多分足付きしたことがなくて油断していたし、昼を過ぎて暑くなったこともあって、すぐに息が上がってしまいました。

中間でこれを見たら、もうちょっと押そうかなと思いますね。

□登るよダムへ
 途中で県道76号線から南の分岐に行き、阿万海岸海水浴場までできるだけ海岸に近い所を通ることにしました。

これにより距離が2kmほど増えるので()、遠回りするのに何か動機づけが欲しくてGoogle mapを触っていたところ、何かの拍子に南淡風力という風車があることが分かり、それを近くで見ようとしました(実際には遠くからの方が見やすいのだけど)。

回っていませんでした。

大鳴門橋(鳴門大橋と呼んでいたのは俗称だった(汗))が見えます。遠くて動いているか分かりませんが、風車も見えます。
 阿万海岸海水浴場から諭鶴羽ダム方面へ北上していき、途中の商店マートキクカワで食料を買い足します。キャンプ場には飲料水がないので飲料を1.5L、火気厳禁で火が使えないので加熱なしで食べられるヨーグルトを朝食に買いました。写真を撮り忘れましたが、匠というヨーグルトでしたよ(ウェブサイト)。保冷剤代わりのクーリッシュとヨーグルトを買い足して、またモンベルのロールアップクーラーバッグに入れておきます。水がこの季節にしては少ないですが、その理由は後ほど。
 ここからキャンプ場まで約8km、171m登ります。準備段階で細かい計算している区間とそうでない区間とあり、ここは後者でそんなに登るとは思っていなくてつらかったですね。飲料だけでかなりの重さだし。

登れないというより心が折れていて、Bのアップダウンで2回くらい押し歩きしました。
 県道535号線に出ると少し勾配が緩み、もうキャンプ場まで一直線なのでがんばれます。

サイクリングターミナルゆずるは荘という施設があります。自転車のロゴもあって、昔はレンタサイクルもしていたようですが、今は自転車と全く関係ありません。屋外に自動販売機とトイレがありました。テニスコートで中学生くらいの子たちがテニスをしていました。

ダムに着きました。ローカルルールで周回道路は時計回りとのことなので、若干遠回りですがせっかくなのでゆっくり走ってみます。

この看板の近くに”火気厳禁”の看板もありました。

目印のトイレに着きました。木に囲まれていて涼しいです。予想していたほどの蚊もいません。駐車場もあります。
 キャンプ場に着いたのは、実は当初の計画から50分遅れでした。見直してみると、昼食のお店到着が5分遅れ、ちょうどお昼時で混んでいたのと食後の子どものオムツ交換などで30分遅れ、海岸に近い所を通ることで12分増えるのを換算していなかった(汗)、と残りが写真撮影・買い物などで、走行時間自体はほぼ予想通りでした。朝早く出発できたらよかったのですが、昼食の見通しが甘かったですね。あと、狭いトイレの個室で歩ける子どものオムツを交換するのはかなり大変です。

□水のありがたみ
 遅れた理由が到着直後には分からずショックを受けると同時に、テントが張れる場所があるか焦りました。幸い、本来のサイトではなくて狭いものの、トイレに近い所にソロテントなら張れるスペースがあったのでそこに決めました。トイレ臭もなく、湿っぽさもありません。本来のサイトは湖畔で、そこに行くためには階段を下りて行かなければならず、2歳児の面倒を見ながら荷物を手で持って行くのは倍以上大変そうでした。また、すでに2組のキャンパーがいました。サイトも私が決めたスペースも草刈りなど管理されているのでしょう。無料なのにありがたいことです。
 テントを張る場所が決まり、他の人が来そうな場所でもないので、先に面倒な飲料水の準備に取り掛かりました。トイレの水道の水が飲用ではなく、火気厳禁で沸かすこともできないということで、GRAYL(グレイル)のウルトラプレスピュリファイヤー(500ml)を持って来ました。

