来年2027年は4年に一度のブルベのお祭り、PBP(Paris-Brest-Paris)が開催される。ブルベを始めて最初のPBPイヤーは経験不足で見送り、2回目は1人目の育児で不安があり見送った。3回目の来年こそはと、練習として今年は初の海外ブルベ・右側通行を経験したいと思っていた。韓国で1200kmのLRMが開催されると知り、予定を調整した。
4年ほど前から輪行の手軽さからブロンプトンでブルベを走るようになり、徐々に距離を伸ばしているうちに、ブロンプトンでPBPを走りたいと思うようになった。なので、今回もブロンプトンで行ってきた。
ブロンプトン準備編
チタン製12速のT Line Exploreも持っているが、体格に合うよう少しカスタムしたスチール製6速のC Line Exploreで行く。準備は去年1000km走ったときとほとんど変わらない。

開催は6月6日で、韓国ではまだそれほど暑くはなく、もちろん梅雨もまだだ。ボトルはフードポーチの2本体制のみにした。先に結論を書くと、ボトルの数自体は問題なかったが、フードポーチの片方はごみ入れにしたほうが使いやすく、やはり車体にボトルケージを取り付ければよかったなと思った。
フロントバッグは、取っ手部分を除いて縦20cm×横23cmというサードパーティの特殊サイズのフレームに、モンベルのドライ アングラー ショルダーバッグ(450g・14L・#1126201)をAmazonのフロントバッグホルダーで固定している。完全防水でないと注意書きはあるが、何回かブルベで使用していてレインカバーの必要性を感じたことがない。

フロントバッグの手前にボトルを配置して低重心にしたいなと思って、バッグのフレームにモンベル アジャスタブル ボトルホルダー(旧式: #1123935)を取り付けてみた。

が、歩行時に持ち歩くだけなら多少逆さまになろうが問題ないが、車体に取り付けたら数kmくらいで振動でボトルが飛んでいったので、紹介したが一旦忘れていただきたい。
一般準備編
走行計画
土曜の朝6:00スタート(6:30・7:00も選択可)、90時間後の火曜24時が〆、1200km・累積標高9700mのわりと平坦なルートだ。「外国人参加者が多いので、簡単に作りました。」と韓国ブロンプトンランドヌールのソンさん談。

逆8の字のルート

ゴールは1時間の余裕をもたせた23時を目標にする。1000kmと1200kmは要求グロスが同じ(13.33…km/h)。600kmまでは600kmブルベの制限に準じてグロス15km/h以上で、それ以降はグロス13.52km/h(1000kmブルベを1時間残しで完走する速さ)で計画。1000kmの場合は2泊で計画するので、シンプルに1泊増やした。1000kmは睡眠面で若干無理している感があり、1200kmのほうが1泊増えて楽かな、と思っていた。結果、そうでもあり、そうでもなかった。ホテルは取らない派なので、コインランドリーとトイレが両立できる場所を探し、最終的に1日の走行距離は330・320・300・250kmの配分となった。1泊目と3泊目は同じ地点だ。ちなみにドロップバッグは折り返しの588km地点でのみ使える。中身については後述する。
ウェア&雨具・防寒具
これも去年1000km走ったときとほとんど変わらない。

マイクロファイバーのタオル、雨のときのインナーグローブを除外したことと、韓国ブルベでは必須の足の反射板を新調したことくらいだろうか。

通勤では100円ショップのアンクルバンドを使っていたが、レインウェアの上から取り付けると長さが不十分で安定性が悪かったので。
ダウンベストは、最低気温がせいぜい15℃だったので過剰で、念のため持って走ったがドロップバッグで送り返した。
想定外に役立ったアイテムはBuff(ネックゲイター)。乾燥しているのでダンプが通るとほこりがすごかったり、数kmにわたって異様な数の蚊柱(?)に遭遇して昆虫食を味わいかけたり。あれば便利だと思う。
仮眠グッズ
前回同様、エバニュー FP mat 100を40cm幅にカットして折り目を増やしたもの(125g)、Amazonで買ったカサカサ音が少ない静音アルミブランケット(90g)、SAMAYA NANO BIVY (実測239g)を持っていくも、結局いずれも使わず。ビビィはドロップバッグで送り返した。マットはフロントバッグの底に入れて、前垂れ(ライトにかぶさってくる)の防止に使った。

電子製品・充電機器

右上より、
□CATEYE GVOLT70×2本
□VOLT800NEO+カートリッジ
□エレコム モバイルバッテリー 20000mAh
□無印良品 急速充電ができるモバイルバッテリー付充電器 10000mAh
これを半分に分けてドロップバッグに入れておき、VOLT800NEO以外はバッテリーの残量があっても総入れ替えする。作戦としてはよかったが、距離の長い後半に容量の小さいモバイルバッテリーを回してしまっていて、完走を左右しかねない状況になってしまった。
続いて左上より、
□ジェントス LEDヘッドライト GTR-S31D(電池式)
□パナソニック アルカリ乾電池単3形 EVOLTA NEO
□充電コード類
□コンセントプラグ
□変換プラグ Cタイプ
ジェントスのヘッドライトは2023年から速さを必要とするブルベで使用。On/offしかないシンプルなライトで1晩で電池を1本弱を消費するのがやや難、光量はだらだら落ちるタイプだが、道の凹凸やサイコン画面を照らすのに役立てている。今回は夜間のトイレで大活躍。
食品
停車時間を減らすため、サコッシュに補給食を入れて走るのが最近のスタイル。普通のサコッシュだとどうしても前に落ちてきてしまい、400km以上で肩・首に痛みが出てきてしまっていた。確実に背中に回せる、肩紐と袋の端にベルト(クロスストラップ)が付いているサコッシュを選択。

補給食は基本現地調達として、アミノバイタル、ツゥラン、VAAMは持参した。

ジェルは、機内持ち込みする場合は以下の制限がある(預入手荷物は大丈夫)。
①100ml以下の容器
②容量1L以下の透明なジッパー付き袋にまとめる
ということで、アミノバイタルのジェル(100kmにつき約1本の計算で12本)と、チェーンオイル代わりのオリーブオイルを一緒に袋に入れて保安検査を受けた。VAAMの粉は、韓国では道端に自動販売機がなかったので、水道の水から飲料を確保するのに予想以上に役立った。
ケア用品
普段と同じアイテムを持って行った。特に役に立ったのは以下の通り。
・リップクリーム:空気が乾燥している。
・おしり拭き:都市の一部施設を除き、トイレに紙を流せない(備え付けのごみ箱に捨てる)。ゆえに紙が硬め。ウォシュレットもない。
・ティッシュ:上記の通り、トイレに紙が流せないし、紙すらないことも。
バッグ・工具・その他
下の写真は1000kmの装備だが、熊鈴を除いてほぼ同じ構成にした。韓国には熊はほぼいないそうだ。タイヤはドロップバッグに入れておく。

サドルバッグは、アピデュラ 防水タイプ レギュラー(9L)を選択。車体総重量は量っていないが、飲料込みで18kgくらいと推測する。

次回は海外(韓国)準備編。チャンカンマン キダリセヨ。


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