年末になるときっと面倒になるので今のうちに。
あまり乗れていなかったロードバイクにしっかり乗ろうと決め、1年で約5500km乗った。
雨の日に乗るつもりはなかったのにがっつり雨ブルベに遭遇した。
いろいろグッズを買ったし、いろんなとこに輪行もした。
乗った分だけ成長した1年だったと思う。
ただ、もうちょっと乗りたかったな、とは思う。
私の住んでいる所や実家は北摂と呼ばれる大阪府の北らへんである。
今年は自然災害のことを語らずにはいられない。
被害はそれほどなかったけれど、例年より非日常が多かった。
6月18日の大阪府北部地震。
自宅はガスが止まり、実家は壁が剥がれた。
ガスが復旧するまで、食べ物は仕事帰りに被災圏外から調理済みの物を買ってきたり、カセットコンロで煮炊きしたりした。
風呂にはきれいな水を少し貯めておいて、ポットでお湯を沸かしてバケツに貯め、水で薄めながら行水した。
足側から石けんを使い最後にシャンプーして、お湯を頭からまとめてかけるとお湯が節約できる。
自衛隊設営の風呂にもお世話になった。




本震が来たら(これが前震というウワサがあった)車で避難することも視野に入れ、被災圏外の職場付近で車のガソリンを満タンにした。
そもそも本震が来たら車で逃げれんやろう?と思うけど。
個人的には到底自転車に乗れる状況ではなかったけど、「災害対応自転車や~」と言ってドヤ顔でマウンテンバイクで来た上司もいた。
同じ北摂でも風呂の問題はなかったそうで、ちょっとイラッとした。
ひとつ慌てなくて済んだのは、サイクリング用に買い込んでいた大量の水と補給食があったこと。
幸い水道は止まらなかったけれど、買い出しに行っていれば物がなくて不安が増したことだろう。
地震が落ち着いて(といってもまだ月イチ弱くらい縦揺れの余震がある)、次に来たのは大雨だった。
普段は山のほうだけに出る避難勧告が自宅付近にも出て、「どこに崩れる場所あったっけ?どうやって通勤する?」なんて考えなければならなかった。
中国・山陰の被害は大きく、日が経って大雨のことを忘れかけた頃、サンライズ出雲の運休を直前まで知らずに泣く泣くキャンセルしたイベントもあった。
9月4日には台風21号が大阪を直撃。広範囲に停電になった。職場のネット回線も落ち、情報はスマホだけが頼りだった。
風雨が収まっても信号が点いておらず危険なので帰宅を断念。
奇跡的に電気の通ったコンビニを見つけて向かうが、横断歩道をなかなか渡れない。スマホのライトを掲げてブンブン回しながら、何人かの集団で渡った。
こんなときにブルベの蛍光ベストがあれば…ライトがあれば…。
翌朝、例の上司はやはり災害対応自転車でやってきて、どこそこのミラーや信号が曲がっていると、道路状況を教えてくれた。
なんだかマウンテンバイクも欲しくなってきた。
定期的なサイクリングは災害時の備えにもつながる—
憂鬱ながらにも、自転車やっててよかったと思えた。
ヘルメットまで標準装備だし。
今年も来年も、予定外での活躍がないことを祈るよ(人-ω-`)
2018年ふりかえり
その他この記事は約3分で読めます。
本ブログでは記事中に広告を含むことがあります。

コメント