SR600KR (紀伊山地リバース)、温泉&キャンプチャレンジ: 3. 葛城山・中尾ルート (完)

ブルベ
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 前回の2. 玉置山~北山村 編はこちら。

SR600KR (紀伊山地リバース)、温泉&キャンプチャレンジ: 2. 玉置山~北山村
前回の1. 泉佐野~龍神 編はこちら。温泉×キャンプ 1日目の宿は渡瀬温泉(わたぜおんせん)・おとなしの郷(さと) キャ...

Yeah! Yay!

 19:30、おとくろ温泉を出発してルートに復帰。北山川に沿って国道169号線を走る。山中なのに道が整っていてアップダウンも緩く、人家があったりなかったりで、夜間に通ると不思議な感覚を覚える。PC直前はダムの上(天端(てんば): ダム堤体の一番上部のこと)のやたら柱がある狭い道を走る。

ここの看板は暗いと分かりにくい。

すごい放水量であった。動画では緑っぽいが、実際にはライトで黄色味を帯びた光景で、轟音がしていて少し怖かった。

 この後はしばらく下り基調を快調に飛ばす。また登って、キャンプ場とヤマザキショップが見えたので”ここか!”と思ったら、目的地より1つ手前の下北山だった。落胆したので自販機休憩。温泉とコインランドリー付きだしここのキャンプ場でもよかったのかもしれない。

 さらに15kmほど進んで451km付近、道路を闊歩する鹿を避け、上北山温泉隣接のかもしかデッキに到着。予約していたお宿である。?キャンプ場っぽくないって? うん、分かってる。でも近くにコインランドリーと温泉、コンビニがあるので、今回求めていた条件は揃っているのだ。ただ何というか、ここまで来てすごく拒まれている感が強い。デッキに向かう道の入口には簡易の通行止めがされていて、関係者以外立入禁止と書かれている。案内もないしとても入りづらい。屋根や電灯、水回りがないことは分かってたが、

この雨足。左に見切れる不穏な文字。先にデッキに降りて偵察に行ったmasaさんより一言。

「ここめっちゃ滑ります」

 うん、やめよう✩ 私は折り畳み傘で頭を覆えば眠れる…と思っていたが、masaさんはそもそも屋根ありだと思っていたので用意がない。私も目のケア(前々回記事)が必要になってしまったので、水場がないのもちょっとつらい。自転車に乗ってもないのに、コケて怪我するのもアホらしい。―ちなみにこちらは1グループ1泊2000円、焚火不可(ガスコンロ可)、水道・トイレは近くの道の駅を利用、となっているのでご参考まで。

 場所を変えて野営する。トップチューブ下に取り付けて持参したマットは、この日の走行で泥だらけになっていて使うのを断念。こういうときは甘い物を食べて寝るに限る。

癒しのカフェ

 起きたら左目の目ヤニ、見え方は少しよくなっていた。痛みはもうない。初日に鼻をかむために4個も買った清潔なポケットティッシュが目ヤニを取るのに役に立つ。脚の疲労も、単独で走っているときより入浴と睡眠の時間が長いので抑えられている。雨は止んでいる。最終日にようやくつきが回ってきた。

 新伯母峯トンネルまで登りをがんばれば、しばらくは下りで稼げる区間だ。7時、496km地点から少しルートを外れて、ローソン 吉野リバーサイド店で朝食を摂る。軒先でくつろいでいると、雨が降って来た。また降るんかい。いや、止むやろ。雨が止んだのでレインウェアなしで再出発する。

 吉野山まではそれほど勾配はきつくない。多分逆周り(SR600KW)より登りやすい道。途中でトイレを見つけたのでありがたく借りる。

ここに来て、計画した時刻からの借金を返済、貯金ができた。

 吉野山は観光地。下りは急勾配のところがあったり、車も多かったりで走りにくい。道路脇の草刈りをされている所もあり、ぼちぼち下る。

 再び吉野川沿いに出るとしばらく稼げる区間が続く。

ここはいつも通り過ぎるだけだなと思っていたら、開いていることにmasaさんが気づいた。平日は10時、土日は9時開店らしい。それならグローブを買いたい。雨だった前日、最初は春秋用グローブに普通のテムレスを重ねていたが、グローブの中の縫い代の凸凹で手が痛くなり、テムレスのみはめていた。晴れて暑くなったのでテムレスを脱いで別のグローブを装着したい。

