切っ掛け
先日10月10日(金)〜12日(日)の3連休に岡山市で行われた、BMXフリースタイルの全日本選手権を観に行きました。

今年4月から長男と一緒にBMXフラットランドを習っているのですが、子どもが普段全く技の練習をせず、同年代の子が出る大会でも観て刺激を受けてくれたらと思ったのです。前々から先生に聞いて日程を教えてもらっていたのですが、直前にようやく都合がつき、2日目の予選、3日目の決勝を観られることになりました(フラットランドの初日は練習のみ)。3連休だったので宿の値段が高くて、2日目当日早朝の新幹線で会場に向かいました。
会場

岡山駅から歩くこと十数分、選手の受付開始よりも前に着きました。場所は杜の街グレースという複合商業施設の北側で、フラットランドとパーク両方のステージが設置されていました。




10回目の大会ということですが、フリースタイルパークのほうが最初で、フラットランドは第4回から(?)なのだそうです。


パークの方は、有名なオリンピック選手の中村輪夢選手が出場していて、ネットニュースでも話題になっていましたが、フラットランドはオリンピック種目ではないのであまり話題になりませんね。 日本人強いのに…。派手なこと好きな長男はパークを観たがるかな、と思っていたのですが、「ヘルメットかぶってるから顔が見えないね。」と言って、主にフラットランドを観ていたのは意外でした。
予選
6歳以下の男子、キッズ6アンダーの出番は一番最初で、3人出ていました。うちの子と同じ年か1つ下でも、もうこんな技をするんだなーと思って見ていました。私がBMXの練習をしているときは、”自転車を扱う”という感じなのですが、この子たちはもうBMXを完全におもちゃにしていました。

次はガールズ・ローというカテゴリーで、女子は14歳以下がまとめられていました。女子は競技者が少ないからかな? 女子の技は”あやとりのような”複雑な動き、正確かつ個性的な技が多かったように思います。目が惹きつけられる!
さらに次のボーイズ7-9は、ガールズ・ローよりもスピード感があり、低年齢でもすでに男子の力強さが出ていました。メイク(最後の決め)は女子のほうがきっちりしている印象ですが、どの子もナイストライ。
その後、男子のエキスパートのカテゴリーは大学生くらいの選手。…と思ったら、41歳のパークとフラットランド二刀流の選手が…!(濱田敬選手) 体力的に大変そうでしたがナイスファイトで、同年代として心を動かされました。
ここで子どもが休憩したがったので、コンビニに買い出しに行ったりトイレに行ったり。

戻ってくると、女子エリートが始まっていました。女子は3人。昨年2025年のUCIアーバンサイクリング世界選手権で表彰台を日本勢で独占しており、まさに世界最高峰の戦い…!ガールズ・ローよりもスピードとダイナミックさが増して、スピンもたくさん披露されました。さらに個性も際立っていて華があります。
次の男子エリートには、私たちの先生も出ていました。スピン系に加えて、ステージ全体を使ったダイナミックな技に目を奪われます。
JFBF(全日本フリースタイルBMX連盟)公式の予選の動画はこちら。
この後も私はもっと見たかったのですが、長男のほうは最初からずーっと「虫取りをしたい」と言っていてもう集中していなかったので、ホテルに向かいがてら途中の公園で虫を捕まえました。この日はすごく暑かったので、仕方なかったと思います。屋外観戦ということで防寒着は持って来ていましたが、最近涼しかったので帽子を持って来るのを忘れた私のミスです。
本戦
翌朝、寝坊をしてしまって急いで会場に向かいました。キッズ6アンダーの決勝にギリギリ間に合いました。前日よりも難しい技をバチバチ繰り出します。グルングルン(技の名前が分からない)と決めた樋口鷹哉君が優勝。

ガールズ・ローは最年少の7歳女子(小林由乃選手)が、14歳のお姉さんたちを圧倒して優勝。メイクした後の余裕の決め顔バースピンが印象的でした。


ボーイズ7-9は接戦で、難易度を上げてチャレンジするも最後メイクできず順位が上がらず…といった姿が見られました。そのあたりの作戦も、もう考えないといけない年齢なんでしょうね。
エリートカテゴリーは、持ち時間2分(だったかな?)で2回やって、高い点数のほうで順位が決まるパターン。1回目終了直後に点数が発表されます。女子3人とも、それぞれ個性的な技の披露の連続でしたが、やはりミスなく最後メイクするというところが決め手。1回目で他を圧倒した戸高千翠選手が優勝。2回目は挑戦中の新技を披露しようとしてくれていたようです。
男子エリート。

男子エリートは攻めの技の展開ゆえに順位が最後まで読めなくておもしろかったです。私たちの先生は惜しくも表彰台を逃しましたが、長男がしっかり応援している姿が見られたので、母さんとしてはその点はよかったかな。優勝は41歳の佐々木元選手。同年代の活躍は励みになります!表彰台最年少は2位の15歳の菱川高虎選手(地元の岡山)で、年齢差は実に26歳。それがこの競技の魅力の1つでもあると思いました。
JFBF公式の決勝の動画はこちら。
変化
親子ともに前日の疲れもあって、結局男性エリートを見たところで帰りました。帰宅してから、私の思惑通り、長男は少し技の練習をしてくれるようになりました。今まで他の人に失敗を見られるのが嫌だという理由で個人レッスンしか行きたがらないタイプでしたが、「ほら、あのとき見たみたいに、みんなで順番に練習するのはどう?」と聞いたところ、 フリーライド(何人かで集まって順番に練習する)にも興味を持ってくれました。もう少しできる技が増えたら連れて行ってみようと思います。
私は私なりの収穫がありました。今回脛ガードをしている選手を見かけまして。脛打ちでの流血がちょっと練習に及び腰になる理由の1つなので、買って使ってみようかなと思います。
それにしても、まさかロードバイクからスポーツバイクを始めた私が、ロードレースやクリテリウムの大会よりも先にBMXフリースタイルの試合を見に行くだなんて。人生分からないものですね。

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