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BRM1020神戸

ブルベ
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 昨年(2018年)、初のSR獲得が懸かった600kmブルベのお話。前回の400kmの記事はこちら。

ネカフェでびゅう
300kmのブルベ後、荷物の軽量化をしたり、雨対策をしたりして400kmに備えた。 400kmのブルベの制限時間は27時…

 神戸発着ブルベといえばとにかく「登る」というイメージを持っていたが、この回は累積標高6000mに満たず常識的だった。コースの特徴としては、大山を通り急坂が多め、0時スタートなので前日の睡眠が肝、夜間は冷え込む、といった点だった。

 いろいろ計算を重ねた結果、370km付近に仮眠のための宿を取り、あらかじめドロップバッグを送っておくことにした。ドロップバッグの中身は着替えや補給食、皮膚保護クリームなど。宅急便コンパクトに詰め(注:当時は厚さ制限がなかった)、宿近くのヤマト営業所で受け取ることにした。レターパックプラスも入れておき、洗濯物や不要になったものはそれに入れ直して、最寄りのローソンから自宅に送り返すことにした。

 気温は最高23℃、最低気温8℃を想定し、冬寄りの秋装備(タンクトップインナー、薄い長袖インナー、半袖ジャージ、15℃対応ジャージ、ウィンドブレーカー、インナータイツ、レッグウォーマー、夏用ビブ、指切りグローブと冬グローブ)にした。

 さて前日、職場から定時ダッシュでネットカフェに向かい、シャワーを浴びて仮眠。4時間弱の睡眠をとった。

 当日、駅のコインロッカーに荷物を預けていざ受付へ。場所は少し分かりにくかったけれど、同じ参加者のライトを追いかけて到着。夜遊びの仲間がいることにワクワクした(^^)

 スタート後、最初はいわゆる信号峠で走りにくかったが、ペースが合う人についていくことができて楽に進めた。普段寝ている時間のためか、走り出して間もなく空腹を覚えた。登りでは予想以上に水分と補給を欲した。

 談笑しながらテンポよくクルクル回して進む白髪のおじ様方…次第に離されていった。…ああいう乗り方を年をとってもできるようにしたいと思った。

 寒いと言われていたほどには冷えず、200km過ぎの登坂途中では暑くなり、ウィンドブレーカーを脱いだ。今から思えば着込み過ぎてた感。

 昼には温泉街に到着するも、ヤマト営業所が開いているうちにドロップバッグを回収しなければならないので先を急いだ。お腹の機嫌でトイレ休憩と昼食をバラバラに取ったため、時間を思ったよりロスしてしまった。

 250km付近から山岳コース、いわゆる大山に突入。最大勾配はせいぜい12%台だったと思う。この頃は勾配が10%以上になると蛇行しないと登れず、腰が痛くなって2回止まったけれど、歩くことはなかった。下り区間は本当に一瞬で悲しかった。

 市街地に入ってからはしばらく平坦だったが、信号峠と股の痛みで速度を稼げなかった。股の痛みの原因がインナーの縫い目だと分かったのは翌年の話で、このときは登坂のときにサドル先端に座る時間が長かったからだと思い、ひたすら耐えた。

 べたぶみ坂を越えた315km地点で、自分の行程表での貯金がなくなってしまっていた。そこから宿まで山を含んだ約55km。今の自分だったら、そこまで行かないところで早めの地点で宿を取ると思う(^^; がんばって飛ばしてドロップバッグをヤマト営業所で無事回収し、山道も思ったより明るくて道がよく、宿のチェックイン時間にも間に合った。

 シャワーを済ませて2時間ほど仮眠して再出発し、予定通りローソンでレターパックを送った。かなり冷え込んでいたので(といっても7℃程度)、ホットコーヒーと夜食を摂った。

 愛用のパールイズミの冬用グローブは防寒面ではよかったが、握ると厚いため手がしびれやすくなった。

 400km地点のフォトコントロールではスタッフ さんが出迎えてくれていた(スタートや途中の有人チェックでもお会いしたけれど、いつ寝てるんですか…)

 それからしばらくは平坦だったので快調に飛ばし、誰かの前をひたすら引いた。いわゆるコバンザメが気になるときもあるのだけど、このときは前半では誰かに引いてもらったので平坦くらいはがんばろうと思ったのと、後方からのライトがあると路面が見やすかったので悪い気はしなかった。

 450kmを過ぎると少し眠気を感じるようになり、歌を歌いながら走った。歌のレパートリーが少ないのでつらいものがあった。。「眠くなったらグミを食べるといいよ」と聞いたことがあったけれど、グミの気分ではなかった。いずれにしても、口を動かすことが刺激になるのだろう。

 480kmくらいで右膝の痛みが出始め、500kmを越えると両膝・腰・臀部どこもかしこも痛い状態になり、速度がガタ落ちした。ただ時間に余裕があることは分かり、ミスコースをしても焦らず、神戸に近づいて信号峠が現れても悪態をつかず、ただただ痛みに耐えて、自分の予定より30分早くゴールした。
…それならもう30分多く寝たかったな。

 こうして初めての600kmでSRを獲得することができた。半分はドロップバッグと宿の課金のおかげだったと思う。

 ブルベ≒GPSを利用したリアル課金ゲー という認識で、ブルベ1年目を終えたのだった。

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