(楽天市場)

まあ自分1人ならお腹丈夫な人なのでそのまま飲んでしまうかなーというレベルで、使ってみたかっただけという面が強かったのですが、使ってみないと使い勝手はわからないもので使ってみてよかったです。使い方は、外筒に水を線の下まで入れ、浄水カートリッジ付きの内筒を上から押し込む、というシンプルなものです。が、
 ・水の量を線の下までにしても、内筒を押し込んだときに溢れることがある
 ・10秒で内筒を押し込んで浄水できるらしいが、硬くて10秒で押し込めない
 ・押し込むのが硬くて回すようにして入れると、水が溢れる
 ・浄水後の水を移して内筒を抜くと、外筒に数cm水が残っている
などと問題があり、慣れやコツがいるわけです。
これ、飲用でないだけできれいな水道水だからいいものの、災害のときにいきなりやることになったら怒るか泣くかですわ…。飲める水が当たり前のように水道から出て来ることは素晴らしいことだと実感しました。
 エバニューのウォーターキャリーに2Lくらい浄水を貯めたところで飽きて、テントを立てることにしました。ちょうど子どもも起きてきたので、一緒にやることにします。…テントやポールを取り出したスタッフバッグを取って逃げます…。

奥に湖面が見えます。

自転車との位置関係。
ペグはアルミでも容易に刺さる所と、ステンレス鋼でも刺さらない所があり、どういう地面状況なのか謎でした。こういうことが起こりうるので、ペグなしでも多少何とかなる自立式テントのほうがいいのかなとこのたびのツーリングを通して思うようになりました。1人ならペグの代わりに石を探しに行くのも楽しみの1つにもなり得ることですが、幼児と一緒ではちょっと無理なので…。
 荷物を3往復ほどでテント内に運び入れ、ヒグラシをキャッチ&リリース(私が興奮、子どもは後ずさり)した後、道端の木の下に座って遅めのおやつを2人で食べました。

ハイキングや犬の散歩をしている地元の人がにこやかに話し掛けてくれます。話によると、ここは鹿が多く、ダム湖にはカメやウシガエルが多いそうです。サル出没注意の看板がありましたが、お話しした人は見たことがないそうです。

□登るよダムへ
 おやつ休憩の後、お風呂に入るに行くことにしました。事前の電話での問い合わせで、来る途中にあったゆずるは荘で入れると聞いたので行ってみましたが、建物の中に入ってみると受付に誰もいなくて明らかに雰囲気がおかしい。従業員を見つけて尋ねると、日帰り入浴は3年前でやめたとのこと。いやいや、電話の話どういうことよ。さらに、今は一般に公開している電話番号はないとのことで、推測するにテニスコートを使っていた中学生っぽい子たちのような市内の団体などに限定して利用可能になっている模様。事前の調べでウクライナ避難民の受け入れ施設の候補になっているという神戸新聞の記事を見てはいたので、公共性の高い施設だとは認識していましたが。しかし、なんでここでホラーみたいになってんねん。―やり取りを続けているうちに、どうやらここの電話番号はここから約3km下ったところの温泉 さんゆ~館につながったようだということが判明。電話番号使い回すな(怒) 思い返せば、電話のやり取りで違和感がなかったわけではありません。もちろんこちらは「ゆずるは荘のことで」と聞いているし、あちらも施設名を名乗ったはずですが、お互い電話が転送されていると思わないし、たまたまお風呂に関する内容だったので何となく会話は成立してしまったのです。ウェブサイトがゾンビ状態なのは仕方ないところがあるけど、電話番号再利用はいただけない(もともとは市の施設だったので多分南あわじ市の問題)。
 さんゆー館では食事と入浴が可能なのですが、ここから下って、またキャンプ場まで4km・131m登るのは正直きつい…(ちなみにGoogle mapでは”ほぼ平坦なルート”になる)。こういうこもとあろうかと、テントに戻れば水で戻せる保存食とパンで何とかできるし、体はドライシャンプーを使って清拭もできる準備はあります。が、久しぶりに子どもをちゃんとしたお風呂に入れてやりたいという気持ちが勝り、帰りの登りは来たときより涼しくなっているし荷物も少ないからなんとかなるやろ、と行くことに決めました。
 さんゆー館までは下りであっという間でした。家と同じように食事の後に入浴することにしました。ちょうど夕食時で混み合っていて、きつねうどんを40分近く待つことになりましたが、子どもが読める絵本の種類が多くて待ち時間はそれほど苦になりませんでした。お風呂はいい湯でした。脱衣室におむつ替え台とおむつ用ゴミ箱があったのがありがたかったです。
 帰路の登りはあまり考え過ぎず、ゆっくり登りました。来たときよりは楽ですが、汗をかかないわけにはいきませんでした。テントは多少の防犯対策として、天井にライトを吊るしておき、インナーテントのファスナーには南京錠を掛けておきました。テント内は23℃でしたが登坂後で暑く、しばらくはハンディ扇風機を使いました。子どもはもう眠くてテントに入るなりゴロゴロしていましたが、寝入るまではウシガエルの大合唱で不思議そうな顔をしていました。私たちがいたところは道路に近かったからか、鹿など動物と遭遇することはありませんでした。

