寿命を迎えたものたち#3: イスカ ノンスリップピロー

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 約3年前に枕を新調する際に、枕を清潔に保ちたい、もしかしたらキャンプに持って行くかもしれない、という理由でキャンプ用品に買い替えた。

ついに「寿命を迎えたものたち」シリーズに登場である。

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<目次>
□寿命と判断した理由
□再購入(リピート)するか
□代替品はあるか

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□寿命と判断した理由
 寿命を迎えた枕はイスカ ノンスリップピロー。選んだ理由や使い勝手は過去記事を参考に。


家で寝るときはほぼこれを使用。キャンプに持って行くことは結局一度もなく、つまり畳んで収納袋に入れることはなかった。ちなみに、専用のカバーは1年くらいで洗濯しても臭いが少し残るようになり、代わりにフェイスタオルを使うようになった。枕の裏の裏のすべり止めはもともとあまり機能していなかったが、タオルを巻くようになって完全に封じられた…。枕本体は、たまに中性洗剤で洗ったりアルコール拭きしたりして、皮脂・髪の毛の臭いが移ることなく使えた。
 寿命と判断した理由は、ちょうど3年が経過して、セルフインフレータブルで自然に膨張するタイプなのだが、へたってきて十分な高さを維持できなくなったからだ。空気を吹き込んで厚みを出すこともできるが、頭のフィット感は落ちる。

□再購入(リピート)するか
 この枕の前に使っていたニトリの波型のウレタン枕が何とか10年間使えたことを考慮すると、本来日常で使うものではないので耐久性は足りない。でも、3年間1000日以上使えたということは、キャンプで時々使う程度であれば十分丈夫だろう。コンパクトに収納することで傷みやすくなることを考慮しても、使わないときは収納袋には入れず、高温を避けて保管すれば長持ちすると思う(高温になる部屋に置いていたキャンプ道具は接着の傷みが早い気がしている)。
 リピートするかというと、日常使用では耐久性が足りないのと、テンピュールがやはりすごく首に優しいので、テンピュールに買い替えようと思う。清潔対策は、厚めのカバーで何とかするしかない。子どもがおむつ卒業トレーニング中かつ寝相がひどくて足と頭が入れ替わるので、「枕だけは…枕だけはご勘弁を…」と思いながら最近寝ている。

□代替品はあるか
 ここまでは家で日常使いする場合のお話。本来のキャンプ・アウトドアで使うなら、少し空気を吹き込めばまだ許容範囲だと思う。イスカのノンスリップピローはセルフインフレータブルの枕の中では最軽量級で、かつ初期不良が少なくパンクしにくいという評判なので、代替品となると何かを妥協しなければならないだろう。セルフインフレータブルの中では一番推せる製品だ。
 私はもともとキャンプに枕を持って行かず、袋に入れた着替えを寝袋の収納袋に入れて枕代わりにすることが多い。それほどキャンプ中の枕にこだわりがない私だが、短時間の仮眠で満足感を得たいと思うときもあり、Twitter(X)で愛用者の多いニーモ(Nemo) フィッロエリートを思い切って買ってみた。値段は倍以上する。


セルフインフレータブルではない公称80g超軽量のエアーピロー。枕を持たない派だが、持って行ったほうがよいかな、と思うようになるくらいカバーの肌触りがよく軽量で、空気を吹き込むタイプなのに反発力が強すぎなくて気持ちがよい。
<まとめ>
 セルフインフレータブルの枕、イスカ ノンスリップピローの寿命は毎日使用すると3年程度で厚みが維持できなくなり、日常使いとしては寿命を迎えた。空気を吹き込むことでまだ使用可能ではあるが、頭のフィット感は低下する。
過去の「寿命を迎えたものたち」シリーズはこちら

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