春〜秋の通勤用に使っているモンベルの手袋(#1130572)のアウトレット品を購入。ふとここで、相当な距離走っても、いわゆるロングライドで出がちなその他の手の痛みが出ていないことに気づいた。さすがマイオーダー車HGSBT、振動吸収がよいようで。

 時間に余裕があったので、モンベルカフェも利用した。1階で注文し、2階に運んでもらうシステム。店員さんが運んでくるのに結構時間が掛かった。セルフサービスでもいいんだけどな。

メニューはこちら(公式サイト)。

 いつもスルーしているモンベルに寄って、しかもカフェまでできてすごく満足した。

怪しい雲行き

 この後、CHARGE SPOTのモバイルバッテリーをmasaさんが返却するのに同行。最初ジムに行ったら、会員専用エリアにスポットがあり入れてもらえず。便利なサービスだが不便な所もある。

 和歌山県に入った。吉野川が紀ノ川になる。アップダウンをこなしながら、次のPCに挑む気持ちを整える。PC16 丹生都比賣神社に北から登る道は、とても急で長くて長い。3年前は当時2歳の長男とキャンプ道具をチャイルドトレーラーに乗せ、ほぼ押し歩きでここを登った。

若かったあの頃。当時よくやろうと思ったな…と思いつつ、今回は何もけん引してないのだから、意地でも足付きしないで登ることにした。暑い。 

境内の自転車ラックはなくなっていて、第一駐車場のトイレ付近に移動していた。暑かったので自販機で飲料補充、参拝した。そしたら雨がまためっちゃ降って来た。やっぱり今日も降るんかい。近くの建物の軒下に一旦避難し、レインウェアを着込む。知らぬうちにmasaさんが直売のトマトを買っていて、分けていただく。通り過ぎる参拝客が驚いた声を出して指差すのでその先を見たら、頭上にそこそこの大きさのスズメバチの巣があった。これほど寒ければいたとしても動きも悪かろう。トマトを完食する。

 雨の下りは寒い。13時、564km地点セブン-イレブン かつらぎ町東渋田店で補給。カップヌードル、ホット飲料で体を冷やさないようにする。ラスボス、葛城山(かつらぎさん)が待っている。

 葛城山は奈良と大阪の境にある。ヒルクライムのルートは7つあり、最も勾配がきついのが今回の中尾ルート。PC手前5~6kmで20%越えが連発。私は当然押し歩く。ビンディングシューズ&LOOK KEOグリップでは歩きにくい。

こんな標があって、やはりきつくて、その後に2つ目の標「また来てね」がある。その後は楽になったと思ったらそうでもなく。ヽ(`Д´)ノもう来ねえよ!ウワァァン (お約束) となる。

 意地で押し歩きせずmasaさんを追っていたら、

なんかあけびを採ってはった。

 もうパレードランだ。下りは犬鳴ルート。逆回りで登りのときはサラ足でそれほど困った記憶はないのに、下りだと落ちている小枝が気になる。こんなに急だったっけ。ディスクブレーキの恩恵を受ける。下るにつれて雨がやんで日が出て来る。論理的に考えれば納得できるが、気持ちとしては”一体なんだったんだ?!”となる。

ランドヌール部門の制限時間内に完走。

〆は…

 レインウェアで臭気を抑えながら輪行で帰る予定だったので、着替えは持って来ていなかったが、いざ完走するとやはり風呂に入りたくなった。セブンイレブンには服を売っていなかったのでわざわざファミリーマートに買いに行く。ちなみに、今回コインランドリーは使わなかったがインナーは替えていて、お尻はユニクロのエアリズムシームレスショーツとプロテクトJ1(製品サイト)で守った。

 近くのりんくうの湯に入ったときには、左目の目ヤニも見え方も治っていた。代わりに、右目が怪しいw 眼を傷めるのは、雨の日の濡れた手袋が不潔になりがちなのと、泥が顔に跳ね上がっていつもより汚れるからではないかと思う。

 湯上りは同じ建物のマクドで食べて解散。masaさんのオダ近パーフェクトチャレンジは、1000kmのエントリーが間に合わなくて結局達成ならずだったが、一緒に目標を追うのは楽しかったし、ひさしぶりに一緒に走れたいい機会だった。1000kmは私がエントリーしていたので、”代わりに走る”宣言をした。その走行記録は、後日サブタイトル (仮)「爆弾低気圧にあいにいこう」で紹介予定である。

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