2025年の9月、東北サイクリングの際にモンベルでベアスプレー(熊よけスプレー)をレンタルしました。幸い使用することなく返却できました。その流れについて記事にしました。ちなみに、冒頭の絵は私が7年ほど前に中房温泉(Googleマップ)からロードバイクで下る途中、道路脇の藪の中からこちらを見ていたツキノワグマと目が合ったときのイメージです。向こうが”やべっ”って顔してました。
予約は早めに
今年の漢字、第1位は熊でした。

9月までは災害級の出没ではありませんでしたが、東北はカジュアルに熊が出るというイメージ。自転車は音が小さく速度が速く、熊と出くわしやすいという噂があります。夜間単独走行を予定していたので、熊鈴に加えてベアスプレーを携行することにしました。大阪在住の私が東北に行くにときは飛行機を利用します。スプレー類は飛行機で持って行けませんので、現地でモンベルのレンタルサービスを利用することにしました。

サイクリング自体は3泊4日で、前日に借りて最終日に返却します。この場合、レンタル日数は3日間になります。旅程によりますが、なんだか1日得したような気分になりました。レンタル日数は3日間からで、3日以内に返却しても料金は一律、最大5日間までです。予約は3ヶ月前からできて、利用開始の6日前まではキャンセル料は掛かりません。私が予約したのは1ヶ月前の8月でこの頃はまだ余裕でしたが、10月以降は早々に埋まったようでした。早めの予約をオススメします。
ウェブでの予約の場合、予約完了はメール1通のみです。正確には、スプレーを準備できない場合にのみ24時間以内に返信があるそうです。
受け取り・返却店舗は仙台店を選びました。ベアスプレー常備店舗です。その他の店舗でも申し込みは可能ですが、取り寄せになるため確認が必要だそうです。

モンベル仙台店はまさに都会のオアシス。

サイクルスタンドもありました。
受け取りには時間に余裕を
まず店頭でカウンターの店員さんに声を掛けて、手続きをします。レンタルできるのは18歳以上の制限があり、身分証明書が必要です。書類が何枚かあって、取り扱い説明を含めてそれなりに時間が掛かるので、閉店間際に滑り込みで行くのは避けるべきと思いました。行き先を尋ねられて、自転車なので行動範囲が広く、ちょっと答えにくかったのを思い出しました。今回はルート上で一番熊が出そうな地域、八甲田山方面と答えました。
レンタル料金と保証金を支払います。記事作成現在、レンタル日数3日間で2,500円、保証金は12,000円です。保証金=スプレーの本体価格なので、良心的な料金です。使用して残量がある場合はそのまま買い取りもできるそうです。仙台店の場合は保証金もクレジットカードで支払うことができましたが、使用せず返却できた場合の返金手続きの際に、同じクレジットカードが必要です。例えば、自宅に寄ってから返却しようと思って、つい普段用の財布で出掛けてきてしまって同じカードがない、ということになると厄介なので気を付けましょう。
取り扱い説明は特に難しいことはなかったです。返却時に3g以上減っていると使用したことになり、保証金は戻りません。わずかなワンプッシュで3g以上減るそうです。誤射を防ぐ安全装置は付いていますが、もし外れて誤射しても(財布はともかく)少なくとも人間はえらいめに合わないよう、使用しないときに入れておくジップロック的な袋も一緒に渡してもらえます。A5くらいのラミネートされた説明書も一緒に渡されました。自転車のパッキングによっては、説明書を入れておく場所がないこともありそうです。あらかじめ場所を確保しておくか、可能かは分かりませんが説明書を写真だけ撮らせてもらって受け取らないなど、対策が必要と思いました。
扱い方・携帯方法
ベアスプレーはセイバー(SABRE) フロンティアーズマン マックス ベアスプレー 234mL で、現在あらゆるところで入荷未定となっており、入手不能です。有効期限が4年ということもあり、個人が趣味のアウトドアのために所有するにはハードルが高そうです。
本体には誤射を防ぐための白い安全装置(セイフティークリップ)が付いています。
このクリップ(ピン)が外れて紛失すると悲惨なことになりますが、紛失防止のため紐で本体と接続されていました。上記のYoutubeのサムネイルでクリップに白い結束バンドが付いていますが、ここに紐を通す穴があるのです。また、ホルスターと一緒に貸し出しされるので、ホルスターに入れておけばまず知らないうちに外れることはないのではないかと思います。

ホルスターは本来バックパックの肩紐部分や、ベルトに通した腰回りに装備しますが、サイクリングではバックパックやベルトがないこともよくあります。

私の場合は、ハンドルに装着したフードポーチに入れました。普段はボトルや補給食、ゴミ袋などよく使う物を入れている”特等席”です。段差で飛んで行かないように、走行時はポーチの口を締めておきました。
重さは公称によると、ホルスターを含めて合計377gだそうです。持った感じは全然重いとは感じませんが、トータルのパッキングで考えたときにはそこそこの重量を占めます。スプレーを携行するのであれば、パッキングを一度見直すのもよいかもしれません。
返却にも余裕を持って
無事使わずに返却するときも、計量チェック、返金手続きでそれなりに時間が掛かります。繰り返しになりますが、クレジットカードで保証金を支払ったら、返金時も同じクレジットカードが必要です。ジップロック的な袋、ラミネートされた説明書も一緒に返却します。
まとめ
現在品質の保証されたベアスプレーの購入は品薄で難しくなっています。モンベルのベアスプレーレンタルは、1日あたり834円以下で利用でき、噴射したときも本体価格相当の支払いで済む便利なサービスです。熊の目撃・遭遇が増えている最近は、予約が早く埋まる傾向にあります。利用時は早めの予約を勧めます。
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