今年から5歳児と習っているBMXフラットランド。電車で2台輪行して通っているが、たまには車で行きたいと思って自分の20インチをトランクに積もうとしたら、収まらないというレベルではなく入らなかった。我が家の車はトヨタ カローラ ツーリング。後部座席はチャイルドシートが2つ鎮座し、普段必要な荷物を積むだけでもわりといっぱい。今後、親子で自転車を持っていく活動範囲が広がる可能性があり、ルーフキャリアを装着することにした。
求めた条件
ロードバイクであれば、そのままの形やホイールを外して屋根の上に積むのがスムーズだと思うが、いろいろなサイズの自転車を載せるつもりなのでバスケット型のほうがよいと思った。取り付けた後に気づいたことだが、うちの駐車場はマンションの地下にあり、自転車をそのままの形で載せようとすると天井に当たるのだった…。走行中に高さ制限に気をつける必要があるのは分かっていたが、それ以前のことは考えていなかったし、駐車場に入るときにうっかり引っ掛かる罠があるだなんて!
バスケットを取り付ける土台として、まずルーフレール(ベースキャリア)という物が必要で、これには四角いバーの形状(従来式)と風切音を低減する流線型のエアロバーがあることが分かった。
ルーフキャリアの最大積載量(耐荷重)は40〜70kgで、自転車を2台載せる程度では気にしなくてよかった。
以上の2点だけ決めて、あとは近くのオートバックスにお任せすることにした。
車に合う条件
とある休日、整理券を取ってキッズスペースのある休憩コーナーで待って、店員さんに対応してもらった。まず前からみた形状を選ぶ。スタイリッシュなほうを選んだら必然的にINNO(イノー)のエアロバーになった。INNOの車種別適合情報はカーメイトで検索できる。

カローラ ツーリングのシステムキャリアで検索すると、このように出てくる。うちの車の型式は下段のフラッシュレール付きに該当し、スタイリッシュなのはXS400という4個1セットのステー(固定)とTR138という取付フックの組み合わせになった。
「詳細」ボタンを押すと、適合するエアロバーも提示される。前が全長92.5cmのバー(XB93BK)、後ろが85cmのバー(XB85BK)となる。
ここまでのベースキャリアの段階で、オートバックスで39,600円、Amazonで35,602円(時価)、楽天市場で見つけたセットで35,480円(時価)だった。
ここまでは特に問題なかった。が、バスケット型を取り付けたいという要望は、結局のところカローラの屋根が小さいため、取り付けられるラックのサイズが限られた。私がいいと思ったバスケットは大きくて取り付けることができず、自転車が載せられないサイズの物しか適合しなかった。なんと、急に自転車が載せられない疑惑が出てきたのだ(汗) 少し考えた店員さんが、すのこっぽいデッキに落下防止の柵を付けることで積載面を増やす提案をしてくれて、無事成立となった。
すのこっぽいデッキとはINA515 ルーフデッキ120で、サイズは幅120cm・長さ140cm(内寸 109cm×129cm×2.5cm)。商品説明の写真を見ていると、載せる物によってはこれ+ネットをかぶせるだけでもOK。
落下防止の柵とはINA515用のレールキット IN505。「ルーフデッキをバスケットタイプにするためのオプション」として販売されていて、10.4cmの柵(あおり)ができる。
バスケットタイプにするためのこの2点で、オートバックスで96,360円、Amazonで81,838円(時価)となる。ここに工賃が恐らくベース部分の作業に5,500円、ルーフデッキ以降の作業に3,300円追加となり、しめて144,760円。…ノアやヴォクシーを買うよりは安いのか…? 車本体は夫が3年で買い替える計画になっているが、残り2年でまたこれをやり直す羽目になるのか…? とりあえず、今考えるのはやめて未来の自分にぶん投げ、結論は先延ばしにすることにした。
載せる
製品の取り寄せに1週間弱掛かり、また休日に車を持ち込んで1時間半弱で作業をしてもらった。



かっこよくなった気がする✨(自己満足)
さっそく、BMXを載せてフラットランド(平らな土地)に向かうことにした。前日のうちに準備しておく。

まずBMXはハンドルが無限に回るので、ハンドルをバンドで回転しないようにしておく。写真とは異なるが、普段はR250のハンドルロック 輪行ベルトを使っている。
私のBMXは12kg弱の重さ。屋根に上げたり地面に降ろしたりするのは思った以上の重労働だった。155cmの身長でひとまず柵を越えて引っ掛けるように載せ、後部座席(ステップじゃないよ)に立って引き上げていい位置に調整する。載せるときより降ろすときのほうが大変で、一番最初に書いたように駐車場の天井が低いので、降ろそうと柵を乗り越えさせるとタイヤが天井に当たる。また、そのほかにBMXならではの載せにくさがいくつかあった。
その1: ハンドルが長い。
BMXのハンドルは70cm前後と長い。バスケットへの納まりが悪く、すのこの隙間から車の屋根に直に触れそうになる。

その2: ペグが凶悪。
BMXといえば、ホイールのハブの所に取り付けられたペグが特徴。これが前述したように、すのこの隙間に入る。これはもろにあらゆる物を傷つけ削り取るため、対策をしないと屋根に傷がつくのは時間の問題だと思われる。


汗だくになりながら何とか屋根を傷つけないように載せて、上にネットをかぶせようとしたが、
到底1人でかぶせることなどできなかった。ハンドルやペダル・クランクなどが邪魔になり、反対側に投げようにも身長が足りなくて投げられない。代わりに、ロード用輪行袋に付属のストラップで、ラックと車体やタイヤを固定した。

ちょっと心もとないので、次からは廃チューブを使ってみようと思う。
子供のBMXもハンドルを固定して前後逆に積んだ。




走行してみたところ、エアロバーなだけあって、ルーフキャリアによる風切音は全く聞こえなかった。ハンドルロックベルトの余った部分が、風にはためいてパタパタと音を立てるくらいだった。
さて、自転車キャンプが好きな私。親子2人で2台+下の子を乗せたチャイルドトレーラーの2台6輪ファミリーキャンプを今まで輪行でこなしてきたが、トランポできたら行ける場所が増えるのにと思っていた。このルーフキャリアならできるのでは…?


できそう!
とりあえず畳んだトレーラーと子供自転車が楽に載る。親の自転車をトランクにうまいこと突っ込めば…。
まとめ
カローラ ツーリングにルーフキャリアを導入したことで、今まで諦めかけていたBMX 2台の車載が実現できた。輪行とは違った移動手段を持つことができ、親子で出かけられるフィールドをさらに広げられそうで、満足度は高い。費用はそれなりに高額なので、本当に活用できるかどうか熟考する必要がある。
この記事が、これから自転車の車載やルーフキャリアの取り付けに挑戦しようとしている人たちの参考になればうれしい。









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