2025年のクリスマス頃、近場での雪道サイクリングを求めて、兵庫県豊岡市にキャンプに行くことになりました。子どもが温泉好きなので城崎温泉付近でキャンプ場を探し、見つけたのがこの植村直己冒険館 どんぐりbaseでした。ファミリー向けで屋外プランと室内プランがあり、料金が同じでしたので、たまには楽しようと室内プランにしました。当初は雨予報で雪は期待していませんでしたが、寒波が来るという予報に変わり、1日目が雨、2日目が雪になりそうでした。今回もブロンプトン+チャイルドトレーラー、ヨツバゼロの組み合わせで、5歳と1歳の子2人と一緒に行って来ました。
特急ダンジョン
大阪から冒険館の最寄り駅のJR江原(えばら)駅までは、播但線・山陰本線の特急のはまかぜで行きました。みどりの窓口で切符購入時に、チャイルドトレーラーをベビーカーモードのまま載せられないか相談しましたが、走行中に子供をベビーカーから降ろせない理由がない限りは折り畳まないといけないようでした。最後尾の席を親子2人分確保し、荷物は席の後ろに収納するよう言われました。チャイルドトレーラを畳んでの輪行は何度かやっていますので、”はいはい、了解です”という体で当日臨みました。

後ろの荷室にIKEAのDIMPA(ウェブサイト)を入れて、その中に荷物を詰めて、トレーラーを畳むときにまとめて荷物を出せるようにしておきます。

マットのような平らな物は、座席の足元に入れておきます。
梅田-大阪駅の乗り換えも予習していたのでスムーズに移動でき、準備万端で始発のはまかぜを待ちます。一番後ろの席になるのは播但線になる姫路駅以降で、最初は一番前の席です。
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まあね、経験上予想はしていたのですが、荷物を出してトレーラーを畳んだら、トレーラー内の荷物を席の足元に置くのがやっと。ブロンプトンを置くともちろん足は下せないし、車体は通路にはみ出る。荷物棚は親子2人分のリュックで埋まり、子供自転車とトレーラーはデッキに置くしかない。次の駅で車掌がやって来たのでやり取り。最近デッキに荷物を置かせない方針になってきているのは感じていますが、車椅子席もやはりダメ。多目的室に移るように言われました。車椅子席を荷物置きに使うよう指示された経験も過去あるのですが、多目的室は介助・介抱が必要な人のためだと思っていたので少し驚きました。まあ”多目的”ですからそのほうが合理的ですね。

でも写真のように平日の播但・山陰線のはまかぜなんて繁忙期でもガラガラで、観光列車のように席を潰してでも、追加料金を取ってでも大型荷物を置けるようにすべきと思うのです。新幹線の特大荷物スペースに空きがない問題もしかり。

とはいえ、多目的室なんてなかなか入れないので、これはこれでよい経験です。1.3人分くらいの幅の座席が1つと、対面に広げられる座席(?)が1つあります。狭いですが、長男と一緒に座れなくはないですし、騒いでも気にならないのはよいですね。



江原駅に到着したら大雨でした。
ぼうけんのはじまり

雨具を着て、輪行を解除して、昼ご飯を食べに行きます。コンビニもありますが、駅近のオレンヂ日高店(Googleマップ)にしました。本当に大雨で、入店時にレインウェアを拭くのが大変でした。店内は上着が要らないくらい暖かく、出たくなくなるほどでした。セルフサービス要素の多いファミレスといった感じ。メニューは豊富で、”コンビニレストラン”と銘打つだけのことはあります。大食漢な1歳児に私のチーズリゾット(980円)を半分近く食べられてしまい、デザートにコーヒーゼリーを追加しました。
すぐ近くにコンビニがありますが、特に忘れ物もないので寄らずに進みます。駅から約4.3km、およそ40分、緩い登りを長男のペースに合わせて休み休み登っていきます。段々と休憩間隔が狭くなっておかしいなと思ったところで、重いリュックサックのせいだと分かり、私が持つことにしました。気づくのが遅くてごめん。子供用の20Lのリュックですが、両腕を同時に通すと155cmの私なら窮屈ながら背負うことができました。

荷物がなくなったら最後の坂以外はスイスイでした。
冒険館 (展示)
駐車場を巡るも駐輪場が分からなかったため自転車は適当に停めて、1歳児と荷物ごとトレーラーと一緒に入館。しっかり降られてずぶ濡れで、これまたレインウェアとトレーラーを拭くのに時間が掛かりました。チェックインは15時。宿泊料金にはチェックイン後から翌日終日、全館の利用料金が含まれます! 展示は来てよかったと心から思える内容でした。前回記事にまとめました。
最初に小さいホールで動画を視聴しました。長男がウロチョロしつつも暴れずに動画を見ているのが意外で。成長したのか動画の内容によるのか…。
隣は体験コーナー。

1歳児に展示案内をする長男。

そりとテントが気に入ったらしく、長いことここにいました。私は重いリュックを背負う体験。背負えなくはないけど…って、歩いてみようとして繋いであるロープに引っ張られました…。

