ノーガード派も気に入る:モンベル(mont-bell) GORE-TEX オールラウンド ハイソックス

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 雨の日に自転車に乗るとき、通勤だろうとロングライドだろうと靴に特別な対策はしていない私。防水ソックスモンベル(mont-bell)の防水ソックス、GORE-TEX オールラウンド ハイソックス がアウトレット価格で売られていたので買ってみた。2025年秋の雨のロングライドで1回使用して「あってもなくてもよいかな」と思いつつも、その後も雨天予報のライドでは持ち物リストに入れているので、本当は気に入っているのだろう。こういう快適性に関するグッズは、足の状態、普段の靴・靴下の種類、雨との付き合い方で、必要か否かが分かれる製品だと思う。一般的なロードバイク乗りとは違う私の使い勝手や感想をまとめた。

ノーガードでいける理由

 私が最も乗っている車両は、通勤に使っているフラットペダルのブロンプトン。ゴアテックスのウォーキングシューズに、へたってきたカーボンインソールを入れて乗っている。

水溜まりに突っ込まない限りは、だいたいこれで時間雨量2mmくらいまでは耐えられる。3mm以上になると、レインパンツから伝った水がベロの上から入り込んで靴下に染み込み始め、5mm以上になるとぐちょぐちょになる。防水性のよい靴は、一度水が入り込むと抜けにくい。職場では靴を履き替えるので靴下も替え、履いてきた靴は靴乾燥機で乾かす。

 この靴でキャンプしたりブルベを走ったりするので、そのときは1日の行程が終わるまで濡れた靴下のままだ。私の足は、蒸れや指・爪の刺激ですぐ痒みの強い水泡や湿疹ができてしまうトラブル肌だが、”第2の皮膚”として5本指ソックスを履くことで、だいぶ普通に生活ができるようになった。

ソックスが濡れても乾くまで待ってきちんと軟膏でケアすれば、普段同様のレベルで維持できる。自転車の場合、徒歩に比べて足に荷重や擦れが加わらないので成立する話だと思う。タビオの5本指ソックスは分厚いので、濡れてもあまり冷たくない。これは私が寒さに鈍感ということもあるが。

 ロードバイクのときはビンディングシューズを履いている。隙間や穴が大きく、ウォーキングシューズと比べて簡単に中が濡れて指が冷たくなるが、水はけは悪くない。私の感覚だと、氷点下でなければ5本指ソックスだけで乗り切れてしまう。もっとも、以前にいろいろ試した物はあって、例えば、

つま先に引っ掛けるタイプで、靴の形とフィットしなくて何となく気になる、後ろのファスナーがふくらはぎに当たると痛い、というのが使わなくなった理由。

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R250 防水シリコンシューズカバー(廃番)は、持った感じが重くて使わなくなった。左右で165g (Mサイズ)なので数値的にはそれほどでもないのだけど。まだ新品のMが家に残っていたので、欲しい人いたらフリマ価格で差し上げます。

 他にも靴の外にレジ袋や長靴用カバーを付けることもやってみたが、停車で足を着いたときにズルっと滑ってからやめた。外側ガードだと多かれ少なかれこの問題がある。レジ袋を履く内側ガードは、濡れにくいけども蒸れによる不快感と痒みで不採用。濡れと蒸れ、そちらも水分のはずだが、外的要因か内的要因かで感じ方が変わるのが不思議だ。

 

使い方

 透湿性がある防水ソックスでも、”靴に水が溜まったら、踏む圧で蒸れの水分が抜けなくなるんちゃうん?”と思っていて、絶賛する人もいるので気になりつつも手を出してこなかった。購入した切っ掛けは、最初に書いた通りアウトレットで安くなっていたから。なので、この製品(#1118611)は廃番予定でもうXSサイズしか残っていない。本当はハイソックスでないほうがよかったが、普通丈は残っていなかった。

 足のサイズに合わせて購入しても、生地にはかなり余裕があってだぶつきがある。そのため、5本指ソックスの上に履いてみたところ、生地は薄いにも関わらず靴がきつくて無理だった。そこで、氷点下サイクリングでメリノウールソックスを履くときに下履きにする、シルクの5本指ソックスを使うことにした。

正確にはシルク70%の製品で、100%と比較すると厚くて硬くて伸縮性が劣るが、保温力と通気性を備えていて安価でスポーツの用途には十分だ。私の場合は自分の皮膚の保護のため5本指ソックスを履くのだが、付属の使用上の注意にも「靴下の上から着用されることをお勧めします。」とある。爪で生地が傷つくことがあるためで、他社製品も同様だそうだ。

  

使い心地

 最初に使ったのはブロンプトン・ウォーキングシューズの組み合わせで走ったこちら。

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初日およそ18時間ほど雨だった。ブロンプトンには泥除けがあるが、水溜まりに入ると限界を超えて足首に水が掛かる。ノーガードの普段なら、だいたいその瞬間が冷たくて”あぁ…”と諦めの境地になるのだが、防水ソックスを履いているとその萎える気持ちが生じない。水溜まりを極力避けていた乗り方が、許容して思い切りよく進めるようになって、スムーズになった。それがグロス向上につながるかというと、途中で着脱することを考えると、ノーガードのほうがやはり早い。

 ウォーキングシューズは水抜けが悪いので、靴の中に水が溜まって踏んだときの、あのぐじゅぐじゅ感がして気持ち悪い。休憩のときに防水性を疑ってソックスの中を見てみたところ、インナーソックス・足ともうっすら汗による湿り気はあったが、濡れてはいなかった。皮膚のふやけもなかった。きちんと防水していた。18時間で雨がやんだものの、靴の中が乾かないと脱げないのが悩みどころだった。結局+6時間以上、装着から24時間以上経って脱いだ。その間、汗で蒸れて皮膚が痒くなることもなかったので、さすがはゴアテックス。着脱に時間が掛かるのが懸念点なので、いつ雨が降るか分からないときは早々に装着して、止んでも時間に余裕ができるまで装着したままでも問題なさそうだ。水抜けのよいビンディングシューズならなおさら大丈夫だろう。

 ハイソックスだったので、ふくらはぎがちょっときつかった。でも、そうでないとずり落ちそうでもあるから仕方ない。私はレッグカバーかレッグウォーマーを使っているのでその上に履くが、直接肌に装着する人や皮膚が弱い人は皮膚を傷めるかもしれない。

 

限界点(想像)

 その1。これはあくまで秋の話。梅雨や夏場はもっと蒸れると想像する。暖かくなって乾くのが早くなれば、ノーガードに戻るかもしれない。

 その2。この製品は廃番であり入手困難。モンベル製品が脱フッ素化合物の生地を使う方向になり、ゴアテックスからモンベル独自素材のドライテックに変わりつつある。後継品はドライテック ストームハイソックス(#1118970)で、普通丈はドライテック ストームソックス(#1118969)になる。

定価はドライテックのほうが安い。私の回りでは、レインジャケットに関してはゴアテックスのほうが好きな人が多い。蒸れの感じ方が変わるようだ。靴下はそこまでシビアでない気がするが、どうだろうか。

 

まとめ

 モンベルのGORE-TEX オールラウンド ハイソックスは、シルクのインナーソックスと組み合わせて履くと、雨天ライド中の濡れ・蒸れ両方の不快感を減らしてくれる。残念ながら廃番だが、後継にドライテック ストームソックス/ストームハイソックスが出ている。

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