□朝(´·ω·`)
 早朝は肌寒いくらいで、シーツを少し足元に掛けました。今回初めてシーツとして持って行ったのはシートゥサミットのシルク/コットン トラベルライナー。

(楽天市場)


子どもがいなければ夏はシーツ・寝袋なし、寒くなれば服を適当に掛けるというのが元々のスタイルですが、あったほうが子どもが快適かなと思って。
 できるだけ早く出発したくて、前日よりさらに早く起きました。何の鳥かわからない声がしていましたが、しばらくしてやはりウグイスが鳴き始めました。浄水した水でサタケのマジックパスタを水戻しするなど、朝食の準備を始めました。結局のところ、浄水した水2Lは私と子どもの手洗いと、私の水分補給とパスタの水戻し、ボトルの飲料作成に使って少し余りました。飲料1.5Lの持ち込みと、夕食を外食したのが効きましたね。

今回持って行った保存食です。水でも比較的短時間で食べられる物を選びました。モンベルのリゾッタは水で5分と超高速、サタケのパスタは15分と、他の作業をしているうちに時間が経つ仕様です。
 朝食準備を始めるやいなや、子どもが速攻起きてきました。日に日に起きるのが早くなっています。と、ここで、先ほどまでは大丈夫だったはずのシーツが濡れている(T_T) オムツの履かせ方がまずかったのだと思うのですが、水分が漏れてしまいました。たまたまズボンは前日のを履かせていたので着替えはあります。シーツはこの日が最終日なので家に持ち帰って洗うことにします。シルク/コットン トラベルライナーは洗濯機でも洗えるのでよかったです。
 炊事場がないので、朝食はパンなどは子どもに直接手渡し、個包装のチーズなどを利用して、お皿を使わないで済むようにしました。ヨーグルトを食べるためにスプーンを使ったくらいです。帰って洗えばいいだけですが、一応アルコールティッシュで拭いて他の食器とは分けておきました。洗い物がないので片付けと荷物運びは速かったです。
 今日こそは早く出発をと思っていましたが、子どもが2回出すものを出して、テントとトイレを往復することになりました。いやむしろテント撤収前でよかったというか何というか…。トイレで落ち着いておむつ替えをするのが本当に難しい年頃なので。多目的トイレの水の流れが悪かったので、私の用足しのときは和式の個室に一緒に入ってもらいましたが、狭くてかつ何をしでかすか分からず、ひやひやしました。
 結局20分遅れで最終日スタートです。あとはアワイチを完成させるだけです。
Part 4はこちら:

コメント

タイトルとURLをコピーしました