「シロクマだよ、大きいね」と言ったら、「ホッキョクグマだよ」と返されました。いつも私が言っていることですね、はい…。
洞窟探検の展示で、トンネルをくぐる体験も気に入って何度も通り抜けていました。体を動かすのが本当に好きなんですね。
CAFE iNUUK (カフェ イヌーク)で長男にバナッペ(フローズンバナナジュース)を買ってやり、私はケーキとカフェラテで休憩。…としたかったのですが、寝ていた1歳児を長男が起こしてしまい、ケーキの半分は欲しがる1歳児に食べられてしまいました。
どんぐりbase・ぼうけんステイ
いよいよ目的の遊具&宿泊施設のどんぐりbaseに移ります。スタッフさんに案内されて廊下を渡ります。駐車場からは離れていて荷物を運ぶのに車と往復するには不便ですが、基本は手ぶらキャンプで済ませられるようになっています。テント・焚き火台は持ち込みは禁止で、調理スペースもないので、せいぜい食料品・服くらいかと思います。食事付きプランには火器のレンタルが含まれています。ちなみに、飲酒および酒類の持ち込みは禁止となっています。
一通りの案内を受けている時間を待つこともなく、子どもたちが遊び始めました。

たくさん遊びました。私も登ってみましたが、最初はちょっと怖かったです。子供たちのまねをして上のほうからコロコロ転がったら、腰がグギッとなりかけたのでやめました。体の柔軟性の落ちた大人は要注意。
地階には小さい子用の滑り台や平均台、マットなどの他、三輪車がたくさんありました。

普段私の後追いしかせない、かまってちゃんの1歳児に突如独立心が芽生え、三輪車をひたすら押し歩いて、呼んでも寄って来なくなりました。
この日の宿泊は我が家だけで、思う存分遊ばせることができました。多少目を離しても2人とも安全に遊べるのがとてもありがたく、私もゆっくり過ごすことができました。

テント設営もおまかせです。19時前になると館内放送が流れ、夜の冒険館探索「ワンダーナイトミュージアム」が始まります。クイズの台紙を手渡され、薄暗い館内を回ってシールを貼って回答。昼間に回ったのでさくっと終わり、記念品をいただきました。
焚き火
どんぐりbaseに戻って夕食にします。屋内のテーブルと座布団のある飲食スペースで、1歳児の夕食を先に済ませ、自分たちの準備に取り掛かりました。この日は「大人なBBQ」付きににしていたので炭火でBBQにします。

キッズメニューはワイルドハンバーガーセットでした。風でゴミが飛んで少し大変でしたが、豪華な夕食でした。持ってきたマシュマロを焼いてデザートにして、プレゼントされた薪1kgで焚き火開始。焚き火をしたいと言っていた長男は、いざ始めると屋内に遊びに行ってしまいました。始めるのが遅かったので全部を燃やし切るのは無理だったので、半分だけ使いました。
21時に宿直の方が来て、火の番・処理をしてくださったのがとても助かりました。今回は2泊3日の旅程で、次の日は城崎温泉に自走してキャンプする予定だと話すと、走りやすい道を教えてくださいました。「今夜、積もりますよ」と言われましたが、天気予報は最低気温がせいぜい-1℃で、時間積雪量は0cmが並んでいたので、ピンと来ませんでした。
焚き火をお任せできたので、さくっとシャワーを浴びて次の日に備えました。
朝の雪

翌朝、雪。予想通り、それほど雪は積もっていませんでした。これなら道路は走れるかな。
7時、宿直の方よりA3の印刷マップをいただきました。

子どもには無理だろうと思われていたかもしれませんが、さすが冒険館。無理とは言われません。ありがたくて感動しました。
朝食セットのスープを湯せんで温めます。どんぐりbaseの地下の赤ちゃん用スペースに湯沸かしポットがあるので、お湯を使って時短しました。


温まった鍋でパンも温めて柔らかくします。
朝食後、長男の希望で工作をして、少し遊んでから出発することにしました。

晴れていれば本当は農業体験があり、そこで収穫する予定だった巨大な大根をいただきました。トレーラーなら運べますね。

最後に冒険館を回って、城崎温泉に向かいます。次回、後編に続きます。
以下、植村直己冒険館 どんぐりbaseのキャンプ(グランピング)のぼうけんステイについてまとめます。
ウェブサイト
タイムスケジュール (2025年5月版)
インスタグラム
予約: 2026年4月以降はウェブサイトの右上ボタンより(3月31日まではなっぷ)
□特徴
・ミュージアムの鑑賞もOK
・チェックイン~翌日終日の施設利用が可能
・手ぶらキャンプ可能
・夕食・朝食予約可能
□利用期間
・通年 (火・水曜日は休み)
・チェックイン 15:00~17:00
・チェックアウト 8:00 (屋外テントは9:00)
□利用料
・大人 6600円~ 3歳~中学生 4400円~
・室内・屋外テント(通常)は同料金
・屋外特別テントは別料金
□その他
・酒類の持ち込み、飲酒禁止
・スマートフォンの充電は可能
・ごみ捨て可
・シャワーあり
・自販機あり
・バリアフリートイレあり
・湯沸かしポットあり。電子レンジはない。
□周辺施設
・コンビニ ミニストップ 日高久田谷店…約1.1km
・JR江原(えばら)駅…約4km
・バス停(イナカー、全但バス) 植村冒険館前(Googleマップ)…徒歩3~4分
・入浴施設: 神鍋温泉ゆとろぎ(道の駅 神鍋高原)…7.3km





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